430.良好な人間関係を築くために

周りとの関係性がうまくいく人とうまくいかない人がいる。この差はなんだろうか。少しの違いが大きな違いとなって人間関係に反映される。

僕は人間関係を構築するのがうまい方だと思う。謙遜しても仕方がないので。初対面の人でも打ち解けるのに時間はかからない。これまでの人生において、人間関係でめちゃくちゃ悩んだ経験はあまりない。もちろん僕の周りには素敵な人ばかりだったことが大きく影響しているのだけれど。本当にありがたい。

僕が人間関係を構築する上で大事にしているのは、言葉をプレゼントとして使うこと。相手に喜んでもらうためのプレゼント。僕たちは言葉を介してやりとりをしている。話す時もそうだし、テキストでのやりとりもそう。この言葉のキャッチボールを僕は大事にしている。

例１）
A「明日よろしくお願いします！」
B「明日よろしくお願いします！楽しみです！」

例２）
A「今日はありがとうございました！」
B「楽しくて時間があっという間でした！ありがとうございました！」

同じ内容のメッセージを送るにしても、一言付け加えるかどうかで相手が受け取る印象がかなり変わってくる。１）であれば、Bの方が「楽しみにしてくれているんだな、自分も楽しみだ」と思ってもらいやすい。話をする前からお互いの熱量を上げておくのがポイント。２）に関しては、自分にとってどんな時間だったのかを言葉にして感謝の気持ちを伝える。どういう感情を抱いたのか、今後も継続して関係性を維持したいのか。どんなメッセージを送るかによって今後の関係が変わってくる。

時間にしてはほんの数秒。でも、この数秒を意識するかどうかで後々に大きな影響を及ぼす。もちろん嘘をつくのは良くない。大事なのは自分の気持ちを伝えること。自分としては相手に好意を抱いていても、相手に伝わっていないかもしれない。むしろ自分の態度を見て悪い印象を抱いている可能性だってある。また話したいならまた話したいことをハッキリ伝え、楽しいなら楽しいことをハッキリ伝える必要がある。言葉にして初めて伝わるから。

SNSでの発信、コメント、テキストでのやりとり、電話、zoom。言葉を扱う場面はたくさんある。せっかく言葉を使うなら僕は良い方向に使っていきたい。どんな言葉を選べば相手は喜んでくれるのか、自分の率直な気持ちを伝わりやすくするにはどんな表現がベストなのか。言葉にはこだわりたい。

自分がどんな言葉を使うかは相手だけでなく自分にも返ってくる。自分が発した言葉は自分が一番触れているから。言葉は相手へのプレゼントでもあり自分へのプレゼントでもある。それならこだわるしかないよね。自分のために、相手のために一つ一つの言葉を大事にしていきましょう。

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褒められた時、納得のいく努力をしている場合は素直に受け入れられる。反対に納得のいく努力をしていない場合は卑屈に嫌な謙遜で返してしまう。心の状態で受け止め方が変わる。

せっかく褒められたのに謙遜してもあまり良いことはないんだよな。素直に受け止めて全力で喜ぶ方がwin-winやったりする。

— おばたわたる|想いを言葉に (@w_t_r_o_b_t) February 18, 2021