日々是雑感2023/01/03
新年元日に日本経済新聞、産経新聞、読売新聞、日経ヴェリタスの4紙合計1000円近い買い物・年初めの記事を読んだ最中、新聞の購読者数の減少云々の話を思い出した。
最初の3紙は残念ながら広告のスペースが前読んだ時より多くなっている気がする。そして、日刊紙や夕刊紙では残念ながら情報の鮮度が著しくすぐに風化してしまう。ネットが隆盛を極めている中、そりゃあ新聞のステータスとしての地位は本当に低くなっているんだと改めて感じた。広告の質も含めて読む気がしないのだ。あればかりはくどい。読みたい広告があればいいが、残念ながらそういう文化的、主張する広告は今や数少ない。
自分も新聞には記念買いや特段気にした案件以外全く購入する気はない。
ただし、日経ヴェリタスは別である。あれは週刊紙であるし、経済に特化した情報しか載せない。あれはFXをやっている自分にとっては結構参考になる情報源の一つである。
新聞の生き残り策はどうかというが、週刊紙化して情報の深化を図った方が一番いいのではないかと思った。日経ヴェリタスでやっている方法と同一とまではいかないが、それも生き残り策の一つではないかと考えている。
新年早々の新聞も文化面をチェックしたが、残念ながら美術といったら東京という一辺倒な考え方もあり、何か衰退の感じがして危機感を覚える。東京ありきの経済も危機感を持った証左なのだろうか。
高度高速の情報化社会において、新聞という手段は古典的かつ旧態依然ながら確実な手段ではあるものの、何か毎日発行するのも無駄ではないかと感じた新聞を手に取った感想であった。