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【詩】キミが私を狂わせ始める

この続編です👇

恋をしていない私
とても心地よい
いつも自由でいられる
何にも縛られない
苦しい思いもない
悲しく思うこともない

私はひとり身を謳歌していた
なのに見る夢といえば
恋をしている夢ばかり
…なぜ
私はもう恋愛は卒業したはず
恋はもう懲り懲りなのに

実は恋をしたいの?
懐かしく思っているだけだよね
だってもう恋はしたくないから
ちょっと懐かしい思いがあるだけ
だからだよね
きっとそれだけのこと

…なのに私はまた恋に落ちた
何度も自分の気持ちにブレーキをかけた
でもダメだった
だから嫌い
恋なんて嫌い
自分で自分をコントロールできなくなるから

キミが私に微笑みかける
それだけで私の時間はすべて奪われる
ここにいるのはもぬけの殻の私
私をコントロールしているのはキミ
ああ私はまた恋に操られる人形
恋はいらないはずだったのに
どうして私は何度も恋に落ちるのだろう…

そんなに好きな人ができるなんて
幸せなことだよ
友達は言う
でも私は違うのに
私は好きな人なんていらないのに
私の幸せは私だけの時間だったのに…
キミが私を狂わせ始める

©2023-2024 alice hanasaki

※ この作品はフィクションであり、
私生活とは関係ありません。

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