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“無になる”時の脳の状態

昨日少しご紹介した本、
『精神科医kagshunが教えるつらさを手放す方法   
幸せになる超ライフハック』
が、とてもためになる本だったので、
今日もその本を一部要約してご紹介。

リンク貼っています🔗

脳は働き者で、
くつろいでいる時でも休んでいない。
何も考えずにぼんやりしているつもりでも、
「ちょっと寒いな」等、
周囲のさまざまな情報をキャッチし続けている。
無意識のうちに行われている
脳のこうした活動は、
車でいえばアイドリング中みたいな状態。
その間もガソリンが消費されるように、
脳もエネルギーを消費している。

それに比べて何かに集中し、
夢中になっている状態の時は、
集中していることだけにエネルギーが注がれ、
他の情報をキャッチしない。

精神科医kagshunが教えるつらさを手放す方法   
幸せになる超ライフハック より要約

スポーツ選手がゾーンに入ったなどというのも、
後者の状態だそう。
ゾーンに入るとは集中力が高まり、
感覚が研ぎすまされる状態で、
周りの一切が気にならず、
自分のするべきことだけに意識が向く。

集中していることだけに
エネルギーが注がれる状態に到達すると、
今していることに関係ない情報は
すべて遮断され、エンジンが切れるらしい。

何かに没頭して、
それ以外のことは何も考えていない、
無になるという状態になることがあるが、
それも後者の状態だそうで、
ぼーっとしている時とは違う。

読んでいて、
クリエイターの降りてくる現象も
これに近い気がした。
無になる時って、何かを創っている時が多い。
そして無になる状態や、
降りてくる状態は快感だ。
一度味わうとやめられない、麻薬のようだ。
でもすごく労力も伴い、
力を使い果たす感じもする。

だから作家やミュージシャン、
映画監督などは大作を創ると疲れ切ってしまい、
「これが最後の作品です」
などと宣言して作品を発表しても、
しばらくするとまた創りたくなって
次回作を発表し、
「あれ、前、最後って言ってなかったっけ?」
ということが起こるのか?
フィギュアスケーターも、
引退しても、何年か後に復帰する人が結構いて、
“辞める辞める詐欺”(?)状態の人もいる。

きっとみんな、麻薬のような“無になる”状態を、
また味わいたくなるのだろう。
脳の話っておもしろいね。
さぁ、私もまた書こう。

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