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ALGO INSIDE#1 インターン出身/ エンジニア未経験大学生がAlgoageで活躍するまで

こんにちは、株式会社Algoageの採用担当、大野です。

今回は社員インタビュー第一号、インターン出身の林さん(エンジニア)にインタビューしてきました!誰よりもコミットしてAlgoageで活躍しているメンバーの1人です。そんな林さんは、Algoageインターンのどんなところに魅力を感じて、入社を決意したのでしょうか?

「Algoageの長期インターンってどんなことをするんだろう」「学生のうちから実務を経験して力をつけておきたい!」という方には特に参考になる記事だと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください!


負けず嫌いな性格で打ち込んだ全国高校生化学グランプリ

早稲田大学人間科学部人間情報科学科出身

ーー本日はよろしくお願いします!早速ですが、林さんは学生時代何を頑張っていましたか?

 高校時代に、全国の高校生を対象にした化学グランプリに打ち込んでいた時が1番努力していた時期だと思います。学校の先輩が化学オリンピック銅メダルを取っているのをみて「かっこいい、私もやってみたい」と思い、取り組み始めました。

合格の壁は高くて、高校2年生の時に受けた結果はダメでした。しかし、私はとにかく負けず嫌いな性格なので、1年後は絶対に合格してやるという気持ちで燃えていました(笑)。 大変なこともありましたが、人一倍毎日コツコツ学習に取り組んでいき、高校3年生の時に合格、本選に出場することができました!この成功体験もあり、努力を続けていくことできちんと成果に結びつくことを学びました。今でもその価値観を大切にしています。

自分の成長を確信できたAlgoageとの出会いとインターンを決めた理由

ーー長期インターンでどのような企業を探していたか教えてください!

大学2年生の1月から長期インターン探しを始めました。Algoageに出会うまでは、本当に様々な業界や会社の話を聞きに行っていました。例えば広告業界、保険業界、営業系など…明確にやりたいことは決まっておらず彷徨っていたんです。まさか半年後、未経験のエンジニアのインターンに入っているとは考えてもいませんでした。

ーー当時は本当に幅広く見ていたんですね。そんな中、エンジニアの選択肢を考え始めたきっかけはありますか?

エンジニアのイベントに参加したことがきっかけです。大学の研究室では人工知能に関する研究をしていたので、もともと「脳科学と人工知能」という分野でエンジニアとして働くことには興味がありました。

人工知能に関しては勉強していたのですが、エンジニアの仕事については具体的に分からなかったので、あるIT系の企業が主催していたイベントに参加することにしました。

 そこでたまたま会った友人に「なんでエンジニア未経験の林さんが来てるの?」って冷たく言い放たれたんです。それがめちゃくちゃ悔しくて、勉強してエンジニア目指そうって決めました(笑)。その友人に負けないくらいのスキルを短期間で集中的につけることの出来る環境を探そう、と決意したんです。

ーーそこにも林さんの負けず嫌いな一面が出てきたのですね。沢山あるエンジニアのインターンの中で、Algoageを選択した決め手は何ですか?

Algoageには「インターン生が戦力として活躍することが求められ、圧倒的に成長できる環境」があると思ったからです。 私はエンジニアの知識が無い未経験の学生だったため、応募できるインターンはどれもエンジニア社員の補助業務や事務作業がメインのインターンばかりでした。

Algoageのインターンは「未経験の学生を3ヶ月で戦力にして、実際のプロジェクトにガッツリ参画してもらう」というのをウリにしているのをWantedlyで見つけ、直感で応募しました。短期間で即戦力のエンジニアになりたかった私にとって、非常にマッチしているインターンだ!と感じたのを覚えています。

疑問を解消しやすい環境だから未経験でも思い切り挑戦できる

ーー実際インターンを行ってみて、どうでしたか?

 想像通り大変で能力もつきました。 まず最初の3ヶ月は研修期間で、学習教材を進めながら、テーマの区切りごとに確認テストを行います。また、最後には最先端の論文を理解できるかどうかのテストと、メンターのサポートのなかで実際に一通り開発ができるかを確認するテストがあります。ゼロから3ヶ月で最先端の論文を理解し、開発できるようになるところまで進むので、大変ではありましたが、驚くほどの成長速度を実感しました。これらを全て合格すると実際のプロジェクトに参加できるようになる、という流れです。

 研修の間は今まで触れたことのないような専門用語を覚え、きちんと理解できているかテストをするんです。未経験のビハインドを取り戻すために、1日7~10時間くらい勉強する時間に割いた日もありました。

 CTOの大野さんにメンターについてもらっていたため、いつでも質問できる環境にあったことで安心して進めることが出来ました。それだけで無く、社会人として説明力・基礎力を上げる観点でも指導いただき、力をつけることが出来たと思います。

 複数名インターン生がいる中で、「誰よりも早くテスト合格したい!」という目標を立ててやってきたので、実際に達成できた時は嬉しかったです。

研修合格祝いでの1枚。安田さん(右)、大野さん(左)が御馳走してくれました!

ーー林さんの具体的な業務内容について教えてください。

はじめは、不動産業界向けサービスを展開する会社のVRコンテンツプロジェクトを担当しました。

ーー物件紹介ページによくある、"部屋全体の画像がVRで見れるアレ”のことですか?

そうです。あれは、360°カメラで撮った2次元の画像データを複数つなぎ合わせてWebサイト上で表示することが難しいのですが、それぞれの画像がどの位置で、どの角度で撮影されたのかを正確に表現する必要があります。その精度が低いと、3次元の画像として正しく表示できないため、見る人が混乱したり、臨場感が伝わらなかったりします。

既存の仕組みは、人が手作業で間取り図とパノラマ画像(上図参照)を見比べて対応させていたので、手間がかかってしまうという課題がありました。それをAI技術を用いて解決することがプロジェクトの大きな目標でした。

ゴールはあるが技術的にはこれまでに存在しないものだったので、手法の検討から代表の安田さんと行っていきました。最初にこのプロジェクトに取り組んだ時は、「インターン出身の私でも、プロジェクトのコアになる技術的な部分に携わることができるの!?」と衝撃でした。プロジェクト自体は安田さんにマネジメントしてもらいながら、細かい要件のところは私が進めてました。

当時から相当な裁量ですね(笑)。そのプロジェクトはどんなことが大変でしたか?

 通常、業界でも新しい取り組みをする際は、類似の課題にアプローチしている先行研究を参考にすることが一般的なのですが、そのような論文がほとんどなかったことです。未経験で勉強中の私が、これまでにない手法をゼロから作っていく、常識を疑って改善していくことにとても苦労しました。

例えば角度の話を例にとると、一般的な角度の考え方って、普通0°と360°は同じ向き、つまり「近い」くて、0°と180°は反対、つまり「遠い」じゃないですか。ただ、普通の数値表現をすると、360と180では後者の方が0に「近い」ことになってしまいます。機械学習では、値を正解に近づけていくことが行われるので、近さ」、「遠さ」を正しく表現できるよう、表現を工夫しなければなりません。その解決方法も可能性としては色々あって、仮説の構築と実験を繰り返していく中で良さそうな方法が見えてきました。このような課題にぶつかっては仮説の検証のサイクルを数え切れないくらい繰り返しながら取り組みました。なかなか仮説通りには進まず、試行錯誤を繰り返さなければいけない難題も多々あり、実用的な精度が見えてくるまで10ヶ月かかりました。

求める精度にたどり着いた時は、やっとできた…と燃えつきました。10ヶ月間毎週ミーティングしていたクライアントからも、「ゴールが見えてきましたね。ありがとうございます!」と言ってもらえた時、これまでうまく仮説検証が進まない難題の中で溜まっていた悔やしさも、達成感で吹き飛んでいきましたね。

ーーかなり苦労したプロジェクトだったのですね。乗り越えることができた時、林さんの中でどんな変化がありましたか?

自信がつきました。最初の方では指示されたことに対して動くことも多かったですが、自分から提案したり対等にディスカッションしたりできるくらい成長できた気がします。

 安田さんや大野さんから「林さんは、地頭がよく責任感も強くてやりきる力があるから、仕事を安心して任せられる」と言ってもらえて嬉しかったのを今でも覚えています。

 上記のような大きなプロジェクトに関わりながら、他の細かいプロジェクトのサポート業務(論文を読んだり、実装の経験を積んだり)、その他にも後輩インターン生のメンターやインターン生の採用面接官も担当しています。

 私は幅広く経験を積みたい派なので手をあげて様々なことに担当させてもらいましたが、インターン生はエンジニア業務一本!のメンバーもいるので、希望によってインターンの関わり方は様々で、チャンスはいくらでもあることがAlgoageの特徴です。

ーーかなりの業務量ですね。大学とインターンはどう両立していたのですか?

もちろん研究やテストが忙しい時は大学を優先していました。

勤務時間帯や稼働時間、働き方等、自分の裁量で設定することができることも魅力に感じています。

(1日のスケジュール例)
・10:30~ 実装・実験・分析
・12:30~ メンバーとランチ
・14:30~ 大学講義
・16:00~ 安田さんと1on1
・17:00~ 社内mtg、要件設計
・18:00~ 社内勉強会、知見共有会

ーーこれから挑戦したいことはどんなことですか?

 Algoageでは、エンジニアの技術力を専門的に伸ばす縦の展開と、エンジニアの技術力以外の周辺領域(プロマネやエンジニアのマネジメント)を伸ばす横の展開どちらでも実現することができます。

 短期的な目標は、1人でPMができるようになりたいと考えていますが、将来的には両方の観点で力をつけていきたいので、大変だと思いますが引き続きエンジニア業務とプロマネ業務に挑戦していきたいです!

ーー林さん本日はありがとうございました!!

なぜインターン生に高いレベルのプロジェクトを任せるのか。代表の安田からのメッセージ。

ーー安田さんの考えるインターン生への想いと期待を教えてください!

まず、会社にとって重要なメンバーの資質として、下記があります。

・学習意欲、知的好奇心に溢れて、高速に学習、成長できる
・難しい課題に挑戦することを楽しめる
・チームでプロジェクトを遂行することに喜びを感じる

こういったポテンシャルを持った学生はとても多いですが、そのような学生にとって良い成長機会というのは十分に提供されているとは言い難い現状があると思っています。

自分自身の経験としても、良い機会に恵まれてはきたものの、あまり多くはないチャンスの中から運よくそういった成長の機会を見つけ出してきたという実感がありました。

そういった高いポテンシャルを持った学生は、最初こそ戦力になってくれるまで多少の時間はかかるものの、質の良いコンテンツと、レベルの高いプロジェクトの中で育てることで、あっという間にプロジェクト、会社、更には社会を引っ張っていけるメンバーとなってくれることを信じていますし、実感しています。

そもそも、弊社にとって重要という観点はもちろんありますが、それを超えて、これからの不確実で変化の早い社会では、上記のような素質を持った人々が大事な役目を果たしていくことを確信しています。そういった、これからの社会を牽引していく人材を育て、彼女ら、彼らの自己実現を後押しすること、それを通じて社会に価値を生み出してしていくこともAlgoageの大事な使命だと思っています。

また、育成ノウハウの観点では、CTOの大野もAlgoage創立前にディープラーニングの講師をしていたり、あるスタートアップでインターン生の育成にをしていたこともあり、これを学ぶとインターン生が育つ、というノウハウが蓄積しているもの大きな特徴です。

学生のうちから圧倒的な成長をしたい、本気で何かを成し遂げてみたい学生はぜひ弊社のインターンに挑戦していただきたいです。


最後までお読みいただきありがとうございます。
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