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美術、本、映画、音楽、お気に入りのアート情報を書いてきます。
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ヴェローナの教会 & 古城美術館

ヴェローナの教会 & 古城美術館

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.98>

イタリアでは、街中が美術館。
教会を巡って、モザイク画や、フレスコ画が描かれた美しい内装を見るのも、楽しみのひとつです。

豪華なものも、素朴なもの、気品を漂わせるもの、等々。
その教会が造られた時代の、街の様子を想像することができ、きゅ~っと、心惹かれるんですよね。

ヴェローナ(Verona)の教会を、2つご紹介し

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アクイレイアのモザイク画

アクイレイアのモザイク画

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.84>

グラード(Grado)から、バスで10分程。
アクイレイア(Aquileia)に到着です。

ここ、バス停? と、言うような場所なので、乗車した時、バスの運転手さんに「アクイレイアに着いたら教えて下さい」と、お願いをしておくと、安心です。
(私は、数時間前、ここで、一度、降り損ねました)

この町で、どうしても見ておき

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ウディーネのリベルタ広場

ウディーネのリベルタ広場

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.82>

この日は、朝から列車に乗り、フリウリ・ヴェネツォア・ジュリア州(Friuli-Venezia-zgiulia)の、もうひとつの中心地・ウディーネ(Udine)へ。

以前、ウディーネ出身のイタリア語講師が、とても美しい広場があるのだよっと言っていたのを覚えていて、是非、訪れてみたかったのです。

ウディーネ駅から歩いて

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イリー・コレクション

イリー・コレクション

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.81>

トリエステ(trieste)が、イリー( illy Caffe` )の本拠地と聞いて、
「illy」という文字を探しながらの街散策。

ありました!ありました!
イリー直営のバールはもちろん、イリー商品、カップを売っているお店。
教室用に、早速、いくつか素敵なカップを購入です。

毎年、著名なデザイナーさんとコラボレー

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ウンベルト・サバ書店

ウンベルト・サバ書店

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.71>

トリエステの坂道を下り、街の中心まで戻ってきました。

まず、訪れたのが、ある書店。
須賀敦子さんの本にも書かれていて、その文面を辿りながら歩いていると、
ありました!ありました!

「ウンベルト・サバ書店(Libresia Umberto Saba)」です。

大通りに、どん!とあり、外見は、そこまで古いイメージはな

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素晴らしき輝きの、サン・ジュスト聖堂@トリエステ

素晴らしき輝きの、サン・ジュスト聖堂@トリエステ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.68>

トリエステ(Trieste)の街を見渡せる、カステッロ(城)の横に、
街のシンボルでもあり、文化財でもある、サン・ジュスト聖堂(Basilica di San Giusto)があります。

ローマ時代から修復・増築を重ね、現在の姿は14世紀になって出来たもの。
どっしりと、存在感のある聖堂です。

この聖堂の内部が、本

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水前寺成趣園 (水前寺江津湖公園内)@ 熊本

水前寺成趣園 (水前寺江津湖公園内)@ 熊本

< 2023年・熊本の旅 no.16>

正式名は「水前寺江津湖公園(すいぜんじ えづこ こうえん)」。
熊本市中心部から、南東に約5kmに伸び、周囲6kmの江津湖の周囲を、ぐるっと取り囲む形で立地している、通称「水前寺公園」と呼ばれている公園です。
その北に位置する「水前寺成趣園(すいぜんじ じょうじゅえん)」を訪れました。

初代熊本藩主の細川忠利公が、「水前寺」と名付けた一寺を設け、
同敷地

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南阿蘇鉄道・ワンピース「サニー号トレイン」!

南阿蘇鉄道・ワンピース「サニー号トレイン」!

< 2023年・熊本の旅 no.13>

南阿蘇・高森から帰る時。
高森駅に着くと、どこから集まってきたのだろうと思うほど、ホームに人だかりが出来ていました。

ホームに出て、その理由が分かりました。
南阿蘇鉄道の完全復旧を記念して運行した、漫画「ONE PIECE」とのコラボ列車「サニー号トレイン」が停車していたのです。

アニメファンでなくても、やはりテンションが上がります。

漫画「ONE 

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ヨーロッパ最古の植物園 「オルト・ボタニコ」& パドヴァ大学

ヨーロッパ最古の植物園 「オルト・ボタニコ」& パドヴァ大学

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.34>

16世紀に、パドヴァ大学薬学部の付属薬草園をして造られたヨーロッパ最古の植物園「オルト・ボタニコ(Orto Botanico)」。

珍しい植物もたくさんあると聞き、訪れました。

ゆっくり見て歩くと1時間ほどで、見て回れる植物園です。

チケット売場のおじさんに
「あと、15分で昼休みになっちゃうけど、それでも良い?

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ガラス小皿・ミッレフィオーリ @ ムラーノ島

ガラス小皿・ミッレフィオーリ @ ムラーノ島

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.25>

ムラーノ島(Murano)で見つけた、ガラス小皿。
「ミッレフィオーリ(Millefiori)」です。

100年程前に、モレッティ兄弟(Moretti)が、古くからあるガラスの技法を復活させたもので、小さいガラス・ピースを敷き詰めて作り上げたもの。
「ガラスのモザイク画」とも言われています。

中央に模様のある細いガ

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ヴェネツィアングラスの島…ムラーノ島

ヴェネツィアングラスの島…ムラーノ島

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.24>

ヴェネツィア島巡りの最後は、
ヴェネツィアン・グラスで有名なムラーノ島(Murano)です。

ムラーノ島(写真・右手)が近づいてきました。
奥は、ヴェネツィア本土になり、サン・マルコ広場の鐘楼が見えますね。

早速、ムラーノ島を散策します。

さすが!ムラーノ!っと思うような、ガラス細工のオブジェが置いてありました。

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漁師とレースの島☆ブラーノ島

漁師とレースの島☆ブラーノ島

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.23>

遅めの昼食も終え、トルチェッロ島(Torcello)を満喫した後は、
漁師とレースの島、ブラーノ島(Burano)へ向います! 
「向う」といっても、ヴェネツィア本土への帰り道。
途中下船、という感じでしょうか。

ブラーノ島まで、ヴァポレットに乗っていると、手漕ぎの船が並走してきました。
上手に漕がれるお二人を、思わ

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