ヴェローナの教会 & 古城美術館
<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.98>
イタリアでは、街中が美術館。
教会を巡って、モザイク画や、フレスコ画が描かれた美しい内装を見るのも、楽しみのひとつです。
豪華なものも、素朴なもの、気品を漂わせるもの、等々。
その教会が造られた時代の、街の様子を想像することができ、きゅ~っと、心惹かれるんですよね。
ヴェローナ(Verona)の教会を、2つご紹介します。
街で一番大きく、14世紀~15世紀にかけて、造られた教会。
内装は、フレスコ画で彩られていました。
14世紀に描かれたものとは思えないほど、美しく残っています。
画の題材となっているものは、聖書の一節や、伝説など。
内容を理解していると、さらに、その画の意味が分かるのでしょうね。
でも、内容が分からなくても美しい!と感じられる事も多く。
私も、教会内の椅子に座って、ゆっくりと眺めていました。
こちらは、サン・ロレンツォ教会(S.Lorenzo)。
数ある教会の中でも、小さい教会です。
堂内には、古いフレスコ画もありました。
観光客で賑わうヴェローナですが、街の中心からちょっと離れていた為か、見学した時は、私ひとり。
教会内の、静けさが心地好く、またまた椅子に座ってリラックス。
教会内を見渡しながら、ゆっくりする時間。
これも、豊かなひと時です。
夏の時期は、観光の途中で、教会内で、涼むこともあります。
ひと通り、教会内を見て回ったら、椅子に座って、少し休んで、
汗を引かせたり、次行く場所を、地図で確認したり。
涼しく過ごせる、休憩場所としても、欠かせない場所です。
そして、古城美術館(Museo di Castelvecchio)にも、足を運びました。
塔にも上がれて、回廊をぐるりと歩けます。
回廊を歩きながら、アディジェ川を眺めて、ヴェローナの景色を楽しみました。
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