マガジンのカバー画像

ヨネザワが書いたもの

30
日曜日担当。ギュウが書いた記事です
運営しているクリエイター

2020年4月の記事一覧

『テレビブロス』定期刊行終了についてと、バラエティを制作者で追うということについて。

『テレビブロス』定期刊行終了についてと、バラエティを制作者で追うということについて。

『テレビブロス』(以下、『ブロス』)の紙での定期刊行が終了した。これからはnoteに場を移すらしい。

ついこの間まで高田馬場の孤独な大学生だったのだが、刊行日に必ず書店に足を運んだ。「雑誌エリア」の「テレビ棚」からそれを引っ張り出すときちょっと誇らしい気持ちだった。「こんな言葉を読みたいんだろ」と言いたげ雑誌ばかりの棚にあって、凛とした佇まいでいるブロスが好きだった。

買ったあとは必ずひとつ下

もっとみる
「キャラ」で括るのって古くない? 『捨ててよ、安達さん。』、『住住』から考える。

「キャラ」で括るのって古くない? 『捨ててよ、安達さん。』、『住住』から考える。

芸能人、というもののあり方が変わる気がした。

それは現在、テレビ東京で毎週金曜0時52分から放送している『捨ててよ、安達さん。』を視ながら思ったこと。

この作品は安達祐実が本人役で登場し人生から「バイバイ」するものを選ぶ物語。第1話は「『あの作品』のDVD」、第2話は「輪ゴムとレジ袋」に「バイバイ」した。

安達祐実の自宅それも彼女の夢の中のそれ、からほとんど出ないかたちで話は進む。ワンシチュ

もっとみる
見るものに困ったら、とりあえずさらば青春の光とニューヨークのyoutubeチャンネルに。

見るものに困ったら、とりあえずさらば青春の光とニューヨークのyoutubeチャンネルに。

突然ですが、どうしても聞いてほしいラジオがある。

『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』というラジオ。やっぱり人間って、「俺、初回からリアルタイムで聞いてるねん」って誇れるラジオ番組が欲しいもので。JUNKはもちろん、『ハライチのターン』も『アルコ&ピースのDCガレージ』も中堅リスナーだったが故に、待ちに待った新番組だった。

1月から3月いっぱいまでは土曜夕方の15分番組だったのが、土曜

もっとみる