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『小指の思い出❗️』

昨日、
イトーダーキさんの
この記事を読んでいた。
高校時代、サッカー部だったダーキさんが
もつれてこけた際に左腕を骨折した話。

メチャンコ痛そうなのがわかる。
でも、
ちょっとチヤホヤされたらしい♪
骨折って
なんか骨折バブル的人気者になるんですよね!
わかるわかる〜


読んでいると
ふと甦ってくる記憶があった。

私は極真空手創始者大山倍達の
自伝マンガやアニメ
『空手バカ一代』を見て
憧れから高校の時に空手を始めた。


大山倍達さんは
空手のチャンピオンになり
ボクサーやプロレスラーとも戦い連戦連勝。
人間では物足りないと
牛や熊と戦った人物である。


アニメやマンガを見ているとワクワクして
すぐ空手をしたくなった。
中学時代は近くに道場が無く習えなかった。


高校時代に同じクラスの友達の紹介で
空手を習い出した。


基本、型、組手と色々な稽古内容がある。

ある日、組手をしていた際に
相手の強烈な右上段回し蹴りが
私の左顔面を襲う。
左手の肘を曲げて
顔面をガッチリガードして上段受け
すぐさま、右手で足を引っかけて回そうとした。

その時、
私はミスをおかした。
上段回し蹴りを
待ってから受ければ良いものを
左手を伸ばして受けにいこうとしてしまった。
完全に焦ってしまった。


相手の蹴りが
左手の指先に当たり激痛が走った。
思わず

『ウッ‼️』


と声が出る。
見ると、左手の小指が横を向いている。

師範に

『オッス!左手の小指が
曲がってしまいました!』


と十字を切って言うと、
曲がった小指を見て

『オッスじゃねぇーよ!
早く病院行かんか〜⁉️』


と言われた。
恐ろしく強い師範が慌てる様子が
ちょっとおかしかったのを覚えている。


病院で診てもらうと
左手小指の脱臼で板のようなものを添えて
安静にするように言われた。


イトーダーキさんのように
これで学校の人気者になることはなかった。

『左手どうしたん?』

と聞かれて

『空手の稽古で
   受け損ねてん』

と言うと

『フ〜ン』


と言われるくらいだった。
全然骨折バブルはこなかった。
残念!

家族からは

『アホやなぁ〜』

と言われ、
友達からは

『フ〜ン』止まり。

師範からは

『受け方が悪い‼️』

と注意されて
『オス!オス!』と頭を下げまくった。
空手は『押忍(オス)』の世界。
押して忍ぶ。
言い訳は一切できない。


誰も心配してくれない。


ヒドイわ、ヒドイわ〜


左手を怪我した私は
稽古の時は、
見学かと思いきや

『スクワット500回するように!』

と師範に言われ

『オ~ス』

と語尾が消え入りそうな声で言うしかなかった。


普通の稽古の方が
よっぽど良かったと悔やんだものだ。
楽できると思ってたんだけど
メチャンコしんどかった。


私の小指の思い出でした。
皆さんも上段回し蹴りは
焦って手を伸ばして受けないでくださいね。
小指曲がっちゃいますから〜

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