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日本語学習支援ボランティア

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ニーズに合わせた能力の発揮 日本語学習支援ボランティア始めました!

ニーズに合わせた能力の発揮 日本語学習支援ボランティア始めました!

以前から数回、記事に書いている日本語学習支援ボランティア。
講座修了と見学を経て、いよいよ活動を始めました!
というわけで、初回の活動を終えて気づいたことを紹介します。

【活動内容は…】担当するのは、外国籍で日本の公立小学校に通う3~5年生。

日本語を教えるというよりは、学校の教科学習についていけるようにフォローするというような内容。

2時間の学習時間内で学校の宿題や学習範囲のドリルなどを進

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日本語学習支援ボランティア養成講座での学び(5)

日本語学習支援ボランティア養成講座での学び(5)

シリーズ第5回目の今回のテーマは、「京都は有名です(か?)」。

前回記事↓↓↓に引き続き、フィリピン人の生徒さん相手に実践した模擬講義での気づきをシェアします。

日本語学習の王道教材「みんなの日本語」第8課で、形容詞の導入がある。

そこで、「富士山は高いです」とか、「京都は有名です」っていう例文を用いて文系を説明することになっている。

そして実際に、この例文通り進めようとしたところ、
「京

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日本語学習支援ボランティア養成講座での学び

日本語学習支援ボランティア養成講座での学び

日本語学習支援のボランティア養成講座に3日間通うこととなり、先日その初回講座があった。

その中での学びをアウトプットすることで理解を定着させたいと思う。

・日本の教科書学習:背景には日本文化の影響が大きい1点目は言語学的なものではなく、学習支援をするにあたっての注意点などを聞く中で印象に残った内容。

日本語教育といっても相手が会社勤めの人か、子供たちか、主婦かなどによって、使う場面が異なり教

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日本語学習支援ボランティア養成講座での学び(2)

日本語学習支援ボランティア養成講座での学び(2)

前回の記事で予告編として載せていた内容を今回は詳しく書きたいと思う。

ボランティア講座1回目を受け、その学びをアウトプットすることで、理解の定着を目指すために記事を書く。

・モーラの等時性とは?日本語の拍のはなし。基本は1文字に対して1拍(=1モーラ)。

例えば「にほんご」と発音した場合、リズムは一定で音の高低のみ変化がある。

そして、「マクドナルド」とカタカナで発音するとき、すべての文字

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日本語学習支援ボランティア養成講座での学び(3)

日本語学習支援ボランティア養成講座での学び(3)

下の記事に引き続き、ボランティア講座での気づきを紹介する。

・子供の言語の定着について

母語が定着するのはおおよそ10歳といわれているそう。

それ以前に母語と異なる言語を覚えようとすると、どちらも中途半端となる可能性がある。

小さいころは言語を勉強するというより、気づけば覚えているという状態となるため、幼児の英語教育なども注目されるが、メリットばかりではなさそう…。

と、ここまで講座で聞

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日本語学習支援ボランティア養成講座での学び(4)

日本語学習支援ボランティア養成講座での学び(4)

マウンテンは山(やま)なのに、なぜ富士山をふじやまって言わないの?



何度か続けて書いているボランティア講座の学びのアウトプット。

先日、15時間講座の最終回で、フィリピン人の生徒さんに来ていただき模擬講義を行いました。上記はその中で実際に出た質問です。

これに即答できる方はいますか?

該当単元を担当されていた受講者の方も困っていて、先生のフォローが出ました。その場では、it

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