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チーム成功に導いた実話の話

ビジネスシーンにおいてのみならず、チームで実績を作ったり売上を上げたりと成果をあげないといけない事ってありますよね。
そこで大事になってくるのはチームリーダーの存在です。
ここでは過去の成功した実例からチームリーダーとしてのマインドと実際に行った2つの違うチームの形を作った時のリーダーとしての業務を綴ります。
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強い繋がりで一気にトップへと

これはパチンコ店で地域集客率最下位だったお店を地域1番の集客率にした時に実践して成功したチームワーク作りについてお話します。
リーダーだった僕とチームメンバーとの信頼関係の強さが集客とフル稼働した後での仕事へのと取り組みに繋がった実例です。
当時集まったメンバーは学歴や人生経験はなく、決してそれまでの行動から褒められた人柄ではない他で評価を受けていないメンバーでした。
その為、リーダーを任された僕は先ずはそれぞれとの距離を縮める為の行動に徹しました。
最初に取り組んだのはアダ名で呼ぶ事でした。その目的は親近感を抱いて貰う為です。
次に取り組んだのはそれぞれのキャラクターに合わせた接し方と教育です。
それぞれのキャラクターに合わせた接し方が必要だった理由は、敵ではなく味方だと認識してもらう為でした。その為に必要なのは観察力です。その人の本心を見抜いて引き出す力です。些細な言動も見逃さず徹底的に観察しました。そして、僕は味方であり仲間であり信頼するに値する人間であると認識させました。自分にない経験や知識は密かに勉強して接する為にこちらの消費するエネルギーは大きかったですが、信頼を勝ち取ると嬉しくてその人が僕の中で尊い存在になっていきました。
また、教育面では誰それ構わず幼稚園児にも理解してもらえるレベルまで砕いて一つ一つ教えていきました。そして、育つスピードに合わせて課題を変えていきました。そうする事で他社にも負けないプロの知識や技術を身につけていきました。
次に取り組む前に自分の言動を見直します。
それは皆と同じ目線に立って皆を分け隔てなく均等に見る事です。信頼を得てもこれを疎かにすると信頼を失ってしまう可能性があるからです。
そして次に取り組んだのは、いわゆるギャップを作り見せる事です。
ずっと厳しいままでは息がつまりついてこれなくなる人もいます。逆に優しい甘いままだと好き勝手する人が出てきてしまいます。
業務に取り組んでいる時で厳しくしないといけない場面では火事より親よりも恐い存在になりました。ただし、怒る時は誰もいない1対1の時間を作ります。その人のプライドを傷付けないためです。逆に休憩時や業務前後には率先してふざけたり皆よりも下の立場の様に接して僕をいじって楽しめる関係性を作りました。
そうする事で仮に不満があっても内に伏せる事も貯める事もなく業務に集中出来ると思ったからです。
最後に取り組んだのは、業務改善や評価を皆が集まり聞いている場面でそれぞれに話させる事でした。リーダーである僕だけが評価して業務改善を指示するだけでは皆は考える事をやめてしまいます。その為、自分以外の僕の事も含めた評価と自分の考える集客の為に必要な業務改善案を出させるのです。
その時の僕の役割は的確な指示とゴールとゴールまでの道を示してあげる事。意見のまとめ役と争いが起こらないようにする事です。
そうしてまとめた意見書や計画書を実践して成功すれば過剰に褒め称えます。
また、僕以外の人に評価をしてもらった時に人はその認めてくれた人にも強い好意を抱きます。逆に批判される時にはその矛先を僕に向くように誘導しました。
これを続ける事で僅か1ヶ月余りで最強の上昇チームが出来上がりましました。
スタッフそれぞれにファンの様なお客様が付き、人が人を呼び自分を含めたメンバー人数分の集客アイデアと意見、ファンが集まった事でこのすぐ後に地域集客率最下位の店が地域集客率トップに上り詰めました。
ここで大事なのはリーダーである僕はどのメンバーよりも知識があり、更に学び、努力して、時間を費やして、メンバー全員の失敗の責任を取る事をあえて知って貰っている事です。
これはとても重要で人は自分より優れていて努力している倍の努力をしていて失敗を恐れなくても良いという環境を作ってくれるリーダーには自然に頭が下がるのです。逆に言えば、それが出来ないと信頼を得てプロに育ててもチームが機能しなくなってしまいます。
勘違いしてほしくない事は、実際にそれだけの事をするという事ではなくてそう思わせる事が大事だという事です。実際に行動しても感じてくれなかったら意味がありません。逆に仮にそこまで努力行動しなくてもそう感じて思ってくれたら正解と言えます。
このパターンのチーム作りではとにかくリーダーは導きの人であり、憧れの人であり、信頼する英雄でなければなりません。
ここまで作りあげれば、たまに失敗したりヘコむ姿を見せてもポジティブな方向に効果が出ます。
誰にも破られない強い絆で繋がった上昇チームの出来上がりです。


全員主役の最強チーム

次に紹介するのは、同じ会社内のプレゼンで競い合った際に勝利を勝ち取ったチーム作りの実例です。
この時のメンバーはそれこそ十人十色で色んな個性が集まりました。
そこでリーダーを任された僕は先ずはメンバーを観察する所から入りました。
総合力での評価が低い人から高い人まで様々でしたが、1つの分野に絞って見た時に評価の低い人はいませんでした。
情報力で他者よりも長けた人には情報収集を任せました。
その情報を整理して纏める事に長けた人にはそれを任せて、アイデアに長けた人にはアイデアを。
こうやって一人ひとりに得意な分野での役割を与えていきました。
僕の役割は方向性を決めて決裁する事と全ての責任を取る。その責任の取り方を考える事でした。
結果は見事に勝利を収めて僕のチームが採用を勝ち取りましました。
ここでのリーダーとして重要な事は長所を見抜く観察力です。そして、やりがいと喜び楽しさを与えることです。
人は誰しもが長所短所を持っています。
特に短期的なプロジェクトでは短所を探せばきりがないですが指摘して直す様に指示することは無意味です。また、リーダーの独断でリーダーのイメージでの結果を求めた際に苦手な事を強いられた人が最高のパフォーマンスを発揮する事はありません。
逆に人は長所を探せば必ず沢山あるはずなのです。その中でも誰にも負けない長所を見出していきます。
どんなに総合評価が低い人でも他の人にはない長所が必ずあるはずなのです。
真面目な話で例えれば、お茶を入れるのがとても上手い事や掃除がこまめで綺麗にする事も長所です。歩くのが早いも長所で笑顔で場を和ませる事が出来るのも長所です。仕切るMC的な役割が長所の人もいます。
難しいのはそれぞれの長所を見出した後にその長所が最高のパフォーマンスとして生きる役割を与えられるかという事です。
全員にその人の中での最高のパフォーマンスをして貰わないと意味がありません。
その上で士気が上がった状態を維持する必要もあります。
つまりここでのリーダーは、最高指揮官であり戦略家でなければならないのです。
長所短所や人間性を見抜く観察力。適材適所に当てはめる知識と勝てる戦略を練る事が出来る洞察力。目標を定めて進軍、撤退を指揮する決断力。全責任を負う覚悟です。
カッコよく書いてしまいましたが、わかりやすくと思って綴った例えだと捉えてください。


以上過去に実際に僕がリーダーとして経験して実績を残した代表的な2点を紹介しました。
他の実例も反響があれば、また改めて紹介させて頂きます。
どちらも実績を残す為のチームを作るリーダーに必要なのは必ず勝つ為に必要なマインドです。
今回はそれを始めて人に伝える言葉にしてみました。
読む方によって感想違うと思いますが、僕のしてきた事については難しい事は何ひとつないと思っています。
ただ、リーダーという立場上偉いのだと勘違いしている人を何人も見てきた僕にとって、リーダーと名がつくだけでリーダーとは組織の役割の1つであり誰が1番偉いとか立場が高いとか低いとかだはないと考えています。逆ピラミッドの1番下であり、水が滴り落ちる最後の場所が最長のリーダーであると考えてきました。その為、メンバーに責任を負わせず全責任をリーダーが負うのだと考えます。

この話がどなたかの参考になれれば幸いです。
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