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カタカナ英語は全て日本語!?日本人の英語の発音が聞き取りにくいとされる理由とは

こんにちは、あきです。今回はカタカナ英語が通じないのは日本語ルールに準規しているからです。というお話です。


私たちは日常的に使ってる言葉の中には英語から流れて来た日本語、「カタカナ」というものがあります。

テーブル、パソコン、デスク、オフィス、ベット、エントランス、、などなど
あげるとキリがないですが、カタカナで表記させる文字はだいたいが英単語をそのままローマ字読みしているものがほとんどです。

また海外の国や地名などもカタカナで表記しますが、そもそも語源が英語ではない場合も多くあるのでこれらはカタカナと英語の発音は全くの別物になっていたりします。

一見すると、日本人の私たちは多くの英単語を日常的に使っているように感じます。


なので、日本人は英会話するときもカタカナで知っている英単語はそのままいつものように発音して話したりします。

しかし、相手が英語ネイティブで日本人の話す英語に慣れていない人の場合、ほとんど聞き取ってくれることはないでしょう。


なぜならカタカナというのは日本語だからです。

たとえあなたが英語のスペルをみて発音をしていても、読み方がローマ字準規で発声も普段の日本語と同じように話していると、それはもう英語ではなく日本語なのです。


カタカナ英語が通じない原因は主に以下の3つの理由です。

• 文字の読み方が違う
• 余分な音が入ってる
• ストレスの位置がわからない


これらは基本的に日本語と英語の発音のルールに基づくことなのですが、英語と日本語は発音の仕組みが全く違います。
カタカナは基本的に日本語の発音ルールに沿って発音するので、言ってしまえば英語を日本語風に読んでいるのです。


本稿ではカタカナ英語がどのくらい実際の英単語の発音と違うかと、カタカナ発音が通用しない理由についてお話していこうと思います。


1. カタカナと実際の英単語の発音の違い


カタカナは基本的に語源が日本語でないものに対して使うので、その文字も英語で起こすことができる言葉が大半です。


例えば冒頭であげたカタカナも全て英語で書くことができます。

テーブル、パソコン、デスク、オフィス、ベット、エントランス
table, personal computer, desk, office, bed, entrance

しかし、肝心な発音は実際の英単語と大きく異なります

なぜなら実際のアルファベットの表記通りに読んでいないからです。

正確にいうと表記通りに読むことができないからです。


日本人はアルファベットを見たとき、すべてローマ字のルールに沿って発音しています。
ローマ字は基本的に母音と子音がセットになっていないと発音できないので、英語のスペリングにある子音の連続部分は発音ができません。

ではどうしているかというと、発音できない箇所は日本語として発音できるようにローマ字読みできない子音を改変し、また子音の連続部分には書いていない母音を足して発音しています。


つまり、実際には書いてない文字を付け足し、読めない文字を読めるように変更してカタカナの発音は成り立っています。

テーブル、パソコン、デスク、オフィス、ベット、エントランス
te-buru, pa-sonaru compyuta-, desuku, ofisu, beddo, enntoransu
table, personal computer, desk, office, bed, entrance


このように勝手な自動改変をしてカタカナの発音は成り立っています。


当然ですが、このように大幅な文字改変をしてしまってはもはや別物の単語です。
このようなカタカナ英語を日本語のわからない外国人に使っても、相手はあなたが英語以外の言語を話しているようにしか聞こえません。

たとえカタカナの語源が英語でも、ローマ字準規のカタカナと実際の英単語の発音は別物です。


2.カタカナ発音が通じにくい理由


英語とカタカナの違いはこれだけではありません。
英語と日本語の発音のルールは文字の読み方だけではないからです。

英語と日本語のルールの違いはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にして見てください。

ルールの違いについて詳しく知りたい方はこちらをクリック

カタカナ英語の発音がわかってもらえない理由は主に以下の3つです。

• 文字の読み方が違う
• 余分な音が入ってる
• ストレスの位置がわからない

一つずつ順番に見ていきます。


 1. 文字の読み方が違う

先ほど述べた通りですが、日本語と英語では文字の読む際のルールが異なります。
日本語はローマ字、英語はフォニックスと言うルールに沿ってアルファベットを読みます。

ローマ字とフォニックスのルールは全くの別物です。

同じアルファベットでも全く違う読み方をするので聞こえてくる音自体も別物になります。


 2. 余分な音が入ってる


日本語準規のローマ字読みでは基本的に子音の単体と連続部分は発音ができません。
なのでカタカナに変換する際は読めるようにするために書いていない文字を入れています。


例えば、かつての国民的アイドルグループであるSMAP。カタカナでかくとスマップとなります。
これもローマ字の性質上は「SM」と言う子音の連続部分と「P」単体の子音は発音ができません。

なので実際は

SMAP → Su MA Ppu → スマップ

このように実際に書いてない小文字の部分を付け足して発音しています。

英語本来の発音は子音の連続部分も単体部分もそのまま書いてある通りに発音します。

このことからもカタカナと英語の発音はかなり違って聞こえてきます。



 3. ストレスの位置がわからない

英語というのはストレスアクセントと呼ばれる強く読む部分が周期的に訪れ、その部分で文章全体のリズムを取ります。

英語と日本語では強く読むの概念が違い、英語ははっきり、くっきりと母音の発音をする場所を強く発音する(ストレスを乗せる)というルールがあり、その部分は原則一単語に付き、一箇所です。


そしてその部分以外は弱く連続して発音します。それにより、母音のはっきり聞こえる箇所とそうでない箇所の差が生まれます。英語はこの強弱の差がはっきりしてるほどストレスの位置がわかりやすくなり、聴きやすいと言われています。

しかし、カタカナ発音は日本語準規なので一文字一文字しっかり母音は発音します。
このような発音は英語を話すときはまずしないので、英語的にいうと大変聴きにくいのです。
詳しいことは今回は割愛しますが、母音の発音をしまくるカタカナ発音は英語本来の発音とはかけ離れているのです。



おわりに

いかがだったでしょうか?


カタカナ発音、カタカナ英語は日本語です

英語と日本語では発音のルールが全く違うので、カタカナは英語を日本語風に発音したものでしかありません。
端的にポイントをまとめると以下の3点がカタカナと実際の英語の発音の相違点です。

• 文字の読み方が違う
• 余分な音が入ってる
• ストレスの位置がわからない


普段使ってるカタカナをそのまま英単語として英会話に用いるとまず伝わらないです。

今回はかなり大雑把な説明しかしていませんが、伝わる英語を身につけたいならば、英語の発音ルールを理解する必要があるということです。


英会話をするときは英語の発音ルールに準規して発声をしましょう。


今回のカタカナ発音から日本語と英語の発音の違いついての内容でした。
かなり部分的な説明しかしていないので今回の内容に関して詳しく解説した記事を下記にリンクしておきます。
記事は全部で4つありますがそれぞれ発音においてとても大事な事を書いています。もしあなたが本気で英語を習得したいと思うのであれば、ぜひ下記の記事も合わせてお読みください。


では また別の記事で




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