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足りないのは知識ではなく練習量!?英会話は中学英語の知識で攻略可能です。

こんにちは、あきです。今回は中学英語がわかっていれば英会話はできるようになります。というお話です。

オーストラリアで語学学校に通われてる方や、いろんな国籍の人が働く職場で働いている方など、

普段から外国人と接する機会が多い人は感じることに自身の英会話力の低さが挙げられます。


オーストラリアに渡航すると自ずと英語を使って会話する機会は増えます。その度に自分の英会話の拙さにショックを受ける人も多いのではないでしょうか?


TOEICや英検保持者で自身の英語力にそれなりの自信を持って海外に来た人でもこの英会話につまづく人はとても多いのです。


「周りの同僚より英語の知識はあるはずなのに思ったことや言いたいことを咄嗟に言えない。」

「語学学校でもテストの点や数値的な成績は周りの生徒よりも良いのに、英会話になるとどうも上手く行かない。」


このように日本人は圧倒的に「英会話」に苦手意識を持つ人が多いのはなぜなのでしょうか?


答えは単純で、


英会話の経験値が圧倒的に少ないからです。

英語の上達過程はスポーツと酷似していて、蓄積した知識は実際に体を動かすことで「技術」になり、実力が身につきます。

ですが、日本にいると英語力=知識量とも言わんばかりに知識だけを重視し、知識さえあれば点数は獲れてしまいます。
実際、TOEICも英検も基本的に知識量を推し量るテストで実技試験はありません

これは言うなれば、サッカーのうんちくクイズで高得点を獲れたという事実があるのと同じです。


サッカーのルールや歴史に詳しいのと、サッカーが上手いのはまた別の話です。


なので、英会話を上達させたいのであれば、英語を使う練習が必要です。

そしてその際に必要な英語知識というのは中学までに習う文法と語彙で十分なのです。
なのでその知識がすでに備わっているのであれば、英語を実際に使う「練習」をすれば英会話は誰でも上手くなれます。


本稿では英語力が身につくメカニズムと英会話を上達するためにやるべきことについてお話ししていこうと思います。


1. 英会話の土台は中学英語の知識


英会話とは英語においてのアウトプットの集大成です。

自分が知っている文法や語彙を駆使して頭で考えていることを相手に伝える作業なのですが、理屈だけでは上手くいきません。


冒頭でも述べたように英語とスポーツの上達過程はとても似ています。
例えばサッカーなら日々同じ練習メニーをこなす理由は、サッカーにおける基礎力を高め、頭で考えていることを感覚的にかつ無意識的にできるようにするためです。
それを重ねる事で試合でも緊張せずに練習と同じような動きが再現できるようになります。


またルールを覚えたり、新しい技術の体得する際も必ず「学習」と「練習」はセットで考えるはずです。
まず本や動画、コーチから教わった知識を頭に蓄積して、そのあとに必ず体を動かし練習します。
そうする事で新しい「技術」が身についていくという流れです。

英語も基本的には同じです。

単語や文法を覚えることは「学習」です。
そしてそれを英会話で実際に使うことが「練習」です。


つまり学習して頭に入れたつもりでも、練習に当たることをしないと本当の意味では身についていません。

覚えた単語や文法が考えずとも適材適所で咄嗟に口から出るようになった時、そのフレーズや英単語は「体得」したことになります。

また英会話する上では高度な文法や難しいフレーズや英単語は正直言って必要ありません。


私たちも普段日本語で会話するときはそこまで難解な単語が使わないはずです。

会話とはコミュニケーションです。


相手に自分の伝えたいことが伝われば成立します。逆に難しい言い回しや単語を頑張って使っても相手がその意味を理解してくれなければ会話としては成立しません。
会話の上手い人ほど、難しい表現や言い回しを使わずにいかに相手が理解しやすいように話を組み立てるかに頭を使っています。


英会話する上で「学習」しておくべき範囲は日本の中学校までで習う文法や単語で十分なのです。
それを頭で考えず無意識的に口について出るようになるまで「練習」すれば良いのです。


中学英語までの知識を「学習」して、それを繰り返し「練習」して完全に体得できたなら、あなたは英語を使った英会話で困ることは無くなります。

ほとんどの日本人は中学英語の知識は頭の中には蓄積させているでしょう。

つまり土台はもう完成しているのです。

あとはひたすら英語の「練習」に当たることを繰り返し続けていけば、英会話はできるようになります。



2. 英会話を上達させる練習法


英会話を上達させる練習方法は大きく3つあります。

• 独り言
• 文章を書く
• 実践英会話


実践の英会話以外でもできる練習があり、これらは1人でいつでもできます
英会話は実践形式の練習なので、公式試合、もしくは練習試合と捉えるならば、基礎的な練習は「独り言」と「文章を書く」になります。
なので、英会話に自信のないうちは基礎練習に当たる上記2つを中心に行いましょう。
ある程度の体得語彙や扱える文法が増えてきたら積極的に実践練習を行なっていくのが効率の良い実力の伸ばし方です。


それぞれ得られる効果が異なりますので、目的に合った練習をこなしていくのがおすすめです。
一つずつ詳しく見ていきます。


 1. 独り言


ここでいう独り言とは相手が目の前にいることを想定したスピーチのようなものと考えてください。
やり方は覚えたい単語やフレーズを一つ取り上げて、そのフレーズを用いて相手を納得させる文を作り、呟きます。文章は3文くらいでなるべく実際の会話でも使えそうなシチュエーションを想定してやると実際の英会話の場でも使いやすいのでおすすめです。


例えば「make a point of doing
これは「doingすることを決めている」という意味になるフレーズです。

Heading to the school in the morning, I make a point of listening to a music sung by English, because I need to set my mind speaking English.
Since I decide to get ahead of you, I've made a point of preparing my mental completely before starting the class room.

一つのフレーズにつき、このくらいで良いです。目の前にいる相手を説き伏せるように文を作ったらなんども繰り返し、ブツブツ呟きましょう。

練習とは繰り返しやることが大事です。また実践でも使いやすい文章をなるべく考えましょう。
その方が応用しやすいし、使用回数も増えるので、結果的に体得のスピードも上がるからです。


 2. 文章を書く

英語においてライティングはスピーキングと同じく、アウトプットに分類される作業です。

自分の中に蓄積させている英語知識を使う練習としてはとても最適です。
この文章を書くという作業がやり方は様々ですが、オススメは日記を英語で書くことです。
練習とは継続することにこそ意味があります。
なので日記のように毎日続ける理由がある文章を書く方が続きやすいからです。

また書くうえで気をつけることは極力辞書を引かないことです。
あくまで自分が頭の中で考え得る英語を使用することに意味があるので、自分が英語でわからない単語や表現は使わないようにしましょう。
日本語で考えると最初の頃はどうしても英語でかけない文を頭で組み立ててしまいがちなので、英語で知ってる語彙で表現する訓練にもなります。

また考えたことを咄嗟に英語の表現に落とし込む練習でもあるので、続けていると会話の際の言いたいことの英語が出てこないことによる一時停止の時間を減らすことができます。


 3. 実践英会話

上記の2つが毎日の基礎練習なら英会話は実践形式の試合です。
日々の基礎練習で培ったことを試す場が英会話です。なので、積極的に独り言や文章を書くときに使用しているフレーズや英単語を使って見ましょう。
また英会話は相手も英語でこちらに話しかけてくるので、リスニングの練習も同時にできます。

蓄積した文法や語彙がどれだけ体得できているかが会話力に直結するので、本当の自分の英語の実力を客観的に知れる機会でもあります。
テストの点数では測れない素の英語力なので、上手くいかなった部分は必ず確認しましょう。
きちんと試行錯誤する意識を持って英会話に取り組むことであなたの伸び代は大きく変わってきます。


おわりに

いかがだったでしょうか?


私たち日本人が英会話をする上で足りていないのは知識ではなく練習量です。


知識量だけで言えば中学レベルの英語の語彙があれば英会話は攻略可能です。
ほとんどの日本人はこのレベルの英語知識は義務教育の段階で備わっています。


つまり必要なのはたくさんの「練習」です。

• 独り言
• 文章を書く
• 実践英会話


上記の方法で英語を扱う訓練をして、蓄えてきた知識を頭で考えず無意識的に口について出るようになるまで「練習」すれば良いのです。
中学英語までの知識を「学習」して、それを繰り返し「練習」して完全に体得できたなら、あなたは英語を使った英会話で困ることは無くなります。


語学学校の定期テストで高得点を取れていたり、TOEICや英検を取得している方々は英会話の土台はもう完成しているのです。


英語の勉強はもうやめましょう。
英語を扱えるようになりたいのであれば、必要なのは英語の練習です。


継続して練習を続ければ、すぐに英会話はできるようになります。


今回の記事は危機感をうまく理由して成長する方法論についての内容でした。
本稿とは違った別の観点で英会話の上達方法に関して書いた記事を2つ下記にリンクしておきます。
それぞれ3500字程度の内容ですので、6分ほどで読めます。
よろしければ合わせてお読みください。


では また別の記事で


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