ローカルジョブで得られるものは超絶大!?実際に働いてみて感じたこと
こんにちは、今回は私のオーストラリアの学生時代のお話です。オーストラリアにきて5ヶ月が経った頃、私は縁あって仕事を獲得することができました。オーストラリア人の友人に紹介してもらった海外生活初のアルバイトでした。
先に結論から言うと、私はこのローカルジョブに就けてから私のオーストラリア生活が変わりました。
個人的に感じたことを3つあげると
• オーストラリアを知れた
• 明らかに英語が上手くなった
• お金の事で悩まなくなった
です。
そのバイトはローカルのアルバイトの中でも超高待遇で日給が300ドル。
労働時間もおおよそ4時間から5時間なので時給換算すると60から75ドルというとんでも価格。
決して怪しいバイトではなく、ナイトマーケットのペインターとしての仕事でした。
そこで約半年ほど働いていたのですが、オーストラリア人の働き方を知れた非常に良い経験でした。
本稿では私が働いていたナイトマーケットと私が実際にやっていた仕事内容について紹介しながら、オーストラリアのローカルジョブの実態をお話ししてきます。
1. 場所はブリスベンのEat street market
私は学生時代はずっとブリスベンで過ごしていました。
Eat street marketと言うのはブリスベン空港の近くにある「Eat Street North shore」と言う毎週末の金曜から日曜の3日間開催される大きなマーケットの通称です。
ブリスベンの中心地から少し離れていますが、車で15分程度でアクセス可能です。
バスや電車で行く場合は乗り継ぎが必要で40分くらいかかります。
【Eat Street North shore】
Opening hour : Fri and Sat 4pm to 10pm
Sunday 12 noon to 8pm
Address : 221D Macarthur Avenue Hamilton QLD 4007
Home page : https://www.eatstreetnorthshore.com.au
平日は倉庫として使われていて閑散としていますが、週末になるとブリスベン屈指の人の賑わう場所となります。
様々な出し物や露天が並べられ、飲食店も多く立ち並びます。
その中にあるアジアンフードコーナーでは日本食の露店もあり、日本人が厨房に入ってるので間違いなく美味しいです。(筆者は食べたことありません。)
飲食以外にもフリーマーケットやステージで音楽イベントも催されたりと、毎週末は多くの人が詰め寄せます。
入場料がありますがたったの3ドルです、超安いです。ブリスベンにお住いの方はぜひ一度行ってみる事をお勧めします。
2. ペインターの仕事
私はこのマーケットの中にあるHenna tattooのお店で働いていました。
ヘナタトゥーと言うのはインドの伝統的なボディアートの一種でヘナという植物から取れる樹液で体に独特の模様を描きます。
ボディペイントのようなものなので、タトゥーと呼ばれていますが二週間ほどで消えることが特徴です。
マーケット全体の収益から給料が出るので、ペイントは全て無料です。
そのため勤務中は客足が止まることは基本的にありませんでした。
私は勤務した1日に50組くらいのお客さんの腕や足にヘナタトゥーを描いていました。
私はこの仕事を通して英語のリスニング力と模様の速書き力がめちゃくちゃ培われた気がします。
3. 仕事の待遇と働き方
職場で働いていたのは見た目はアジア人や南米ですが、育ちはオーストラリアという同僚がほとんどで陽気で気さくな人ばかりだったのですぐ溶け込めました。
この職場で働いて、特に私が感じたことは以下の3つです
• 自由すぎる同僚
• 寛大すぎるお客さん
• 仕事内容に対して高すぎる給料
ひとつずつ見て行きます。
1. 自由すぎる同僚
まず同僚にすごく感じたことはその自由さです。
常に客足が途絶えないので、日本人の私は目の前にお客さんがいる限りは手を止めずに書き続けていました。
しかし、ふと横をみると同僚は平気で携帯を弄っていたり、ふらっと席を外したりするのです。時にはお客さんのすぐそばで飲食をする始末です。
基本的に休憩はいつ取ってもいいのですが、私は日本人的な感覚から
『せめてお客さんの視界から消えてから脱力しろ。』
と最初は思っていました。
ですが、お客さんもそれを当たり前の光景のように受け入れていて、
「これがオーストラリアなのか、、」
と思い知らされました。
2. 寛大すぎるお客さん
上記のような同僚の行動にも笑って済ますお客さん達はこちらのミスや失態にも仏の様な対応をしてくれます。
例えば少し模様のパターンがズレてしまったり、こちらのミスで順番が入れ替わってしまった時でも、笑顔で
「心配ないよ、気にしないで」
と、ほぼ全員がそういう対応なのです。
この職場で働いていた時にクレーム、苦情は一度も経験しませんでした。
店員もお客さんも同じ人間で、そこに上下関係などないといった感じです。
日本の商社や企業で度々言われる
お客様は神様
この理論がおそらくオーストラリアには存在していません。
私の店舗はお客さんから直接的に代金を頂いたりはしていませんでしたが、
日本はおそらくお金を払ったサービスに対する付加価値を過剰に求めすぎなんだな。
とひしひしと感じました。
3. 仕事内容に対して高すぎる給料
冒頭でも述べましたがこのバイトはローカルのアルバイトの中でも超高待遇で日給が300ドル。
一日の労働時間もおおよそ4時間から5時間なので時給換算すると60から75ドルというとんでも価格でした。
にも関わらず、休憩し放題の自由思想で、加えてサービスを受けるお客さんはみんな仏マインドです。
慣れてくるとヘナで模様を描きつつお客さんと会話を楽しむこともできたので、
ネイティブと英会話の練習ができる、模様を描くのがそもそも楽しい、なおかつお金がもらえる。
仕事に行ける毎週末が楽しくて仕方ありませんでした。
平日は専門学校があるので毎週末に2回働いていただけですが、それでも生活費以上の金額は毎月稼げていました。
おわりに
いかがだったでしょうか?
• オーストラリアを知れた
• 明らかに英語が上手くなった
• お金の事で悩まなくなった
以上が私がこのヘナタトゥーのペインターのアルバイトで得られた事です。
私はすごく運がよかったと思いますが、このバイトを紹介してもらえたきっかけは
普段からオーストラリア人の友達に絵を描くことや書いた作品を見せていたことでした。
紹介してくれた友達の友達が職場の同僚だったので、面白い縁だなと思いました。
ローカルジョブの獲得は運とタイミングが多くを占めますが、普段から自分の特技や技術をアピールしていれば、その運を少しでも引き寄せることはできるかもしれません。
ローカルジョブで得られるものは本当に超絶大です。
人によっては報われない日々は長く続くかもしれませんが、根気強く粘る価値は十分にあります。
探し方はこちらの記事で詳しく書いていますのでぜひ参考にしてください。
では また別の記事で
記事を読んでいただき、ありがとうございました。 よかったらフォローしてくださると嬉しいです