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四和音 | m7(♭5) / mM7

どうも、作曲家のカスガです。

今回はm7(♭5)(マイナーセブンスフラットファイブ)とmM7(マイナーメジャーセブンス)の2つのコードを紹介します。

四和音のコードを学び始めて最初にぶつかるのが、この二つのコードだと思います。

m7(♭5)(マイナーセブンスフラットファイブ)

m7(♭5)は名前の通り、マイナーセブンスの5度をフラットさせたコードです。
別名ハーフディミニッシュとも呼ばれ、省略記号でøと書きます。

構成音はルート、短3度、減5度、短7度で、Cm7(b5)の場合はルートがC、短3度がEb、減5度がGb、短7度がBbです。

mM7(マイナーメジャーセブンス)

mM7(マイナーメジャーセブンス)は複雑な響きを持ったコードで、使い慣れない場合は響きに慣れるのに少し時間がかかるかも知れません。

構成音はルート、短3度、完全5度、長7度で、マイナーとメジャーが混ざったような構造です。

CmM7の場合、ルートがC、短3度がEb、完全5度がG、長7度かBです。

注意したいのは、第一転回形の上2音が半音でぶつかるため、不協和な響きになります。
そのため特別な意図がない場合、単体ではあまり使われません。

このコードはマイナーキーのトニックマイナーとして機能する他らモーダルインターチェンジのサブドミナントマイナーや、複雑なテンションコードのアッパーストラクチャーとしても機能します。

難しい言葉がたくさん出てきましたが、これらは別の記事で改めて紹介します。

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