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セレブに学ぶリアル英語 ☕︎ ジャスティン・ビーバー

セレブの発言に限らず英語圏の国・地域で日々実際に話され、書かれている文章を見ることは、興味を持続しながら楽しく英語を学べる方法です。普段使われているフレーズと文法をリラックスしながらセレブに学ぶ使えるリアル英語を楽しんでください。

"I make mistakes growing up. I'm not perfect; I'm not a robot."

「成長の過程で失敗はするよね。僕は完全でもないし、ロボットでもないんだから。」

do something growing up成長しながら〜する、副詞の〜ingは文法用語で言うと「分詞構文」で使われます。分詞構文とは主語が同じ・2つの出来事が同時に起きていることです。Justin makes mistakes と growing up はいずれも Justin が主語で同時に起きている事柄です(例・I ate dinner watching TV. テレビ観ながら夕食を食べた、She runs drinking water. 彼女は水を飲みながら走る)。

"I know who I am and what I'm doing in my life and what I've accomplished and continue to accomplish as a performer, as a writer, as an artist, as a person, as a human being."

「僕は、自分が誰でこの人生で何をやっていて、今まで成し遂げたことなんかも分かってるよ。そしてパフォーマーとして、著者として、アーティストとして、一個人として、そして人間として達成し続けてゆくよ。」

 have (has / had) accomplished:達成した状態を持っている。(過去・現在完了は会話でも文章でも頻繁に登場します。動詞は必ず受動態の過去形になることを忘れずに。)  as a performer:パフォーマーとして、〜として(例・as a teacher、as a guitar player、as your boyfriend)。

"Of course, I think that people are just waiting for that time when I make a mistake and they're gonna jump on it… There's gonna be haters."

「勿論、僕が失敗するその瞬間を待っている人達がいて、飛びついてくるだろう。嫌いな人達っているよね。」

 〜 that time when 〜:〜したその時・その瞬間(that は強調する場合に大袈裟な意味を込めて使われます。I didn't miss that time Justin came out of the car. ジャスティンが車から出てきたその瞬間を見逃さなかったよ)。  gonna be〜 (going to) be〜 は単純な未来形ではなく「絶対そうである・必ずそうである」という確信や皮肉を込めた場合にも使われます。(例・Justin's gonna be my hero. ジャスティンは僕のヒーローだ!)。 

"I want my world to be fun."

「自分の世界が楽しくなって欲しいな。」

want 〜 to be / do 〜:〜が〜になって欲しい / 〜が〜して欲しい(例・He wants her to be a professor. 彼は彼女に教授になって欲しい。Justin wanted Aki to listen to him carefully. ジャスティンはアキ(僕のことです、悪しからず)に注意深く聞いて欲しかった)。

"I leave the hip thrust to Michael Jackson."

「ヒップスラストはマイケル・ジャクソンに任せるよ。」

 leaveto someone:誰かに〜を任せる(例・I leave that issue to Justin. ジャスティンにあの件は任せるよ)。

"I'm happy with the man I'm becoming."

「これからの自分にとてもハッピーだよ。」

happy with the man I am becoming:直訳)自分がなって行く男性と共に幸せだ。前述の gonna be / going 同様、将来自分はこうなって行くぞという自信・確信を込めた表現です。 ジャスティンの自信が伺えるフレーズですね。

"As I get into it more, I want to grow as an artist, as an entertainer, and basically perfect my craft."

「もっと夢中になって、アーティストとして、エンターテイナーとして成長して、基本的には自分の創造する物を完璧にしたいな。」

get into:〜に熱中して・〜に夢中になって。  perfect 〜:(動詞の)完成させる・完璧にする。

"I'm really an animal guy. I express myself in different ways as an animal."

「僕って動物派なんだよね。動物になっていろんな方法で自分を表現するんだよ。」

in different ways:さまざまな方法で・いろんなやり方で(例・in a particular way:特別なやり方で・特に決まった方法で)。in はあちらこちらに出てくる前置詞で、この場合は「さまざまなやり方(複数)の中を通って」と言う空間的な意味を持ちます。

"Now that I'm on top, everyone wants to bring me down. Everyone's trying to tug at me and take my spot."

「今、僕はトップの座にいるでしょ。みんな僕を引きずり下ろしたいんだよね。僕を引っ張ってトップの座を奪おうとしている。」

bringdown:〜を引きずり下ろす - 下ろした状態にもって行く(例・bring 〜 back:〜を連れ戻す、bring 〜 up:〜をに上げる)。

"I think older people can appreciate my music because I really show my heart when I sing, and it's not corny. I think I can grow as an artist, and my fans will grow with me."

「僕は歌う時に心を込めて歌うし決して陳腐じゃないから、年配の人達も僕の音楽を認めてくれていると思う。アーティストとして成長したいし、ファンのみんなも一緒に成長してゆくよ。」

 〜である because なぜなら 〜 だから、「because」は原因・理由を表す接続詞です。 結果よりも理由に焦点が当たっており「どうしてそういうことになる(なった)のか」を伝えたいときに使います。

全文意訳翻訳:Akiみのっち



日本語で英語を理解しようとする時、意訳(本意が反映された訳文)は非常に大切だと考えます。単体の単語や語彙の意味を的確に知ることも大事ですが、文章の場合「如何に忠実に翻訳されているか」よりも「本意が反映された翻訳であるか」がより重要だと思います。その場合、文章全体あるいは前後の言い回しであえて特定の単語の翻訳が見当たらない事があります。

オンライン翻訳機が翻訳を上手く処理してくれる場合でも、特に会話文・コメント文など口頭による文章の翻訳は、それを言った本人の性格や状況も踏まえて翻訳される方がより文章の本意を伝えやすい、と確信します。

僕は翻訳の際コピーライティングするように、内容を如何に分かりやすく(且つ時にはユーモラスに)本意を伝えるかを常に意識しています。そうすることで英語理解にも役立つと考えていますし、実際に役立っていると確信します。

最後まで読んでいただき、有難うございます。それではHave a great day!