【不合格】目指している在外教育施設のこと
みなさん、こんにちは。Akiです。
自分が目指している【在外教育施設派遣教員】ですが今年も不合格でした。
今日は、自分が受験している在外教育施設について書きたいと思います。
■ はじめに
在外教育施設とは
・在外教育施設とは、海外に在留する日本人の子どものために、学校教育法(昭和22年法律第26号)に規定する学校における教育に準じた教育を実施することを主たる目的として海外に設置された教育施設をいいます。 この在外教育施設は、日本人学校、補習授業校、私立在外教育施設に分けることができます。
現在は世界に約100校あります。自分はこの在外教育施設で働けるのを今の目標として仕事をしています。そして、教師として働く在外教育施設教員になるためには大きく二種類あると考えています。
■ 文部科学省からの派遣
自分が今回受験したのはこちらの試験です。文部科学省からの派遣となります。大きな手順としては
①各学校に教育委員会から在外教育施設の募集がある(4月下旬)
②受験の意思があることを伝え、履歴書を作成(校長に書類を作成をしていただくので、自分だけではすすみません)
③履歴書を校長に提出してもらう(各市町村教育委員会に)
④各都道府県教育委員会の選考1〜2週間前に日程を伝えられる。
⑤各都道府県教育委員会の選考(今回も不合格)
↓
⑥文部科学省の選考
まずは、所属している各都道府県の教育委員会での選考を受け、その後試験を突破した方のみ、文部科学省の試験に試験にすすむことができます。自分は今年で2回目ですが、都道府県の選考で不合格でした。
文部科学省派遣の教師となると、各都道府県の代表のような人たちが各在外教育施設に集まります。要は、「エリート集団」です。実績も研究もない自分にとっては、ハードルが高いのかもしれません。
自分が考えるにこの試験で派遣される教員は、教員の中でも「出世コース」や「できる人」などの自信をもって送り出せる人たちだと考えます。
メリットとしては、子どもを現地の生活体験を経験されることができたり、給与面で多く得ることができたりすることができます。「ダブルインカム」です。自分の青年海外協力隊の経験から、海外の赴任先によって安全手当が支給されると思います。となると、アメリカやヨーロッパは安全なことから安全手当が薄く、アジアや中東やアフリカなどは厚いと考えられます。
受験資格は、3年間公立の小中学校などで勤務した経験が受験資格になります。自分は今年度正規採用3年目になるのですが、昨年も受験することができたので講師経験も含まれると考えられます。
■ 現地採用枠
次に紹介するのが「現地採用枠」についてです。その名の通り、現地での採用という形になります。在外教育施設の各学校が独自に枠を設けて採用をしてくれます。それらを取りまとめているのが、海外子女教育振興財団。それぞれ学校の募集要項などが掲載されています。
これ以外にも学校独自にHPに掲載して採用を募集することもあります。(自分はこれを受験したことがあります)
文部科学省派遣教員との違いは「給与面」です。現地採用の方が責任のある校務分掌もまわってこないのではないかと思っています。学級担任をもつことは基本です。
現地採用の方が合格率は高いとも考えられます。倍率とかも採用試験と同じくらいです。ただ免許や国によっては高い倍率であることは確かです。ヨーロッパはやはり人気かな。
新卒で行くとまた価値観が変わっていたのかなと今となっては思っています。自分は、よほどのことがない限り現地採用枠を受験することはないと思います。
今回も不合格という結果になってしまいました。
・論文書いたり、研究したりして実績をつくることも大事なことかもしれません。
・経験年数がものを言う。自分の都道府県はこちらもあるのかなと思っています。
来年も受験はします。
よろしければこちらもどうぞ。