《教訓》”世の中は不平等である”

こんにちは！
この記事では、「過去の自分・現在の自分」に響いた言葉をご紹介します。

【〇〇の方へ】
恵まれない環境を言い訳にしてしまう貴方へ
《本日の言葉》
✅ ”世の中は不平等である”

１. 世の中は平等だろうか？

引用元：competition.shirucafe.com/ja/challenge/3

あなたは、”世の中が平等である” と思いますか？

多くの人間が「この世の中は不公平であり平等ではない」と思っています。一方で、「世の中は平等であるべきだ」と主張する人間が多いのも事実です。

つまり、世の中は不平等であると知りつつ平等な世の中を信じる人間が大多数であると言うことです。

２. 世の中の平等を前提にいるのはおかしい

引用元：gooddo

”世の中は平等であるべきだ”

大多数の人間がこの言葉を支持すると思います。特に、富裕層に対して妬みや怒りからそういった言葉が出てくるでしょう。

主張すること自体は問題ありません。
しかし、

元々、世の中は平等であるべきだ。だから今の世の中を正してくれ。

という考え方は危険です。
つまり、「世の中は平等であるはずなのにこんなにも貧富の格差が生まれている。これは是正しないといけないことだ。」と主張する人は危ないです。

生まれた時から貧しい家庭に生まれて、今も貧乏生活を送っている。これはおかしい。富裕層からお金を回すべきだ。と主張するのはおかしいのです。

一方で、「世の中は不平等であるが公平な世界を作ろう」と前向きに取り組むのは大いに結構だと思います。

ここで大事なのは、前提が「世の中は平等であるべき」なのか「世の中は不平等である」なのか。

３. ”誰もあなたを助けてくれない”という危機感を持て

前項では、世の中の平等を主張すること自体は問題ないと述べました。それは、改革を起こすこと時代の変化と共に求められるものだからです。

しかし、世の中の平等を前提にする人は危険だと述べました。それは、平等であるべきだと主張しながら、今現在の自分の置かれた状態を言い訳に使ってからです。

例えば、「世の中は平等であるべきなのに大学に行ける人間といけない人間がいる。俺は大学に行ける金銭的余裕もない。だから大学に行けるよう国がお金を支給すべきだ」

といった考え方です。つまり、世の中が平等であるべきだと前提に考える人間は自らの努力で変わろうとはせずに全て救いの手を求めてしまうのです。これは思考の停止であり、救いの手が施されなかった時に見捨てられてしまいます。

４. ”生まれた時からスタートラインは違う”

引用元：photoAC

”世の中は不平等である”

これを前提に生きましょう。そうでないと言い訳を固めて自分では変わることのできない人間になってしまいます。

”生まれた時からスタートラインは違う”

合わせてこの前提も意識しておきましょう。知っての通り、裕福な家庭に生まれてくる人もいれば貧しい家庭に生まれてくる人もいます。家族構成も土地も全て異なります。

これを平等にすることは当然できません。なので、ここではこの前提条件をどう捉えて生きていくかがポイントになります。

５. 出遅れた環境で育ったなら、人一倍努力しろ

生まれた時からスタートラインが違うということは、同じ到達地点でも努力量や時間が異なるということです。

つまり、自分が貧乏な家庭で生まれ育っていると自覚しているなら、なおさら人一倍努力をしないといけないのです。

塾に通うお金がない、家の家事を手伝うから勉強時間も削られる・・・一方で塾と家庭教師をつける家庭。「あいつは塾にもいって家庭教師もつけて」と言い訳を見つけては自分が受験合格できない理由を作っていてはいけません。それならそれ以上の努力をしないといけないのです。

生まれてきた環境が違うのだから、同じ努力をしても同じ到達地点になるとは限りません。いつまでも言い訳を並べてはいけません。むしろ、チヤホヤされて徐行スピードになっている間に、アクセル全開で前に突き進まないと追いつけないのです。

６. モチベーションを保つための考え方

そうはいっても、人一倍努力し続けるモチベーションが続かない時もあると思います。そこで１つ助けになる考え方を教えたいと思います。

”未来の子供に同じ思いをさせたいのか？”

これは、自分が貧しい環境で育って苦労してきたように、将来の子供にも同じ経験をさせたいのか？ということです。

つまり、今あなたが努力をして憧れていた生活を手に入れたとします。その生活の中で生まれた子供はスタートラインがあなたの時と比べて前に置かれるということです。

あなたが嫉妬心を抱いたり、憧れたりした、「恵まれた家庭環境で育った子供」がまさにあなたの子供に当てはまることになるのです。

今あなたが言い訳を重ねて不公平であることを嘆いて努力をしないのであれば、未来のあなたの子供も同じ苦労をすることになるのです。

７. 幸せは掴みにいくもの

まず、世の中は平等ではないという事実を飲み込みましょう。また、生まれた時点でスタートラインが違うことも理解しましょう。

その上で、自分が望むものがあるのであればそのスタートラインよりも前にいる人間の何倍も努力をしないといけない覚悟をもって突き進みましょう。

決して、言い訳を重ねて思考停止してはいけません。誰もあなたを助けてはくれないのです。

《本日の言葉》
✅ ”世の中は不平等である”

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