あけの保育園

1日いちいちを過ごすこと・・・[暮らし] 園での暮らしを紡いでいく中で 見えること 感…

あけの保育園

1日いちいちを過ごすこと・・・[暮らし] 園での暮らしを紡いでいく中で 見えること 感じること 考えること 小さな気づきを届けます

最近の記事

あけましておめでとうございます!

 2024年も、楽しく過ごしていきたいと思います。 noteの更新も頑張ります笑

    • 事務室の種明かし

      事務室にあるホワイトボード。 大きな行事前には、このホワイトボードを活用します。 誰が、どんな仕事を、どれくらい抱えているのかを書き出します。 終わったものには線を引き消していきます。 視覚化することで、共有して、自然と助け合える。 説明する手間が省けるので効率も上がる。 ちょっとした工夫ですが、その積み重ねが大事なんだと実感しています。 次回は、11月28日(火)です。

      • 1年たちました。

         突然の「研究会やります」から早1年…。 noteをはじめてからも1年が たちました。  「研究会って何?」「ヤダ―!」「反対!!」 色んな感情を抱えながらも、日々の保育や研究会の準備に追われる怒涛の日々。 不思議なことに、めちゃくちゃ大変だった日々も「楽しかったなぁ」となんだか懐かしく思います。  さて、来たる11月27日から3,4,5歳児のスターキッズフェスティバルをやります。 そこでの年長組さんの発表で、1年前の研究会での経験が生かせそうで、今から準備に、アイディア

        • 保護者であり職員であること

           6年ほど前のこと。今は小学生になる長男の保育園探しをしていました。 子どもと同じ園で働けるところを探していて、何園か当たってみたものの断られ、そんな時にであったのがあけの保育園でした。  その頃は、まだ環境整備もやっていなく普通によくある保育園でした。園や先生方の優しい雰囲気に、安心して子どもを預けながら働くことが出来ていました。  それから1年。環境整備を始める?環境整備とは?とざわざわし始めた時に、私は産休に入り職場を離れることになりました。  それからは子どもの保護

        あけましておめでとうございます!

          自分事にすること

          自分事とは… じぶん‐ごと【自分事】 自分に関係のあること。 我が事。 という意味だそうです。 子どもの遊びを監視するのではなく興味を持って見守ることができるよう、大人が「自分事」と捉える視点が大切です。 ブランコの紐付けも大人が協力しあって行い、「自分事」として関心を持って見守る環境の中で子どもの成長を育んでいきたいと思っています。 次回は、10月17日(火)です。

          自分事にすること

          やってみようとは

           8月某日、木村先生のワークショップがありました。  その数日前ブランコでの怪我があり、ブランコがある位置が大人にとって安心できない場所にあるのでは?という話がありました。  話を受けた私も「不安な人がいるのなら」と、大人の安心できる場所への移動を提案しました。  その夜、これでよかったのか?という自問自答が始まりました。なんでかははっきりわからないけど、大切なことを忘れているような感覚。いや、忘れているというより「忙しい」という言葉の陰に隠した感覚…?  ワークショップ

          やってみようとは

          何気ない日常の中で感じる嬉しさ

           こんにちは。過去の記事で「家政婦は見た」ならぬ「○○は見た」と言われている〇〇です。人の良い所を見つけるのが上手…なのだそうです。  でも、そんなことはありません。ただ嬉しい気持ちになったことを、周りに伝えているだけなのです。  この度記事の依頼を承ったので、同僚の皆さんに日頃の感謝を込めて伝えさせていただきます。  ある日、職員がみんなで使う物が一定の周期できれいに整っている事に気が付きました。自分が使ったタイミングで次の人が取りやすいように整えてくれているのです。「な

          何気ない日常の中で感じる嬉しさ

          主任の思い

           「研究会をやりましょう!」  この言葉を聞いて最初に思ったことは…『無理』『あけのはまだその段階じゃない』でした。  悩んで…立ち止まって…けして平たんではなかった…それでも走り続けた4年間…。今やっと落ち着いてきた人間関係。この穏やかな時間をもう少し満喫していたい!せっかく安定しているのに、嵐を起こすのはやめてほしい!  私にとって研究会とは嵐であり、受け身のイメージしかありませんでした。  そんな思いから「やろう!」と心が動くまで、そう時間はかかりませんでした。その

          今だからこそ、振り返りたい想い。

          「子どものため」ということばに縛られていた 環境整備を始めてから、私たちはいったい何パターンの環境を試行錯誤してきたのか。プレイルーム内はまるでパズルみたいで、完成させるのにかなりの労力を使う。ベンチ1つもそうだ。「どこに置いたら子どもたちが遊び込めるだろうか。」初めは”子どものため”という考えのもと、子どもたちが座りやすい場所や製作コーナー・ままごとコーナーの近くに配置することが多かった。でもしっくりこない。”子どものために”と配置したはずなのに、そのうちだんだんと部屋の

          今だからこそ、振り返りたい想い。

          フリー保育士としてサポートする中で見えたもの

           初めてあけの保育園に来た時、何故かはわからないけど元気がなく見える保育士がいることが気になりました。  保育に少し疲れている?いや、そうではない様子。  私があけの保育園に来た約1年前から始まった環境整備。望んで「やりたい」と期待に胸膨らむ保育士をよそに、その時期にたまたまこの保育園にいたという理由だけで、不安や反対な気持ちを抱えながらも、上の決定に従うしかなく「やらなくてはならなくなった」であろう保育士がいることを知りました。それぞれ、大切に思う保育があったからこそ、悩

          フリー保育士としてサポートする中で見えたもの

          自分診断ブースの謎解き~白黒の意味~

           ブースに入るとYES/NOチャートがあり、自分はどのタイプか診断できるようになっていて、天井には白と黒のパネルが裏表に貼ってあり、天井からぶら下がっています。  今日は、この自分診断ブースの展示の工夫の謎解きをしたいと思います。  黒のパネルには「環境整備を始めた時の気持ち」だったり「環境整備を始めたあけの保育園での保育に初めて携わった時の気持ち」を書きました。  白のパネルには「今の気持ち」を書き、職員の気持ちの変化や過程がわかるようになっています。  しかし、ブー

          自分診断ブースの謎解き~白黒の意味~

          手紙~拝啓シルクスクリーンブースの君へ~

           松本先生へ  研究会では本当にお世話になりました。  研究会が近づき、自分はシルクスクリーンブースの担当となりましたが、得意なわけでも詳しいわけでもなく、不安な気持ちがありました。  でもそんな時に先生は、「一緒に考えよう!」「まずはやってみよう!」と明るく前向きな声を掛けてくれて、私はとても救われました。  また、私がバタバタと仕事に追われて手が回らない時には、「こんなの作ってみたんだけど…どうかな?」と私の想像していたものを作って見せてきてくれることもありました。

          手紙~拝啓シルクスクリーンブースの君へ~

          振り返りの中で気付いたこと

           YES/NOブースの中にあった白と黒のパネル。黒い面には環境整備を始めたときの気持ち、白い面には環境整備を何年か経験してみて変化した気持ちが書いてありました。  今までとは違う環境を作り始め、誰もがすぐに「楽しい!」「もっとやってみたい!」という気持ちになれるわけではなく、新しいことを始めるということに心配や不安を抱える人、楽観的にとらえる人と様々でした。    私自身はというと、4年前から環境整備を始めたこの保育園に2年前に入り、正直に言うと入った頃も今も、心情として大

          振り返りの中で気付いたこと

          大人の好きからできた空展

           研究会の写真ブースの担当になり、写真って何を展示したらいいんだろうと考えたとき、園庭から見える空の写真をよく撮っていたので、空の写真も入れたいよねという話になりました。  私は子ども達と一緒に遊びの合間に空を見ながら話をしたり、チャレンジタワーの上で寝転びながらのんびりと空を眺めることが多く、綺麗な空をよく写真に撮っていました。  ある日、子どもと一緒に空を見ている時に、不思議なかたちの雲があり“あの雲に名前はあるんだろうか”と気になったのでスマホで調べると「わたぐも」と

          大人の好きからできた空展

          広告ブースの謎解き

           研究会のブースの中で、たぶん皆さんが一番謎が多かった『広告ブース』。  今日はすこ~しだけですが、広告ブースの謎解きをしていきたいと思います。 これは何の広告かわかりますか? なんとなーく見覚えがあるような…。 そうです。これはかの有名な『家政婦は見た!』のパロディです。  なぜ研究会でこの広告を作ったのか。  この先生は、他の先生の良い所を見つけることがとても上手で、 いつも「○○先生こんなことしてくれて助かったんだよ」 「○○先生、こういう風にしててすごく良かっ

          広告ブースの謎解き

          正解が見えないことに取り組む中で・・・

           研究会自体の意味があまり理解できない中で「広告ブース」の担当になり、まず最初に思ったことは「広告の展示をしてなんの意味があるのだろう」ということです。  私は、やることに意味を見出せないとなかなか動き出せないタイプで、意味が分からないまま「やってみよう」というスタンスにはなかなかなることが出来ず、他の先生たちが作ってくれた広告を見て「いいですね~」と感想を言うだけの始まりでした。  一つも広告を作れずにいた私をよそに、「とりあえずやってみよう」と作り始めた周りの人たちを見

          正解が見えないことに取り組む中で・・・