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自分くらい、自分の人生を。

僕は思う。「何者かになりたい」

いつからだろう。そう思うようになったのは。

ネットや本でもたくさん「何者」という言葉をよく見て、僕は「何者」がなにものなのかを分からないまま、何者かになることを望んでいた。

何者かになりたい、と言う自分が何よりも普通であることを物語っていることも僕は知っていた。

僕は思う。

何者かになりたいんじゃなくて、普通であることが耐えられないんだと。

耐えられない退屈や、平均や、ハッシュタグなどに自分を規定されたくない。どこかに自分すらも分からない自分がきっといる。

そう思えば、少しは自分が楽になることも知っていた。

これは、精神の覚醒剤のようなものだ。

「何者かになりたい」と今の自分を否定して、キラキラしている誰かの表面を見て、その人の努力を知らないまま、今をただ浪費する。

そうすりゃ、今は楽。

楽なのに、一向に変わらない自分が嫌で、嫌で。

そんな自分をさらに嫌いになったりするんだ。

だから、

僕は思う。

何者かになろうとしなくていい。

何者かにもならなくていい。

「君は君でいい」だなんて言葉はありふれているかもしれないけど、今を大切にしてほしい。

そのためにも、

今を大切にするために大事な3つのことを言うね。

1つめ、自分は目の前の相手に何を与えれるのかを考えること。

目の前にいる、あなたに、自分は何を与えられるんだろうって本気で考えること。挨拶でも、笑顔でも、なんだっていい。その場にいるあなたの目の前を大切にしてあげて欲しい。

2つめ、よく見るSNSを一つ辞めてみること。

僕もあなたも、不安の原因は誰かを見過ぎなことかもしれない。誰かを羨ましいって思うことはすごく素敵なことだけど、思いすぎるのも良くないね。SNSは辞めても戻ってこれるから、じぶんがよく見るSNSは何かなあって一回考えてみて。

3つめ、自分を開くこと。

自分を開く、つまり、話しかけやすいような自分になること。「僕、人見知りなんです」ってつい言っちゃうけど、それよりも頼られるような存在になっておいた方がいいと思う。「なんかおもしろい」「あの人といるとあかるくなる」「いい人」そんな人を僕も目指してます。


最後に、

偉そうに色々言ったけど、僕もまだまだな所。

何者かにもなってないし、僕は僕なままで、それ以上でも以下でもない。

ありのままを生きるって、実はすごく辛いことだから。

だから

一緒にがんばろう。

一緒に今の「何者でもない」時間をたのしもう。

だって今しかない、この時間。めいいっぱいやったもん勝ちじゃないか。

一生懸命、今を生きて、一生懸命、目の前を愛そう。

そんなあなたを僕は応援しています。

では、

この物語は「フィクション」です。

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