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たとえ、傘を電車に忘れても。

たとえ、もっていた傘を電車に忘れても、急遽泊まる家が見つからなくても、水たまりに足を突っ込んでも、小さな良くないことが重なっても、「 Life is contents」だと思えば、それでもまだ、物語はつづいていくことに気づける。

もしかしたら、明日は少し良いことがあるかもしれないと思えることに想像を馳せることができる。

だから、言葉に救われている。

人に会ったり、影響を受けたり、あの人の言葉はなんだか良いな〜、と思ったりすると、その言葉を胸に「ストック」している。

そのストックは、いつか自分を後押しするかもしれない。

気づくのはおそらくまだ先。答え合わせはまだ先なのだ。


今日僕は。

何か大きな落ち込む出来事があって、それが原因で心がポッキリ折れてしまう。

そういったことが心が病んでしまう原因の多くである。

と思われがちだが、

病んでしまう原因の大きな1つは、小さな落ち込む出来事が重なった時である。

小さな出来事が重なって、周りに思いを馳せることができなくなって、自分もどうしたらいいのかがわからなくなる。

多分これはSOSのサインだ。

でも、こうなったときの対処法は、おそらく休むしかないだろう。

休んで、温かいご飯を食べて、温かいお風呂に入って、よく寝る。

生活習慣を整えることが、おそらく人間にとってとても大切なことなのだと思う。

それと同時に、今良くないことが起こることは、決してずっと続くことでは無いことを知ることも大切だなと思う。

例えば、

今日僕は、持っていた傘を電車に忘れてしまっていた。それだけではない。電車は帰り道の逆方向だし、今日はある理由で家に帰れなくなってホテルを取らないといけなくなった。

東京の安いホテルは空いてないし、ちょっと高いところに泊まらないといけない。

頼れる関東の友達も、今上司と飲み会だそうだ。

そして、泊まる場所まで帰っていると、外は大雨。コンビニまで傘を買いに走っていると、水たまりに気づかず突っ込んでしまう。なんだか、少し叫びたくなる。

でも不思議だ。

これも「ライフイズコンテンツ」人生の物語の1つだと考えると、なんだか、今日の出来事も誰かに話すと笑い話になるような気がする。

多分、明日の自分は今日のことを笑い話にしているだろうなと思う。明日の自分に期待する。

明日は豚汁を作ろう。そんなことを考えながら、シャワーを浴びることができる。

人って不思議だ。

言葉1つで、捉え方1つで、こんなにも前向きになれる。

僕が単純だということもある中で、心の持ちようで、明日が楽しみになる事は、本当にすごいことだなと感じる。


言葉のストック。


僕は本を読むのが好きで。厳密に言うと、本を買うのが好きで。よく活字を見ている。

ビジネス書も読むし、小説の方が好きだったりする。漫画も大好きだし、ラップバトルや音楽も大好きだ。

これらに共通することは、言葉であるということだと思う。

ふと出会った言葉に励まされ、その言葉を何度も口ずさむようになる。

大学生の時、1人で寂しくなった時は、本気で周りの友達のことを想像しながら、1人で言葉を口ずさんでいたことを思い出す。(ほんとに寂しかった笑)

そして、いつか、出会った言葉が、いつ自分を励ましてくれるかわからない。

1500円ほどで出会った言葉は、おそらく僕にずっと残り続けるのではないかなと思う。

そしてその言葉がストックされて、少しずつろ過されて、合わさって、もまれて、何度も外に出されて、少しずつ自分の言葉になっていく。

だから生きてるっておもしろい。

人ってこんなにもおもしろいんだと思う。

そんなこと思えるようになったのは、そう思える人に出会ったからだと思う。

人ってすごい、出会いってすごい。

ほんとに小学生みたいな感想だが、今の僕は幸せ者だなと思う。

いつかあなたとそんな話ができるように、今日の僕はこんな文章を書いた。

今日のあなたが、明日のあなたに少しでも期待できますように。

おやすみなさい。


20230922 森本瑛

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