log_DAY2 #BtoBデジタルシフト2020
BtoBマーケティング界隈で著名な方々が講演する2日間のカンファレンス。今日は2日目の最終日で、5名の方々による講演でした。
今日は冒頭の枌谷さん、最後のみなさまのディスカッションのみしか体験できず残念...
心に刺さった点を簡潔に。
オンライン営業加速下で差異化ポイントは何か
⇒ 初回営業の前工程を工夫して営業難易度を下げるために、マーケティング要素を大きくすることが重要
・そのために「コンテンツ×ソーシャル」
・BtoB商材の決済には平均約5人の社内関係者が絡んでおり、日頃から積極的に情報収集する方への良質なコンテンツによるファン・ブランド形成で社内情報ネットワークに自社情報を載せることがポイント
・上記をマーケティングの最重要ドライバーと考え精度を高めていく活動を
・ソーシャルやリファラルの価値はデータのみでは捉えられないから顧客を“個”でなく“群”でしっかりと想像することが大切
よいコンテンツとは?
⇒心を動かすもの
・いかにユーザーの“記憶”にとどまってくれるかがポイント
・第一想起になれば「マーケティング効果」、印象の持続になれば「ブランドの醸成」に繋がる。
・心を動かすための手段として、①心を動かす相手を決める(ex,ターゲティング) ②心が動く確率を高める(ex,文章術、論理構成 ③より強く心を動かす(ex,情緒的表現、異常性、ストーリーの妙) <ベイジ 枌谷さん>
コンテンツ作りの(経営層、あるいは組織としての)コミットについて
(背景:1日目のカンファレンスで、経営層の上部レイヤーがコンテンツに対しての重要性を理解していることが“顧客理解”という点でも大切で、その意味でよい組織とは≒アジャイル体制であるべきというディスカッションがあった)
▼1日目カンファレンスまとめ:https://note.com/ake_chaa/n/n8485effb54bb
⇒ 誰に届けるべきコンテンツなのかをなるだけ具体的にイメージする。
・逆に言えばコンテンツ過多時代に量重視のコンテンツは大量生産されているため、質重視で具体的に届けたい人N=1をどれだけ解像度高くイメージして届けられるかが肝 <ベルフェイス 西山さん>
⇒ エンタメ精神が強い人、人を喜ばすことが好きな人が結果よいコンテンツをつくれることが多い。
・SEO的なテクニックは再現性高いがコンテンツとしての主流ではないのかもしれない。
2日間通しての感想
2日目の今日は一部しか体験できなかったけど、昨日今日通して感じたのは一貫して“顧客理解”というテーマがそこにあること。ここ10年くらいで顕著に取り上げられるキーワード的なお話の際に出てきた「UI/UX/CX」等々からも分かるように、そこには「user」「customer」が中心にいる。
“顧客理解”を経営者含めた組織の上位レイヤー、現場メンバー全員が理解する。その上で自分たちが提供する製品やサービスが自分たちの“顧客”のために、よりよい体験ができよう思考し続けられる文化、風土が一番大切だと感じた。
本質的な『DX』とは、デジタルやテクノロジーを活用した業務効率化、生産性向上からの事業やビジネスモデル改革。
そして改革推進できる柔軟な組織の中にいる働くみなさまのマインドデジタルシフト改革だと改めて実感。
よきコンテンツを2日間、ありがとうございました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?