うそ子

物書き。 ここには好きな言葉を バラバラに散らばせるつもりです。 思いつくままに媚びず…

うそ子

物書き。 ここには好きな言葉を バラバラに散らばせるつもりです。 思いつくままに媚びずに書きたいから ここにきました。 チョコレートといちごと読書。 そして、音楽は、 クリープハイプをこよなく愛してます。

記事一覧

固定された記事

うそ子の話30。

✳切ない✳ 切ないってさ キレナイて 読むんだよ。 知っていた? わたしとあなたはーー。 ✕✕ないよ。

うそ子
4年前
57

火傷

その後に続く 言葉を おぼえていない 聞いていられなかったから あなたが 必死であればあるほどに わたしは どちらも向けなくなった 「やけどね、、、」 そうこれは方言…

うそ子
10か月前
5

うそ子の詩。

(タイトル)親愛なる 無駄毛様。 不本意にも 「無駄」と冠をつけられた毛に カミソリを 当てる (なんと失礼なことだろう) わたしの一番柔らかい所を 守るため 存在してい…

うそ子
1年前
7

うそこの詩。

「出戻り」 鼻の奥が ツンとなる 眉が山の形に なってしまう程 潮が薫る 故郷の匂いが わかるのなら それはもう ヨソモノに なった証かも しれない イカが 洗濯物のよ…

うそ子
2年前
12

何かを期待していた。と気づく。
馬鹿なのはわたしだ

うそ子
2年前
2

うそこの話。

プツリと音をたてた。 『あー、もう。無理』 こう思った瞬間、全部、終わる。 わたしの中で、 どーしようもない、絶対的な終わりが来た。 予兆はあれど、しつこい私は…

うそ子
2年前
2

ぐちゃぐちゃで嫌になる日々だけど
なんとか生きてる。

うそ子
2年前
3

わたしとクリープハイプと日常

やっと出るアルバムは、 特装版?初回盤?通常版? 更に、、特装版頼んだ後で 高知蔦屋書店で 弾き語りライブの抽選券付き初回盤が 販売されるだと?!! それを知ったのは…

うそ子
2年前
11

しんど。

うそ子
2年前
1

うそ子
2年前
1

ボタンひとつですぐ逃げられる世界なら
そんな浅く薄く平べったいものなら
直ぐに捨ててしまえるね
じゃあそんなにイチイチ傷つくのも
馬鹿らしいよね

うそ子
2年前
3

うそこの話。

『てんてんてん』 何時だって 簡単に 反転する 被害者も加害者も すぐに入れ替わる 主人公しかいない世界だ そりゃあ 場所、時、主人公が 変われば 主人公通りの世…

うそ子
2年前
3

なにがあろうと
生きていくってことは

つづきをつづけていくってこと

傷つけても傷ついても
どっちも
わたしはわすれたくない

うそ子
2年前
1

疲れた。

うそ子
2年前

わたしは足りないから書いているので、人としてじゅーぶんに足り得るならば、ことばを手放していくかもしれません。わたしは名を残したいわけではなく、生きた証を刻むなんて大それたこと思えない。足りないから探すみたいに書いている。

うそ子
2年前
1

あー、疲れた。

ただ寝たい

うそ子
2年前
1

うそ子の話30。

✳切ない✳

切ないってさ

キレナイて

読むんだよ。

知っていた?

わたしとあなたはーー。

✕✕ないよ。

火傷

その後に続く
言葉を
おぼえていない

聞いていられなかったから

あなたが
必死であればあるほどに
わたしは
どちらも向けなくなった

「やけどね、、、」
そうこれは方言で
「だけど」と同じ意味
言い訳の前につく言葉

「火傷ね」
ふいに脳内変換されて
再生されてしまったものに
手を触れる
火か悲か秘なのか
わからずに

ここにあるはずはない
やけど
胸に手を添えて
窓の外、雨音、行き交う車の音

もっとみる

うそ子の詩。

(タイトル)親愛なる 無駄毛様。

不本意にも
「無駄」と冠をつけられた毛に
カミソリを 当てる
(なんと失礼なことだろう)
わたしの一番柔らかい所を
守るため 存在しているというのに

いつの間にか 何の疑いもなく
習慣になった お仕着せのエチケットで
タンタンと 刈り取られ

しゅわしゅわわわ ましろな泡に
あぷあっぷ まぎれて 排水口へ

「愛」を語るなら 彼らなしでは
始められない

もっとみる

うそこの詩。

「出戻り」

鼻の奥が
ツンとなる
眉が山の形に
なってしまう程
潮が薫る

故郷の匂いが
わかるのなら

それはもう
ヨソモノに
なった証かも
しれない

イカが
洗濯物のように
並んで干され
網を直している
港の漁師達
嗄れた声は大きく
遠くまで響き渡る

帰ってきた
海を感じる鼻を
手に入れて

「ただいま」

何かを期待していた。と気づく。
馬鹿なのはわたしだ

うそこの話。

プツリと音をたてた。

『あー、もう。無理』

こう思った瞬間、全部、終わる。

わたしの中で、

どーしようもない、絶対的な終わりが来た。

予兆はあれど、しつこい私は

なかなかに見切りをつけきれない。

だから今更?ねえ?いま?
え?なんで?そんな小さなことで?
今まで散々あったのに?ええやん、そんくらい。
的な雰囲気で終わりを迎える。

プツリ

こんな音が実際にしてる。たぶん。

後頭部

もっとみる

ぐちゃぐちゃで嫌になる日々だけど
なんとか生きてる。

わたしとクリープハイプと日常

やっと出るアルバムは、
特装版?初回盤?通常版?
更に、、特装版頼んだ後で
高知蔦屋書店で
弾き語りライブの抽選券付き初回盤が
販売されるだと?!!
それを知ったのは、
特装版の発送通知が来てから。

悔しくて
呼吸が苦しくなった。

『ファンならば
お金ちょっとくらいかけなさいよ。
愛の証じゃん』って
言えないのよ、思えないのよ。
パートのババアから、
無職の主婦になって
もう、2回目の冬がきて

もっとみる

ボタンひとつですぐ逃げられる世界なら
そんな浅く薄く平べったいものなら
直ぐに捨ててしまえるね
じゃあそんなにイチイチ傷つくのも
馬鹿らしいよね

うそこの話。

『てんてんてん』

何時だって
簡単に
反転する

被害者も加害者も
すぐに入れ替わる

主人公しかいない世界だ

そりゃあ

場所、時、主人公が

変われば

主人公通りの世界が

繰り広げられていく

てん、てん、てん

うんざりするときもある

てん、てん、てん

常に被害者で居たくない

被害者ズラぶらさげて

出たり入ったりする窓ならば

ずっと奪われ続けていい

てん、てん、てん

もっとみる

なにがあろうと
生きていくってことは

つづきをつづけていくってこと

傷つけても傷ついても
どっちも
わたしはわすれたくない

わたしは足りないから書いているので、人としてじゅーぶんに足り得るならば、ことばを手放していくかもしれません。わたしは名を残したいわけではなく、生きた証を刻むなんて大それたこと思えない。足りないから探すみたいに書いている。

あー、疲れた。

ただ寝たい