AkariHase

作家。短編小説を中心に執筆。著書『気分転換に読む短編集1~3』発売中。編集者。研修講師…

AkariHase

作家。短編小説を中心に執筆。著書『気分転換に読む短編集1~3』発売中。編集者。研修講師。司会業。 夫(相方)と猫(クー♀14歳)と暮らす主婦7:作家2:会社経営1の生活。趣味は「小さな幸せ」と「笑い」を見つけること。TVドラマ・映画鑑賞。旅行。サ活&お湯活。

マガジン

  • 短編小説の棚

    1話完結の短編小説を並べています。気になるタイトルがありましたら、手を伸ばしてみてください(*^^*)♪

  • ヒトコマ

    日常の「ヒトコマ」を自由気ままに。

  • TVドラマ鑑賞談話

    TVドラマの感想を記録。 自他認めるTVドラマおたく。ワンシーズン(3ヶ月)に10~15本の民放連続ドラマを鑑賞。NHK朝ドラは「カムカムエブリバディ」から、大河は「いだてん」から見始める。特に良かったドラマについての感想。

  • エッセイの箱

    人生の時々に記したエッセイを、この箱の中に詰め込んでいきます。

  • 猫愛 Neko-Ai

    我が家の愛娘、プリンセス、天使、宝物・・・・・・どんなに素晴らしい冠をつけても足りない偉大な存在。白猫クー(14歳)との幸せな暮らしについて語ります。

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自己紹介

短編小説を中心に執筆しています。 著書『気分転換に読む短編集1~3』発売中。 夫(相方)と猫(クー♀14歳)と暮らす主婦業7割、作家業2割、会社経営1割の生活。趣味は「小さな幸せ」と「笑い」を見つけること。TVドラマ・映画鑑賞。旅行。サ活&お湯活。 作家への道 「将来の夢は?」と聞かれたら、 「童話作家」と答えていた小学生の頃。 本が大好きで、毎日欠かさず学校の図書室に足を運んでいました。 「卒業するまでに図書室の本を全部読む!」 という目標を立てましたが、 全部読めたの

    • 【短編小説】ズブロッカの男

      水曜日。 今夜も彼はやってくるだろうか? カクテルグラスを拭きながら、「BAR BLUE」のオーナーバーテンダー大久保は考えていた。 あの「ズブロッカの男」のことを。 1 謎の男 ごく普通のサラリーマンだった大久保が、脱サラしてBARをオープンしたのは8年前のこと。オープン当初は「1年もったら盛大に祝ってやるよ」などと元同僚たちから嫌味たっぷりに笑われた。口下手な大久保は腹の中では奴らをぶん殴りながら、反論もせずヘラヘラと苦笑いを返していた。 月日は人を変化させ、環

      • 暗黒トンネルを抜けたら

        この2ヶ月半あまり、何だか別世界で生きているようでした。 今、ようやく娑婆に戻ってきた感じです(笑) ***** 元々来年の春頃に引っ越す予定だったのが、7月初め「すぐに引っ越そう! もうこの夏に!」という考えがブワーっと湧き上がってきて、そうしたら居ても立っても居られず引っ越し先を探し始め・・・・・・。 あの得体の知れない感覚は何だったんだろう? 見えない何かに突き動かされ、大きな流れに身を任せるような。 引っ越し準備と並行して、仕事のオファーも次々と入ってきた。

        • お引越し

          前の投稿からだいぶ時間が空いてしまいました。 ここ2ヶ月ほど、目まぐるしい忙しさで・・・・・・(@@;) 今月24日に人生8度目のお引越しをしました。 何度もしているのに、要領がイマイチ掴めていないのがもどかしく。 「今回のお引越しは今までで一番大変だった!」 と思いましたが、きっと毎回同じような思いをしているのでしょう。 大変だったことは、いち早く忘却の彼方へ! これがストレスを最小限に留め、早々に前向きになれる秘訣かと(笑) お引越しで一番心配なのは、猫さんのこと。

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        記事

          ドラマ「日曜の夜ぐらいは・・・」

          今季(4~6月期)もたくさんのドラマを鑑賞しました。 ラストマン ー全盲の捜査官ー Dr.チョコレート 王様に捧ぐ薬指 ケイジとケンジ、時々ハンジ。 ペンディングトレイン ―8時23分、明日 君とー unknown 合理的にあり得ない 〜探偵・上水流涼子の解明〜 わたしのお嫁くん 風間公親 ー教場0ー 日曜の夜ぐらいは・・・ ホスト相続しちゃいました 勝利の法廷式 夫婦が壊れるとき グランマの憂鬱 月読くんの禁断お夜食 何かおかしい2 ソロ活女子のススメ3 らんまん(朝ドラ

          ドラマ「日曜の夜ぐらいは・・・」

          最終・奇跡の胡蝶蘭

          昨年12月に頂いた胡蝶蘭。 胡蝶蘭は長く咲いてくれる花ですが、普通は1ヶ月から長くて3ヶ月くらいとのこと。 でも、この胡蝶蘭は何と半年を超えた今日も、まだ頑張って咲いています。 「奇跡の胡蝶蘭」記事シリーズ 今日の様子です。 あと数日で完全に花は終わるでしょう。 本当に長く頑張ってくれて、ちょっと泣けてきます。 何だか、人の人生と重ねてしまいます。 桜のように短い期間を華やかに咲き、潔く散る花。 胡蝶蘭のように粘りに粘って、最後の一輪まで踏ん張る花。 どちらも好きで

          最終・奇跡の胡蝶蘭

          【短編小説】失恋マスク

          家から駅まで徒歩10分ほどの道のり。 駅に向かって歩く人たちの口元を、目だけ動かしてチェックする。 マスクしてる、してない、してる、してる、してない・・・・・・ ここ3年、顔の下半分をマスクで覆った顔ばかり見続けてきたから、口元があらわになっている人を見ると変な恥ずかしさを覚える。見知らぬ人のセミヌードを見ちゃったみたいな。 新型コロナが流行する少し前。私は人生2度目の恋をしていた。 「唇、イチゴみたいで可愛いね」 彼は会うたび私の唇を褒めた。私は両頬に手を当て、高めの甘

          【短編小説】失恋マスク

          マティス展 ー楽しい美術鑑賞ー

          先週末、東京都美術館で開催中のマティス展に行ってきました。 梅雨の晴れ間、というか最高のお天気で(太陽ギラギラw)上野公園には驚くほどの人・人・人! 土曜日ということもあってか、美術館にもたくさんの人が訪れていました。 ルノワールもモネも好きだけど、昔から「色」に興味を魅かれる私。 「色彩の魔術師」と呼ばれるアンリ・マティスの絵が大好きなのです(*^^*) 入口で音声ガイドを借りて、じっくり鑑賞。 上白石萌歌ちゃんの音声ガイドがとても聴きやすく、内容もすごく良かったです

          マティス展 ー楽しい美術鑑賞ー

          絶賛絶版中の著書をメルカリに出品

          2013年、2014年に文芸社様から出版し、現在絶版になっている拙著 『タロットの魔女』『続・タロットの魔女』をメルカリに出品しました。 全国各地の大型書店に配本され、ネット書店各社でも販売されていましたが、出版契約期間が終了し絶版(;o;) その後、売れ残った書籍各500冊前後を直接文芸社から引き取ったものの、手売りするのは非常に苦手で・・・・・・💦 私の人生初の出版本は、8年近く我が家の納戸の奥のダンボールの中で息をひそめておりました。 しかし、このまま在庫を抱えてい

          絶賛絶版中の著書をメルカリに出品

          続・奇跡の胡蝶蘭

          ちょうど一ヶ月前に投稿した記事「奇跡の胡蝶蘭」 昨年のクリスマスに頂いた胡蝶蘭、約半年後の今日の様子。 だいぶ花は減りましたが、まだ5輪残っています。 そして、まだまだ可憐で美しい。 私も、この胡蝶蘭のように 可愛いだけじゃなく・・・・・・え? (*゚艸゚*)ぷw 強く、強く、生きていきましょう。 「そもそも強いでしょ、アナタ」 という声が聞こえてきますが、実は結構ヘタレな私。 波が激しい。 良い時はイケイケドンドンだけど 悪い時は底なし沼に沈んでいくぬいぐるみの

          続・奇跡の胡蝶蘭

          自分時間の考え方

          1日、24時間。 これは疑う余地もなく、すべての人に平等に与えられる時間だ。 時間は規則正しく、刻々と過ぎていく。 若い頃に感じた時間の進む速度と、今感じている速度とではだいぶ違う。「あっという間」という言葉の背景色が、若い頃とは違うのだ。 「楽しくて、夢中で、あれもこれもと頑張っていたら、あっという間に時間が過ぎてしまった!」 若い頃はこんな感じの、明るい【パステルカラー】が背景色。 「雑務に追われていたら、考え事をしていたら、ただボーッとしていたら、あっという間に時

          自分時間の考え方

          こんな雨の日だからこそ

          今日は朝から雨。 空気がひんやり。 グレー色の景色。 こういう日は、どうしても気分が上がらない。 さっき、suger&milk入りのコーヒーを淹れて飲んだら、少し上向きになったけれど・・・・・・。 コーヒーを飲むと、幸せホルモンのドーパミンやセロトニンの分泌量が増えるんですって。ドクターが書かれた記事で知りました。 年を重ねてくると、健康関連の記事がよく目に留まります(笑) 雨の日は低気圧の中にあるので、体調を崩したり気分が落ち込んだりしがちというのは承知しているのです

          こんな雨の日だからこそ

          当たり前を手放す時代

          2023年。 時代が大きく変化しているのを肌で感じます。 これまでの常識は、非常識とまではいかなくても「変識」となるのではないでしょうか。 このやり方が「当たり前」 この考え方が「当たり前」 この生き方が「当たり前」 当たり前と呼ばれた事柄は、これからどんどん変わっていくでしょう。 いや、時代は既に変化を始めています。 ひと昔前の世間では受け入れられなかった様々なマイノリティ(社会的少数派)も、ますます多様化が進み、マイノリティがマイノリティでなくなる時代になりつつあ

          当たり前を手放す時代

          結婚記念日はいつにする?

          結婚記念日――。 既婚者の方々は、どんな理由やストーリーの中で「この日」に結婚することを決めたのでしょう。 2人どちらかの誕生日とか、大安吉日とか、「いい夫婦の日(11月22日)」とか。または、想像もできないような理由で「その日」を選んだカップルもいるのでしょうね。 私の結婚記念日は、絶対に忘れない日に決めました。 それは、天国にいる私の父の誕生日。 結婚を決めるまでのストーリーも、ちょっと珍しいかもしれません。 相方さんとは18歳の頃からの付き合い。その後、紆余曲折はあ

          結婚記念日はいつにする?

          料理で気を紛らわす術

          この急激な暑さのせいなのか、今日は気持ちが非常にブルー。 基本、能天気をモットーにしているのだけれど、時々激しい不安感に襲われる。思考が暗い方へ悪い方へと追いやられていき、「なんくるないさー」的救いの言葉も空しく鼻を掠める。 そういう時は思考の向きに抗わず、 「そうだそうだ、最悪だ」と、あえて悪魔の声で合唱してみる。 落ちるとこまで落ちれば自然と浮上する。息を吐き切れば自然と空気が入ってくるように。 だけど今日は、あまり落ち過ぎたくなくて。 猫さんが心配そうに、ずっとそば

          料理で気を紛らわす術

          オヤジギャグには愛がある

          皆様は「オヤジギャグ」ってどう思いますか? 私、大好きなんです、オヤジギャグ。 だからでしょうか? 若い頃の私は、同世代よりオヤジ世代に好かれました(笑) オヤジギャグ、いわゆる駄洒落(ダジャレ)は、確かに失笑を買うことも多いけれど、私はなぜか「愛」を感じるのです。温かくて優しい愛を。 うら若き20代の頃、当時勤めていた会社の同じ部署にオヤジギャグ好きなオヤジ社員がいました。私がその部署にいたのは半年ほどでしたが、思い出深く、忘れられない時間でした。なぜならこの半年間

          オヤジギャグには愛がある