大学生あかり

いずれは全て失うのにどうして大切なものが増えていくの。

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いずれは全て失うのにどうして大切なものが増えていくの。

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はじめまして

初めまして。皆さんこんにちは! このページをご覧いただきありがとうございます。 私は現在、私立大学の法学部に通う女子大生の「あかり」と申します。 今の大学へは、中高一貫校の女子校から一般での大学受験を経て入学しました。 中学2年生の時点で数学に別れを告げた、バリバリの文系です(笑) 好きなことは「日本語を見ること」なので、文章を読むことも書くこともどっちも大好きです。 また、SEKAI NO OWARI(通称セカオワ)というバンドもとても好きで、その影響で独自にピア

    • 片思い未満

      今となっては、大学のコミュニティに一切入っていない私だが、去年の春、新入生の時は少しだけサークルに参加していた。 どんな大学生向けインスタアカウントの投稿を見ても、「サークルの新歓には行くべし」、「サークルは複数入っておくべし」としか書かれていないので、私も例に漏れず2つのサークルに入った。 その一つが、アコースティックギターのサークルだった。 みんなでそれぞれの楽器を持ち寄り、練習したりおしゃべりしたり、また練習してみたり、ゆるーく活動しているサークルだった。 結局

      • 深夜2時、思い出してしまった

        ほとんど人通りのない横断歩道の信号が、緑から赤になり、赤から緑になった。 通る人もいないのに、信号機は決められた通りに車を止めては流していった。 そんな様子をひたすら眺めていた。 月は、最初に見た時よりほんの少し高くなって、蝉の声はほんの少し大きくなったような気がした。 もうどうでもいいと思った。 どうにでもなれ、とも、どうにでもなってくれ、とも思いながら、両手で握りしめたスマホに目を落とした。 視界がぼやけて、風が吹いた。 目に溜まった涙も、波打つことを知った。 海かよ、

        • ネイルをした。髪を染めた。入院するから。

          入院といっても3泊4日だけど。タイトル詐欺でごめんなさい。 とりあえず経緯を説明させてもらうのでお付き合いください。 中学3年生くらいの時だったかな。 友達と「フォルトゥナの瞳」という映画を見に行った。 この映画は、心拍数がだんだん大きく聞こえてくるみたいなシーンが多くて、気づいたら自分の心臓まで異常なほどのものすごい速さで「ドクドクドクドク」ってなったのね。 それで慌てて映画館を出た。 それがこの症状の始まり。 その時は映画館を出て、数分座ってたら何事もなかったかのよ

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        はじめまして

          ハロー、 ”ENDING” 今までありがとう

          「二度となにかができない」という事実は、人にとってものすごく重い。 二度と。 そんなに好きではない制服が、もう二度と着られない。 退屈な授業が、もう二度と受けられない。 大好きだった恋人と、もう二度と一緒にいられない。 距離感の掴めなかった親戚と、もう二度と話せない。 大切な家族と、もう二度と、会えない。 もし今夜眠ったら、もう二度と目が覚めないと知ったらどうだろう。 たとえ毎日に嫌気が差していたとしても、少しは明日が愛おしくなるんじゃないかな。 昔、私が何か

          ハロー、 ”ENDING” 今までありがとう

          私たち もし別れたら、

          私たち、もし別れたらどうだろうね。 どうやって別れるんだろう。 お互い冷めて、自然に、いつの間にか離れていっちゃうのかな。 たくさん話し合って、やっぱり無理だって別れるのかな。 喧嘩しちゃって、どっちかが部屋を出ていって終わるかな。 喧嘩なんてするのかな。 今までなんでも話し合って解決してきたけど、それができなくなる日がくるのかな。 喧嘩の理由はなんだろうね。 絶対に浮気ではないよね。それだけは絶対にない。 いや、あるのかな。絶対なんて、絶対ないんだっけ。 たぶん私がいつ

          私たち もし別れたら、

          「好き」の形

          どうにも「推し」の推し方というものがよく分からない。 しっくりこない。 例えば、推しが新曲を出すとなったら、たぶん多くのファンはミュージックビデオの解禁時刻に合わせてYouTube前に待機したり、 即座に感想をコメント欄に書き込んだり、 Twitterで騒いだり とかするもんかなと思うのだが、私にはどうにもそういった熱量がない。 他にもラジオを聞いたり、 インスタライブを画面録画したり、 それらについてもTwitterに書き込んだり。 あとは身長・体重・生年月日といった基

          「好き」の形

          女子大生の憂鬱

          こんにちは、大学生あかりです。 名前に「大学生」の冠をかぶってnoteの投稿を初めて早数ヶ月。 思っていたよりも多くの人に記事を読んでいただいたり、温かいコメントをいただいたりと、素敵なnoteライフを満喫しております。 皆さま、いつもありがとうございます。 7月もいよいよ下旬に入り、連日の猛暑ですが毎日いかがお過ごしでしょうか。お互い夏バテや熱中症には気をつけて、思い思いの夏を過ごしてまいりましょう。 私はというと、目前に迫る期末テストの対策と、期末レポートの作成に追わ

          女子大生の憂鬱

          知る人ぞ知れ

          「いつも何も考えてないもんねえ」と言われた。 バイト先の同期に。 まあたしかに頭の回転は早い方ではないし、興味のないことに意識を向けるのは 得意じゃない。 したがって、あまり仕事もできない。 度々周りの人に迷惑をかけてしまっているのは分かっている。 その同期にもこれまで何度も助けてもらったことだし。 でもなんか引っかかってしまった。 別にそう言ってきたからって、その同期を責めてるわけでは決してない。 同じようなことを、同じシフトに入っていた先輩にも言われた。 だから普

          知る人ぞ知れ

          悲しみのない世界であなたを愛せるかな

          夏の夜に聴きたくなる曲がある。 特に1人で夜道を帰る時なんかに。 その名も『花鳥風月』。 空を見上げて、星を見つけると嬉しくなる。 私の家はそこそこの都会にあるものだから、星なんて見えても2、3個。 そんな数少ない星を見つけて私の未来を想う。 いつかこの星を見逃してしまうほど、忙しく日々を送ることになるのだろうか。 ほんの一瞬、帰り道に空を見上げてみることも忘れてしまうのだろうか。 そのことに気がついた時、私はどう思うのだろう。 忘れずにいたいと思う。 空を見上げること

          悲しみのない世界であなたを愛せるかな

          せっかく出会ったんだから離れないでください−マカロニえんぴつのライブ

          私の青春を彩った、マカロニえんぴつのライブに行った。 マカロニえんぴつとの出会いは私が高校1年生の時。 眠れない夜、YouTube徘徊中に出会った『ブルーベリーナイツ』。 今や「目覚ましにいい」と噂されるピアノソロから始まる演奏。 そんな投げやりな歌詞は、近づく朝の気配に「もうどうとでもなれ」とオールを決めた私の心情にぴったりだった。 マカロニえんぴつの曲の中では、中・高・大の青春がよく語られている。「青春と一瞬」というタイトルの曲もあるほど「青春ど真ん中!」って感じの

          せっかく出会ったんだから離れないでください−マカロニえんぴつのライブ

          好きなもの100個挙げてみた

          20記事達成したということで、ここらで私の好きなもの100個あげてみようと思います。気長に、気軽に、読んだり読み飛ばしたりしてくれればと思います。 1.音楽 まあこれはね。もちろん一番に挙げるよね。当然すぎるけど音楽は大好きです。音楽がなかったら人生どんなにつまらなかったことか。というか音楽がなかったら世界はどうなってたんだろうね。なんか全く別の世界になってそう。 2.日本語 ちょっと大きく括りすぎてるかな。まあ多分大丈夫。日本語好きです。古文とかも好き。短歌も好きだし、

          好きなもの100個挙げてみた

          アイドルっていいもんだ〜大橋和也という天才的アイドル〜

          ※4000字程度の長文です。 「女の子に生まれたこと」という記事で「またたっぷりと語らせてもらう」と書いた、なにわ男子・大橋和也への愛についてそろそろ語らせてもらおうかと思う。 (じゃあ先にその「女の子に生まれたこと」とやらを読もうと思った独特な感性をお持ちのそこのあなたは、こちらをご覧ください。 それ以外の方はもうちょっとスクロール↓) それでは早速、大橋和也について。 まず第一に、私はあんまり納得していない。 なぜ私が、ジャニーズにハマっているのか、全くもって理

          アイドルっていいもんだ〜大橋和也という天才的アイドル〜

          週に1回、お茶のお稽古

          和室が好きだ。 畳の独特の匂いには、なんとも言えない安心感がある。 高校3年間、引退することもなく卒業ぎりぎりまで茶道部に所属していた。 昔から抹茶も和菓子も大好きで、小学校でも茶道クラブに所属していた。 高校に入っても、学校で抹茶とお菓子が食べられるからという理由で茶道部に入った。 週一回、和室に部員が集まった。 茶道は色々と準備をしなければならない。 お湯を沸かしたり、棗(なつめ)にお茶を詰めたり、炉を温めたり。 季節ごとに使う道具も異なるので、気をつけながら手分け

          週に1回、お茶のお稽古

          もう彼女と何を話して盛り上がっていたのか思い出せない

          ※3000字超の長文です。 親友がいた。というか、いる、というか。 この時点で分かるように、 もう彼女のことを親友と呼んでいいのか分からない、 そんな関係の子がいる。 彼女とは中3の時に出会った。 自分で言うのもなんだけど、私たちは誰が見ても「ニコイチ」って感じで、「双子みたいだね」なんてよく言われていた。 身長も同じくらいだし、髪型も一緒。 雰囲気みたいなものも、多分よく似ている。 精神年齢もぴったりで、お互い「うちら親友だよね」なんて確認したりせずに、当然のよう

          もう彼女と何を話して盛り上がっていたのか思い出せない

          あなたへ。

          やっほー。 そろそろ目が疲れたんじゃない? まだいける? おー、いいね。 じゃあさ、あなたに向かって書いたから、ぜひ最後まで読んでくださいな。 人のこころに刺さる文章ってなんだろうね。 恥ずかしながら、これまで私は自分の文章力に多少の自信を持っていた。 今まで国語といえば小学生の頃から今に至るまで一番の得意科目だったし、大学受験でも現代文・小論文は全く足を引っ張らなかった。 本は人並みに読んでると思うし、言葉の意味について考えている時間もそれなりに長いと思う。 歌詞

          あなたへ。