求めて 手を差し出す いつも風景は同じで 心地よさと 諦念と 踏み出すこわさを 振り払い 朝を迎える 風が吹き 駆けだす もう使わないと 決めた言葉を 頭の中で 繰…
そのさきへ 目を挙げることは こわくて ただ 今をつづけることだけを願い それでも 動き出すときは 廻ってきたと 鼓舞してみたり。 扉を開けた世界は 自由に呼吸をす…
いつも 広がる風景は 同じで いつも 使われる言葉は 同じで 記憶が 追いかけてくる 楽に 笑いたいのに ただ ただ 笑顔を繰り返す 手を伸ばせば 届きそうだから …
消えていく 時が流れ 確実につかんでいたと思っていたものが 手を離れゆく ただ ただ それを眺め 私は どうすることもできない 見ていた風景を忘れられなくて 描こう…
誰をゆるせばよい? 境界線のあちら側に来た わたしには もう 振り向けない このさきへ 一歩という でも この平穏をなにより愛するの 目を向けられない記憶に なぜ …
少し ここに居させて 遠くから あなたを 見ているから 言葉はなくて もう伝わらない 夜空のもと あたたかな灯りに魅かれ それでも 届かない そんなに 私、笑えない…
少し あなたの目を見させて 何も始まらない ただ待ち 過ぎていく 香りが通り過ぎ 思い出す そんなのずるいよ 遠くから 私を 思うと言って でも こんなところまで …
光が走る カメラを構える あなたを思う 夜が訪れる 突然の歌い声が聞こえる 車が何台も通り過ぎ、時が廻る それでも 私は 忘れない どうして 消えてしまったのか 会い…
風が変わり あなたに会いに行く たった1回の時を 私に与えて 同じところをまわり 返して 歩んで もう忘れてしまった道が 消えていかないように どうしても 通りを渡…
風が吹く 風鈴の音が聞こえる 過ぎていく 過ぎていく このきらめきが 永遠につづくように とおく とおく 聞こえる声が 反響して あなたが 聞こえない 私は 届いて…
その先へ。 笑顔の向こうへ。 いつか見た日のあなたを留めて 私は目を挙げる。 どうしても聞きたかったから。 電話の声は聞こえなかったけれど 私の祈りは届いたかな。 …
手をつないで歩いて 私たちは何処までも行った。 同じ景色を見ていると思っていたけれど あなたの瞳には何が映っていたのだろう? 私、わからなくなってしまったよ。 確実…
あなたに会いたい 何処へ行ってしまったの? かえす波 もうもどってこない 道の向こうで あなたは手を振って わたしは 渡れない 陽の光が きらきらして 笑顔が見られ…
日々が流れていく。 あのとき笑顔で振り向いたあなたは素敵だったんだよ。 あのころのあなたに会えたなら 今でもきっと恋してしまう。 ほら、季節は巡り、こんなによい香…
連続をこえて あなたに会いにいく きっと 手を振り返して エレベーターで見かけた笑顔が眩しくて 向こう側に何が見える? 私には 白い鳥が 大空を飛んでいるのしか見…
そこにある秘密 私は纏わない 誰も知らない もう 忘れて? だから 追いかける そこへ行くのには もう少し 時間が掛かるから 本を 開き 閉じ また開いて ページを捲…
akari
2023年2月6日 10:56
求めて 手を差し出すいつも風景は同じで心地よさと 諦念と踏み出すこわさを 振り払い朝を迎える風が吹き 駆けだすもう使わないと 決めた言葉を頭の中で 繰り返していつまでも 鳴りつづける耳を澄ませ 頭を振るつづく つづくここには いられないそれは わかっているの
2023年2月5日 20:00
そのさきへ目を挙げることは こわくてただ 今をつづけることだけを願いそれでも 動き出すときは 廻ってきたと鼓舞してみたり。扉を開けた世界は 自由に呼吸をすることができてどこまでも 行ける気がしたんだよ。言葉の ひとつ ひとつを選んで伝えるたびに 世界につながれたから。少し春に近づいてかき氷を食べてみたりそして まだ残る寒さに震えてみたり今までとは違った言葉を 使いたい、
2023年1月26日 21:00
いつも 広がる風景は 同じでいつも 使われる言葉は 同じで記憶が 追いかけてくる楽に 笑いたいのにただ ただ 笑顔を繰り返す手を伸ばせば 届きそうだから目を挙げ 駆けるつづいてゆく日常が かつての 色合いを失って高い空の 清々しい空気の 朝を迎えられない振り返って 来た道は彼方に つづいて もう 見えないどこまで 来たのだろうどこへ 来たのだろう呪文が解けた
2023年1月20日 19:48
消えていく時が流れ 確実につかんでいたと思っていたものが 手を離れゆくただ ただ それを眺め私は どうすることもできない見ていた風景を忘れられなくて描こうとするのにそこへは もう 行けない失ったものに さよならをしてあなたと 手をつなごうとするその温かさに 取り戻し私 今 この世界に いる何処へも 行かないで体温の伝わる手先からあなたを 感じられるようにどうして
2022年12月19日 21:46
誰をゆるせばよい?境界線のあちら側に来た わたしにはもう 振り向けないこのさきへ 一歩というでも この平穏をなにより愛するの目を向けられない記憶になぜ なに言もなく 過ごせばよいの?それなのに わたしは愛せなくてあなたを 愛せなくてただ 幼かったわたしを 否定する言葉しか 掛けられないあなたは わたしであったかもしれないのにまだ 夜闇の中に いたのかもしれないのに手
2022年9月27日 19:58
少し ここに居させて遠くから あなたを 見ているから言葉はなくて もう伝わらない夜空のもと あたたかな灯りに魅かれそれでも 届かないそんなに 私、笑えないから駆けていた時間を 忘れないようにだから ここに居るの帰りたくない道を 目の前に提示され私 受け入れられないどうしても 聞こえないから音の響く部屋で 何度も 何度もあなたを 呼ぶの吹き抜ける 香りを追ってこ
2022年9月13日 17:14
少し あなたの目を見させて何も始まらないただ待ち 過ぎていく香りが通り過ぎ 思い出すそんなのずるいよ遠くから 私を 思うと言ってでも こんなところまで 来てしまったただ ただ 繰りかえすそれは 波の音走っていく 車のテールランプそれは カメラをのぞいて 見上げたホテルのイルミネーション振り向き 確かめあなたと 手をつなぐ風景も見えないくらいあなたの声も 聞こえ
2022年9月3日 20:51
光が走るカメラを構えるあなたを思う夜が訪れる突然の歌い声が聞こえる車が何台も通り過ぎ、時が廻るそれでも 私は 忘れないどうして 消えてしまったのか会いたい私ではなくて あなただったこと隅に追いやられ 必ず 戻ってくる思い出せない時代の そこで あなたは 笑っている通りを渡ってしまったあなたに 手を振りあなたに 辿りつけない声が 聞こえない私は 叫ぶ何処へ 行
2022年8月27日 21:58
風が変わり あなたに会いに行くたった1回の時を 私に与えて同じところをまわり返して 歩んでもう忘れてしまった道が 消えていかないようにどうしても 通りを渡りたいなぜ 行ってしまったの?それは 私では なかったの?声を響かせて振り向くあなたの笑顔を 忘れることができない思った景色 沈んでいく夕日そこには 何があったの?問い 問われ 返しもう、あなたはいない
2022年8月15日 15:35
風が吹く風鈴の音が聞こえる過ぎていく 過ぎていくこのきらめきが 永遠につづくようにとおく とおく 聞こえる声が反響して あなたが 聞こえない私は 届いている?強い光を 追うようにあなたを 追いかける一瞬 つかまえたと思ったのは 夢だったのかな終わる夏と 終わらない朝が順番に やってきてそれでも どうしても めぐりあえない手を伸ばし それは 幻想で滴の向こうに
2022年7月30日 20:31
その先へ。笑顔の向こうへ。いつか見た日のあなたを留めて私は目を挙げる。どうしても聞きたかったから。電話の声は聞こえなかったけれど私の祈りは届いたかな。陽の下で、もう1度見ることは叶わない。消えてしまった微笑みを手に入れたいけれど。あなたは先へ行ってしまって走っても 走っても 追いつけない。それを忘れないから。涼やかな部屋であなたを待つ。だから、記憶してあなたのこ
2022年7月24日 19:38
手をつないで歩いて私たちは何処までも行った。同じ景色を見ていると思っていたけれどあなたの瞳には何が映っていたのだろう?私、わからなくなってしまったよ。確実に築き上げたと思ったものがあっという間に手からこぼれ落ちてしまう。手に入れたと思ってこの日々を自由に呼吸していたのに何がわるかったのかな?明日を迎えることがこわい。笑い、ただ話をつづけいつもの時に見えるけれど、もうもど
2022年5月28日 13:19
あなたに会いたい何処へ行ってしまったの?かえす波 もうもどってこない道の向こうで あなたは手を振ってわたしは 渡れない陽の光が きらきらして笑顔が見られなかったんだよ消えない影を追ってここまで来たけれどまだ 追いつけない下を向いた横顔がなつかしくて何度も 何度も 振り返るけれどあなたは いなくてわたしは この世界に ひとり
2022年5月20日 15:23
日々が流れていく。あのとき笑顔で振り向いたあなたは素敵だったんだよ。あのころのあなたに会えたなら今でもきっと恋してしまう。ほら、季節は巡り、こんなによい香りの風が吹いているのにもう、会えない。どうしてだろう?恋した気持ちはどこへ行ってしまうの?2度と戻らない時を懐かしみ今のあなたをみつめる。変わらない日常と移ろう気持ちと何も私には手に入らないけれどでも、変えていくその
2022年5月7日 17:10
連続をこえて あなたに会いにいくきっと 手を振り返してエレベーターで見かけた笑顔が眩しくて向こう側に何が見える?私には 白い鳥が 大空を飛んでいるのしか見えなくて影を追ってしまう現実世界と夢が交錯してやはり違う白昼夢を見て また かえる目で追い 追いかけ会えないあなたはいないもう1度だけ反響し 返ってくる世界を廻しつづけるために あなたに 会いたい
2022年5月2日 20:20
そこにある秘密 私は纏わない誰も知らないもう 忘れて?だから 追いかけるそこへ行くのには もう少し 時間が掛かるから本を 開き 閉じ また開いて ページを捲る意志と関係なく 進みゆく私の手から離れて 空を舞っていく掴めないで こぼれる そのかけらを 拾って?行けない 追いつけない渡ってしまった通りを 振り返り彼方を見やる私を 見ないで 笑顔は向けられないから願う 謳う 届