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声がきこえない

手をつないで歩いて
私たちは何処までも行った。
同じ景色を見ていると思っていたけれど
あなたの瞳には何が映っていたのだろう?

私、わからなくなってしまったよ。
確実に築き上げたと思ったものが
あっという間に手からこぼれ落ちてしまう。

手に入れたと思って
この日々を自由に呼吸していたのに
何がわるかったのかな?
明日を迎えることがこわい。
笑い、ただ話をつづけ
いつもの時に見えるけれど、もうもどれない。

目を挙げることがこわくて
光を失ってしまった世界を生きていく。

それでも 私は信じられるだろうか?
この世界を
あなたの温かさを
それは 私への挑戦

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