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2019年行ってよかったところベスト3【海外旅行編】

2019年の海外旅行は9回だった。それぞれ簡単に振り返っていこうと思う。そして最後に行って良かったところを3つ発表したいと思う。

1月:🇮🇸アイスランド【初】

旅の目的は「ブルーラグーンに入りながらオーロラを見る」だった。一人旅だ。フィンランド経由で15時間程でレイキャビクに着いた。アイスランドの第一印象は「思ったほど寒くない。」だった。気温は-2〜2度くらいだった気がする。故郷である仙台の真冬のような感じだった。

2日目にゴールデンサークルに向かうと、ただただ真っ白いアイスランドの大地を目の当たりにした。夜は巨大なジープに乗って、オーロラを見に郊外に向かった。1,2時間ほど寒空の下オーロラがでてくるのを待った。しかし、結局オーロラは現れなかった。ツアースタッフは「Sorry」と一言だけ残念そうに言った。

次の日はまずレイキャビクの街を廻った。冬のアイスランドは日照時間がものすごく短い。午前11時くらいに明るくなり、16時には暗くなり始める。これは着いてわかったのだが冬はあまり観光できないのだ。教会を出て現地に住む日本人とお茶をした。次にブルーラグーンに向かった。予約していたバスに乗り遅れて、ものすごく高いタクシー料金を払った。ブルーラグーンは事前に時間帯の予約が必要で、適当にいける施設ではないのだ。夜レイキャビックに戻り、少し高級店のレストラン『Dill』で食事をした。Dillのカウンターにウイスキー「宮城峡」が置いてあった。故郷である仙台のウイスキーをアイスランドで見る。全てはどこかで繋がっているのだろうか。不思議な気持ちになった。

帰りの空港で免税品のキャッシュバックを受けた。そこで初めてアイスランド通貨を手にした。キャッシュレスの波は北欧の方が早かった。

2月:🇻🇳ベトナム(ホイアン・ダナン)【3回目】

旅の目的は「ホイアンのランタンを撮りに行く」だった。ホイアンは町全体が世界遺産に登録されている古都だ。街の中には様々な色合いのランタンが至る所にあり、とてもフォトジュニックで素敵な街並みであった。

ホイアンの隣にはダナンがある。ダナンでは特に何かをする予定もなかったが、「孫悟空が500年幽閉されていた場所」と言い伝えられている場所があると聞き、そこに向かうことにした。それは「五行山(マーブルマウンテン)」だった。中に入ると、突然洞窟が口を広げて待っていた。洞窟の中に入ると縦穴が現れた。そこから太陽の光が降り注いでいた。その穴をよじ登ると山頂に辿り着いた。思ってもいなかった自然のアトラクションだった。孫悟空の伝説も忘れて、心地よい疲労感をダナンの風を感じながら味わっていた。

3月:🇺🇸ハワイ(オアフ島)【12回目】

家族旅行なので割愛させていただく。一言だけ言わせていただくとフォーシーズンズホテルは最高だ。

4月:🇳🇿ニュージーランド(オークランド・ロトルア・ワイトモ)【初】

友達と二人旅。レンタカーを借りて北島のオークランドからワイトモ、ロトルアを廻る旅だった。基本的にはこの3地点に行くことだけ決め、細かい旅程は道中考えることにした。このような旅は初めてだったかもしれない。その都度起きるトラブル、残り時間を考えながら進めていく旅は楽しかった。無計画は計画的にできるものではない。

例えば、1日目は小さな町「オトロハンガ」に泊まった。これは僕がカメラを途中で紛失し、それを取り戻すために仕方なく泊まった町であった。夜についた町は雨が降っていて静まり返っていた。時々、トラックがバイパスを通り過ぎていく微かな騒音が聞こえた。町の中心に行くと、明かりが灯っているレストランがあった。店内には巨大な昆虫の絵があった。それは店の名前にもなっている「Weta(ウェタ)」だった。そこでニュージーランドビールとワインを飲んだ。日本で旅行の計画を立てていたら、おそらく目にも止まらなかった町だろう。でも意外と思い出に残っている、小さな小さな町だった。

5月:🇲🇹マルタ島【初】

村上春樹著「ねじまき鳥クロニクル」を読んで知った国だ。本には「水が綺麗な国」と書かれていた。それを確かめに行く旅だった。多分。

マルタ島はイタリアの南方にある小さな島だ。フランクフルトを経由して15時間ほどで着いた。首都の旧市街「ヴァレッタ」を拠点とした。1日目はヴァレッタの旧市街を少し見て終わった。2日目は車をチャーターし、マルタ島を一周した。チャーターは1時間3000円だった。メルセデスベンツが迎えにきて、「マドンナ〜マドンナ〜」が口癖の(意味はわからない)ジョセフがドライバー兼案内人だった。3日目もジョセフにお願いし、コミノ島・ゴゾ島を巡った。ゴゾ島のアズールウィンドウに連れてきてもらった。しかしアズールウィンドウがない。2017年の嵐で崩壊したとジョセフが言ってきた。それでも「崩壊する」自然の儚さを感ぜずにはいられなかった。水の綺麗さよりも、強さ、儚さを感じる旅だった。

8月:🇦🇺オーストラリア(ケアンズ・シドニー)【初】

旅の目的は「グレートバリアリーフを見にいく」だった。グレートバリアリーフとは何なのか?名前は聞いたことがあった。何となく写真も見たこともあった。しかし具体的にそれが何なのかはわからなかった。行って見てこよう。

ケアンズへはシドニーを経由して行った。トランジットの時間を短くしすぎてシドニーで乗り継ぎに失敗しそうになったが、何とかケアンズに到着した。ケアンズの気候や雰囲気はハワイのようだった。

グレートバリアリーフにはヘリで行くことにした。ヘリは6人乗りだった。僕は一人だったので、運よく操縦席の隣に乗せてもらった。ヘッドフォンをつける。これでヘリの中でも会話ができる。他のメンバーは英語で会話をしている。何を言っているのか全くわからない。少しの孤独感を味わう。でも僕の目の前には素晴らしい景色が広がっていた。

9月:🇹🇼台湾(台北・九份・十份)【2回目】

九份には『千と千尋の神隠し』湯婆婆の屋敷のモデルになっているとか噂されている「阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)」ある。そこの夜景を撮り、8年前に食べた鼎泰豊の酸辣湯の味を再確認しに行く。これが旅の目的だった。

阿妹茶樓の写真を撮るため、その向かいにある「海悅樓茶坊」に日が暮れる前に訪れた。運よく入り口すぐ横の席を案内してもらった。阿妹茶樓を撮る絶好のポジションであった。日が暮れていく。写真を何枚か撮る。続々と観光客が入ってきては、僕の席の側で記念写真を撮っていく。気が付くと僕がカメラマンになって、幾人もの旅行者の記念写真を撮っていた。「撮りましょうか?」「え?いいんですか?!」

鼎泰豊の酸辣湯を食べ終わった時、大変な事実に気づいた。財布がなかったのだ。隣の日本人にお金を借りようと考えた。しかし、ポケットの中に1万円札が入っている事実に気づいた。会計時に徐に1万円を出した。すると台湾元のお釣りが戻ってきた。ホテルに戻ると「サイフを落としましたよね」とホテルスタッフから神のお告げがあった。

10月:🇺🇸ハワイ(ハワイ島)【13回目】

ハワイ島の旅の目的は「星空撮影」だ。Sony A7R4、Sigmaのレンズ、NiSiのレンズフィルターを担いで、ハワイ島に向かった。

ハワイ島に着くと頼んでいたチャーター車が待っていた。「今日は天気があまり良くないから星空は無理かもしれないね」と話していた。マウナケアはデモで登れなかった。キラウェア火山は数十年ぶりに鎮火している状態だった。これで星空も見えなくなると、一体何しにハワイ島にきたのか?

一日島を案内してもらい、雨が降る中、星空撮影スポット探しが始まった。出発時は雨が降っていたが、移動するにつれ、星がポツリポツリと見えてきた。ポイントにつくとほとんど雲はなくなっていた。辺りは真っ暗闇。iPhoneの光だけが頼りだった。そこに群がる虫。三脚を立て、セッティングをする。満点の星空の真ん中に天の川が流れていた。

(ハワイ島の旅動画は編集中です)

12月:🇪🇬エジプト【初】

旅の目的は「砂漠でキャンプしよう」だった。友達との二人旅だ。エジプトに到着すると、入国前のエリアにツアーのスタッフが既にいた。「カメラはしまって」。エジプトはプロの撮影には免許が必要のようだった。プロっぽい機材を持っていると面倒なことになるようだ。特に空港内は。もちろん僕はプロではない。しかし一眼カメラにマイクと小さな三脚をつけていた。怪しまれてもしょうがない装備だったのかもしれない。素直にカバンの中にカメラをしまって恐る恐る空港を脱出した。

空港を出るとすぐに砂漠ツアーが始まった。陽気なエジプト人「ナギー」がガイドだった。6時間くらいかけてエジプトを南下し砂漠に向かった。砂漠は思ったほど暑くない。夜はむしろ寒いくらいだ。夜の砂漠は無音だった。シーンと静まり返った砂漠の真ん中で、焚き火の音だけが「ぱちぱちっ」と聞こえる。そこで見た雲ひとつない満点の星空は本当に最高だった。

(エジプトの旅動画は編集中です)

まとめ:2019年行ってよかったところベスト3

旅は人によって全く違う。同じハワイでも10代で行くのと50代で行くのと全く違う。家族で行くのと、一人で行くのとでも全然違う。なので、僕の意見はただの一意見として受け取って欲しいし、他の旅先が劣っているわけでもない。今の僕が「行ってよかったな」と感じただけなのことなのだから。

エジプトの砂漠

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エジプトの砂漠は「砂がさらさらで見渡す限り砂漠」をイメージしている方が多いのではないだろうか。実際の砂漠は岩がゴツゴツしていたり、黒かったりと様々だった。今回は1泊だけであった。砂漠は広い。もっと連泊してサハラ砂漠など、もっとたくさんの砂漠を堪能してみたい。

アイスランドの大自然

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どこまでも白い大自然。夏は白が緑になるようだ。次回はオーロラを時間の余裕を持って再チャレンジしたい。そして、アイスランドを車で一周して、もっといろんな自然を見に行きたいと思っている。

ハワイ島のドルフィンスイム

ドルフィンスイムは旅のメイン目的でなかった。前日に予約し軽い気持ちで参加した。「Go Pro Maxのテスト撮影でもしよう」くらいの気持ちだった。しかしこれが想像以上に素晴らしい体験だった。これは病みつきになる体験だ。ぜひ騙されたと思って体験してもらいたい。

2020年も色々な場所を訪れてみる予定だ。

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