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2024-6〜9.いろいろ
今回は、友だちの勧めで読んだ本の感想をまとめて書いていく。
6.イニシエーション・ラブ/乾くるみ
「最後の2行でひっくり返るから!そのことわかって読んでても全然気づかないから!」と興奮気味に渡された。
実際に読んでみて、友だちが言ってたことにも、帯に書かれていることにも納得した。
個人的には、この作品のタイトルが『イニシエーション・ラブ』なところが気に入ってる。
通過儀礼の恋。
誰にとっての通
2024-5. ばあさんは15歳/阿川佐和子
先輩が好きって言ってた作家さん。
「阿川佐和子」の棚を見て、タイトルが気になったのでこれにした。
15歳の女の子が、祖母と一緒に祖母が15歳のころにタイムスリップしちゃうお話。
はじめのほうで、主人公が子どものころ大人に対して抱いていた不信感が描写されていて、なんだかうれしかった。
私は子どものころの出来事や考えを割と覚えているほうで、「大人になると忘れちゃう人が多いのかな?」と思うことがある
2024-4. 夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦
友だちにすすめられた本。お酒が飲みたくなる本らしい。
これまで読んだ『i』、『ふくわらい』、『コンビニ人間』とは違って、章が分かれていて最初は慣れなかった。先の3冊は映画、これはドラマ(全4話)っていう感じ。
珍道中とはまさにこのこと、と思うぐらい、主人公は行く先々でいろんなことに遭遇してた。どこかから「これは現実世界の話?それともファンタジー?いや比喩かな?」って混乱したけど、野暮かもしれな