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人への頼り方を知らずに育った私

私は人への頼り方、甘え方を知らない。

分からない。

全てを我儘。一人でしなくてはと思ってしまう。

職場で使い方が分からず一人で奮闘している事が

何度もあった。

ある時他の職員から

「どうして一人でやろうとするの?

分からなかったら聞けばいいんだよ。

いつでも聞いて」

と言ってくれた事があった。

私は人に訊くという発想すらそもそもになかった。

でも他の人からはそう見えていたのかとその時に知った。

でも…困った。このくらいの事で訊いていいのか

どの程度の事で訊いたらいいかが分からなかった。

そこを考えるのも悩みに変わってしまうので

やはり人に訊くと言う事は私にとって難関であった。

きっと他者から見たら可愛げのない奴。

なんでも一人でできると勘違いしてる奴。

と思われていたのかもしれない。

「そんな事自分で考えな」

「そんな事自分でしな」

それを小さい頃から母に言われ続けてきたので

どこから人に頼っていいのか分からないまま大人になってしまった。

小学校の頃は1年生の2学期あたりから

自分で親に渡すプリントを分別して

捨てたり、渡したりしていた。

親に勉強を教わった事もなかった。

ある日小学校中学年の頃分からずに訊いたら

教科書ノート文房具をぶん投げられ

「自分でやれ」

と母に怒鳴られた。

母は恐らく、その問題が分からなかったのだと思うし

私に何か教えるなんて面倒な事は、鼻からするつもりはない

そんな事分かっていたけど…

分かってたのに…

と悔しくて少しでも母に期待「甘え」

をした自分が情けなかったし、馬鹿な事した

と泣に泣いた。

そんな風に幼少期から頼る、訊く事を

許されなかったので

私は人に訊く事、頼る事は甘えだと

思ってしまって

後からあれは私の甘え、

我儘だったのではないかと

自分を深く責めて自責の念に駆られ

なんて自分はダメな人間なんだと堕ちてしまう。


お子さんにはどうか思いっきり甘えさせてあげてください

どうか思いっきり甘やかしてあげてください

どうか思いっきり褒めてあげてください

どうか私のような大人にならない様に。

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