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東京 紅葉ハント 2022 【昭和記念公園編】

さあ、いよいよシーズン到来。遠くに出かけなくても、東京周辺で紅葉が楽しめる季節がやってきた!

ところで、ずっと違和感があったのが「もみじ狩り」という言葉。なぜ「狩り」なのか。葉を採るわけじゃないのに。調べると、どうも平安時代の貴族の習慣に由来するとの説などが見つかるが、どうなんだろう。

さて、この秋の「紅葉ハント(もみじ狩り)」。最初に向かったのが、毎年楽しみにしている、国営昭和記念公園。立川市と昭島市にまたがる面積170ha近くもある、広大な公園だ。

入り口はいくつもあるが、この日はJR立川駅から歩いて十数分の「あけぼの口」から入る。しばらく歩くと、カナール沿いにきれいに剪定されて並ぶ銀杏の樹々が迎えてくれる。開放感いっぱいの空間。まさに私の大好きな「スパーン」と広がった風景だ。

昭和記念公園といえば、何と言っても、銀杏のカーペットで知られる「語らいのイチョウ並木」。ここから歩いてまだかなり先の方にある。地図を見た目分量では1.5キロぐらいはあるだろうか。

銀杏はまだ緑色を残した葉をつけたものも多いが、目指す銀杏並木はどうだろう。
(こうやってみると、銀杏の葉は真ん中から端に向かって黄色くなっていくのか)

さあ、「語らいのイチョウ並木」に到着。

あっ、まだ早かった。まだまだ、だ。黄色より緑色が圧倒的に多い。

しかし、園内の他の場所では、今が盛りの銀杏も。同じ公園内でも結構違うのは日照などの条件が関係しているのだろうか。

紅葉といえば、まさにその文字のごとく、「紅い色」も楽しみだ。

紅が見られる「日本庭園」へ向かう。こちらは今がピークだろうか。

日本庭園ゾーンにある「盆栽苑」。

竹林をバックに見事な「紅」!

さきほどの「語らいのイチョウ並木」は、まだまだ緑だったが、午後4時半からライトアップが始まるので戻ってみた。

見る前は「人工の灯りだしなあ」と思っていたが、これがどうしてなかなか!
緑の中に黄色がほんのりとあり、それがライトアップされると、実に爽やかでムードのある緑と黄色のトンネルになった。

東京都のシンボルマーク。

銀杏のトンネルの先には、これまた立派な一本。

メインの銀杏並木はまだまだだったものの、それはそれで味があり、紅色も堪能。今季最初の「紅葉ハント」としては満足だ。

西立川口を出ると、逆に、この時間からぞくぞくと人が入ってくるところだった。先ほどの銀杏並木だけでなく日本庭園も夜のライトアップがあるため(こちらは入園料とは別に鑑賞料がかかる)それを目当てに、「秋の夜の散歩」を楽しみに来た人たちだった。

さて、ここで英語と中国語を少し。

イチョウは、英語で

gingko

しかし、ginkgoと言われることも。

これはどうも漢字「銀杏」の日本語の音読みから来ているのかと想像していたが、詳しいことはわからない。ずっと気になっていたら、ドイツ語でも同じ綴りなのか、独和辞典の編集こぼれ話として、下記のようなエピソードも見つかった。

でも昔日本では「ギンキョー」と発音していたのか?なぜ「イチョウ」なのか、など全然わからないまま。ご存じの方がいればぜひ教えてください。

あっ、あと中国語は、そのまま同じ漢字。

杏(yín xìng =イン・シィン)

では、また!


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きょうも最後までお読みいただき、ありがとうございました。
AJ 😀


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