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嗚呼、アフガニスタン!

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2004年、復興開始直後のアフガニスタン・カブールに滞在。当時見たこと、経験したこと、考えたことを振り返り、混迷の度を深めるアフガンのこれからを考えるヒントとします。
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記事一覧

「弾に当たると、痛い。そして無惨に死ぬ。」---その当たり前を、どれだけ”リアルに…

ウクライナへのロシアの軍事侵攻から4ヶ月。自分の周りでも、日々の人々の反応が、なんだか少…

「日本の畳、ノルウェーの柔道家」 ・・・アフガニスタンで、支援のあり方を考えさせ…

アフガンのチビッコ柔道家に贈られたのは? 2004年、アフガニスタンの首都カブールで、あ…

タリバンと”肘タッチ”!?

あれ、最近どっかで見たような? 中国の王毅外相がカタールで、タリバンの暫定副首相バラダル…

【写真で見るアフガニスタン】 不覚にも、戦車の上ではしゃいでしまう

2004年、アフガニスタン・カブール郊外。市民の憩いの場、カルガ貯水池に行く道沿いに放置され…

激揺れの車内で、頭ゴンゴンぶつけ、むち打ちになる大統領!?

2004年、アフガニスタン・カブール。大統領を乗せた車両は、ハンヴィーに先導され、ものす…

アフガニスタンで、銃を突きつけられる

復興が始まったばかりのカブールで 自分の人生で、銃を突きつけられることなんてないと思って…

良いタリバン!? 悪いタリバン!?

タリバン=悪? 私は、この世を悪くしているものの一つは、物事や人々を単純に分ける「二項対立」だと思っている。 良いvs悪い。正義vs悪。敵vs味方。愛国vs売国。反◯vs親◯。などなど。 「二項対立」的な考え方は、議論や相互理解のチャンスを封じ込め、分かりやすく単純化されているため、自分の正当性を確認して安心したい人の心理にスパッとはまる。仲間意識とともに、違うものへの敵対意識を強め、社会の分断は加速する。ろくなもんじゃない。 しかし、そんなことを言いながらも、アフガニ

ブルカの下は・・・

(写真: AJ 撮影) 2004年、カブールの街をゆく、ハイヒールの女性。取材に向かう車の中で、外…

映画「カブールのツバメ」に、魂を揺さぶられる

タリバン統治下のカブールをアニメ映画で体感する 衝撃のタリバンの政権掌握以来、私はすっか…

嗚呼!アフガニスタン! カブールの仲間たちは今・・・?

今どうしているのか? カブールの仲間たち 「タリバンがアフガニスタンの政権掌握」「ガニ大…

嗚呼、アフガニスタン! カブールの仲間たちは・・・今?②

かつての仲間たちと連絡が・・・ 2004年。復興が始まったばかりのアフガニスタンでの取材。右…

嗚呼、アフガニスタン!カブールの仲間たちは・・・今?③

アフガン取材を支えてくれた仲間たち アフガニスタンからの米軍完全撤退からまもなく1週間。…

異国の大統領宮殿で”寝っ転がる”お姉さん

アフガニスタン大統領宮殿で撮った一枚の写真 見出しの写真。ここは大学のキャンパスではない…

「"勧善懲悪"省」?

ニュースを英訳をしていて、思わず手が止まった省庁の名前。それは・・・ 「勧善懲悪省」 アフガニスタンのタリバンが、女性を抑圧しているなどとして世界から広く批判されてきたこの省の「復活」を宣言しました。 英語では、何と言うのか・・・ Ministry for the Propagation of Virtue and the Prevention of Vice という訳や、propagationの代わりにpromotionを使う訳などメディアによって違いましたが、日