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変えられないものに不満を覚えたとき

変えられないものに不満を覚えたとき、
「あーうざー」と思いながらも、
ブツブツ文句を言いながらも、
ずっとそこに留まってしまうことがある。

不満の対象は、
組織だったり、
人間関係だったり様々だ。

色んなケースがあるけど、
不満があっても多くの場合は
自分の都合のいいようには変わらない。

「じゃあ新しい道に行けばいいじゃないか」
「そんなに嫌ならやめればいいじゃないか」


そう思っても、
そう言われても、
そう簡単には選択できなかったりする。

だって、
「この先どうなるか分からない」という
不安を同時に抱えることになるから。


「本当にそれがただしい選択なのか」という
もう一人の自分と決着をつけないといけないから。

不満はあるし、
嫌な思いは確かにあるけど、
それとは別に
片付けないといけない感情がでてくるから。

だから、
決断にはそれなりに勇気がいるもんだ。

不平不満があっても、
自分が我慢さえしていれば、
少なくともその不安に向き合う必要はない。

リスクをとらないですむ。


そういう意味では、
今の居場所に留まるメリットは大きいのだ。


不満や我慢はずっと続くことになるけど、
それでもメリットが上回るからこそ、
そこに留まるという選択をしている。


変えられないものに不満を感じたとき、

人は、
「これからの未来を変える」か、
「今に留まるか」を真剣に考えるようになる。

不満の対象が、
自分の望み通りに変わってくれれば
それにこしたことはない。


ただ、
殆どの場合そうはならない。


そして、
自分も薄々それは分かっている。

どっちを選択することが正解なのか。
どっちの道を行くことがベストなのか。
どっちを選べば後悔がないのか。


そう悩むときには

「幸せになれなかったらどうしよう」
という怖さが見え隠れする。


「損したらどうしよう」
という損得勘定で考えてしまう自分がいる。

本当は「こうしたい」という答えがでていても、
ずっと決断を先送りしてきた臆病な自分が、
更にブレーキをかける。


「決めれない自分」が長く続くと、
自分に対する期待が薄れ、
自分に対する好奇心が薄れ、
前に進むエネルギーが枯渇してくる。


なにがそんなに自分を苦しめているのか。

根っこの部分に一体なにがあるのか。

結局、

「こうでなければならない」
「こうなってはダメだ」
「こうあるべき」

そういう
誰かの常識や
世間体や
周囲の目や
周囲の評価。

そういう、
自分の中にある「あるべき姿」への執着。

その執着を手放すことができないのだ。





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