「しょうがない」と「しょうがなくない」の間で、
一昨日の夜は、落ちるところまで落ちて、昨日の夜は、それなりにまともだった。
「まとも」という言い方が適切なのか、わからないけれど。元気とも言えないから。
ぼくが元気なことって、あっただろうか。ないことはないだろうけど、どれくらいの状態が元気なのか、わからない。一年を通して見て、たぶん、元気じゃないことの方が多い。寝込んでいることの方が、ずっと。
いいとは言えない。でも、しょうがない。動けないときは、本当に動けない。
一年前より、二年前より、諦めるのが上手くなった気がする。
悲しい。
しょうがない。
悲しい。
上手くなっただけで、全部を全部、「しょうがない」で済ませられるわけじゃない。
「しょうがない」と「しょうがなくない」は、どちらが多い方が、健康的なんだろう。
わかったところで、実践できるわけじゃないけど。
ぼくは、ぼくのことで手いっぱい。
他の人も、そうなんだろうか。
ぼくには、そう見えないだけで。もしくは、そう見せないようにしているのか。
ぼくは、他の人には、どう見えているんだろう。ぼくは、ぼくのことで手いっぱい。そんな風に見えないように、気を付けているつもりだけど。
だだ洩れていたら、嫌だな。でも、本当に全部洩れていたら、ぼくの周りには誰もいないんだろうな。と思う。だから、完璧ではないにせよ、ある程度は隠せているんだろうか。
だからこそ、一人になったときのぼくは、ひどく疲れているんだろう。自己本位で、気が短くて、気性が荒くて。ぼくが必死に隠しているものは、そんなもの。
ありがたいことに、ぼくはぼくの友人といても、自己本位にならなくていいし、気が短くなることもないし、気性が荒くなることもないけど。
それでも、ぼくは気にする。本当にそうなのか。今のぼくは、誰かを不快にさせていないか。
誰しもが完璧な受け答えはできない、とか、そういうのはいい。ぼくも、気付かないところで、誰かを不快にさせたり、させられたりする。けれどまだ、「しょうがない」で片付けられない自分がいる。
引きこもっていた方が世のため、というか、自分のためだとは思う。
でもぼくは、性懲りもなく生きている。「しょうがない」と「しょうがなくない」の間をふらついて。
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