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ありふれた懺悔、にもなれない

昨日は、眠かった。


もしくは、眠かったような気がしていた。


いつもは21時から22時就寝のぼくは、一昨日は、23時から24時くらいに眠った。


それなら、寝起きは眠たいはずなのだけど。


それなのに、後者の方が、丁度いい睡眠時間のような気がした。自然と起きられるし、なにより、中途覚醒しないから。


けれど、いつも23時まで起きられるわけではないし、それに、やっぱり寝不足になることもある。


ぼくは、ぼくがわからない。


変わらず、忘れていたはずの夢の記憶が、現実のそれと混ざり合って、ふとしたときに照らし合わせて、ああ、あれは夢の方だったと、混乱して。


VAPEの味だけは、変わらない。


そうだったっけ。


これは2本目だけど、はじめて吸ったときは、甘すぎると、思ったんじゃなかったっけ。


たしかだと思えるものが、ない。


悲しいのか、喜ばしいのか、それもわからない。


昨日は、夜に近付けば、近付くほど。


夜が更ければ、更けるほど。


ぼくは、どんどんだめになった。


この数週間、珈琲豆の焙煎が、思うように進まない。


同じ焙煎方法でも、湿度のせいか、数週間前のように焼けない。


工夫はしているけど、まだ。


いつもより、ずいぶん長く焼いていたので、掃除が遅くなってしまった。


ふと、花の水替えを忘れていたのに気付く。


いつから?


朝?


その前の朝?


それすら、思い出せなかった。


とにかく、水切りもして、改めて花を生ける。


焙煎したての豆も、まだ味見はしていないし、


それに、翌日の受診の準備と、


それと、


何だっけ。


短歌賞の公募は、今月もほとんど進んでいない。


何もできていない自分。


珈琲屋の準備と、


短歌賞の準備と、


普段の家事と、


ぼくは、


ぼくは何を、


何もわからない。


こんなのだから、夢と現実の区別がつかなくなるのかな。


いや、ついていないわけではないのだけど、しばらく、夢の出来事を現実のそれだと、誤認する。


疲れている、で片付けられるんだろうか。


もしそうだとして、ぼくは、本当は、休む暇なんてないだろうに。


でも、どうしても、動けなくなることがある。


何も出来なくなることも。


何もしたくないことも。


許してよ。


誰に?


嫌だ。


ごめんなさい。


言葉が、だんだん散らかっていく。


本当に、だめなのかもしれない。


だめになっても、今のぼくは、いろんなことを、止めることができない。


どうか。


一区切りつく前に、壊れませんように。


それだけ。


それだけは。


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