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ゲームばかりしている、あと手伝い

『ファミレスを享受せよ』のサントラばかり聴いている。


Switch版が発売されたので、そちらもやっている。


フリー版もSteam版も、クリア済みなのだけど。


Switch版から実装されたピアノアレンジのサントラも、もうすぐ発売なので楽しみ。と、心ばかりの宣伝をしつつ。

ここ3日くらい、もしくは、1週間くらい? 時間の感覚が、よくわからなくなっている。


とにかく、本を読むより、ゲームばかりしている。


先に上げた『ファミレスを享受せよ』と、あと、2年くらい前にクリアした『GRIS』。


前者は、キャラクターとの会話を楽しむのがメインで、後者は、動く芸術と言うべきか、とにかくグラフィックが美しいゲーム。

昨日は、40分近くの電車移動で、行きも帰りも、Switchを手放さなかった。


時間を潰すことだけで言えば、本を読むのと変わりないだろうけど。


(むしろ、ゲームの方が、より集中する分、時間が早く過ぎていくのを感じる。)


これはこれで、いい気がした。


手先を使う分、余計なことを考えずに済む。


2つのゲームを行き来しながら(どちらのゲームも、何度もプレイしたはずなのに、何度でも没頭できる)降りる駅を逃さないように気を付けた。


ぼくが、長めに電車に揺られるのは、友人のコーヒースタンドに行くとき。


改修中なので、ときどき、それを手伝いに行っている。


手伝い、といっても、申し出るのは、いつもぼくから。


彼に感謝される度に、純粋な善意から手伝っているわけではないことに、罪悪感を覚える。


彼にも、少し話したけど。ぼくは、会社という場所で働いていないことにコンプレックスを覚えている。だから、少しでも「働く」をして、気持ちを紛らわせたいのだと思う。


彼は、それでも感謝してくれるのだけど。押しつけがましくなっていないかだけが、心配だ。本心はわからないから、ぼくは、この先もしばらくは、手助けするんだろう。


帰りの電車で、またSwitchを引っ張り出した。


アクションでつまっていたところを、改めて見直すと、どうすればいいのか思い出した。次の面に進む。


電車内の暖房で、体がほぐれていくのがわかった。ぼくは、気付かない内に冷えていたらしい。


どうか。


どうか、いい方向に進みますように。


詳細のない祈りだけが、先行して。


ぼくは、その夜もよく眠れた。

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