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もう限界なのかもしれない。

妹を、ひどい目に遭わせる夢を見た。その次に、中学校の頃の教師陣に、父親について相談する夢を見た。昨日、日中に見た夢。連日で、家族の夢ばかり見る。どれも、程度の差はあれど、ぼくの殺意がひどかった。いつか、本当に手を染めるんじゃないか。自分でも気付かない内に、ぼくはころしてしまうんじゃないか。もう二度と会いたくないのに。


数時間外へ出ては、長時間眠って、いつもより長めに外へ出れば、翌日まで引きずる。そのくり返し。眠ってばかりいる。寝たいわけではないのに。むしろ、起きていたいのに。フラッシュバックともいえない、トラウマを抉り出すような悪夢ばかりで。眠気はコントロールできない。自宅にいなければいいんだろうか。でも、外にいたらいたで、前触れもなく、ぷつりと意識が途切れてしまいそうで。


いつからか、主治医を信用していない。受付の看護師は、ぼくをバカにしている。カウンセラーは、ぼくを持ち上げることしか考えていない。被害妄想だとわかっていても、イライラするのを止められない。病院に勤めた経験があるから、なおさら。どんなに献身的な人でも、裏ではどんな悪口を言っているのか、わかったものじゃない。(なので、転移(性恋愛)している人の気持ちがまるでわからない。)


パートナーに、気を遣わせてばかりいる。何度も謝っている。し、申し訳ないと思っている。心の底から。ぼくの「唯一」の家族。現状が幸せなら、それだけ見ていればいいのに。どうして、できないんだろう。


いつか、親に言われた。「じゃあ、なんで今まで(不平不満を)言わなかったの?」バカじゃないのか? 意にそぐわないことを言えば、踏みにじってきたくせに。だから、諦めてなにも言わなくなったんだ。我慢してきたんだ。反抗期も許してくれなかったくせに。妹の反抗期は、ぼくに向けられた。そしてぼくには、「上(の子)なんだから我慢しろ」と。母親は、優秀な兄の話には興味津々のくせに、ぼくの話への興味のなさは露骨だった。食いついてくるとすれば、賞を獲ったとか、世間的に認められたときだけ。察していないとでも、思ったのか。子どもはいつでも見ていたんだぞころしてやるころしてやるころしてやるそれが嫌なら二度と面を見せるな!


ぼくは、パートナーの元で、幼少期を過ごしている。パートナーを母にして父にして兄にして妹にして。パートナーと二人のとき、ぼくは子どものようになる。パートナーの元で、ぼくは子どもの頃をやり直している。幸せな幼少期だったと思いたくて。

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