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人とまったく会わない、ある一日。

昨日は、20時には眠ってしまった。ものすごく歩いて、ものすごく疲れたので。(「ものすごく歩いて」とは、ぼくにしてみれば、ということだけど。)それでも、まだ眠い。のは、寝すぎなんだろうか。


先日県外まで行ったゆえ、今週の半ばまで引きこもることにした。のだけど、ぼくの精神衛生上よろしくないので、人気のないところを選んで散歩することにした。(ちなみに、陰性でけろっとしています。)


ほとんど人が通らない、まったくなじみのない道をひたすら歩く。そういう道路沿いのせいか、大型トラックが頻繁に通る。ので、時々風圧で足元がぐらつく。道路側に。身の危険を感じたので、途中で細い道へ入った。


一応、ここまで行きたい目的地はあった。けど、徒歩だと予想以上に遠いことが判明したので、早々に諦める。まあ、なんか、気の済むまで歩くか。と思った矢先、前方に人影。


まだ距離があったので、よくわからなかったけど。その場から動かず、なんだか妙な動きをしている。のが見えた。ぼくは目が悪いので、老若男女もわからない。なんだろう、くねくねさん(都市伝説)かな。観察するだけして、別の道を通ることにした。


気付けば、眼前に中海。そろそろかな。と思ったぼくは、中海沿いに帰ることにした。途中で発見したてんとうむしや、パートナーの自由律俳句のネタになりそうな看板をぱしゃぱしゃ撮りながら、強めの風に吹かれた。なにも遮るものがないので。


ところで、昨日はバレンタイン。パートナーから「チョコがいっぱい入ったクッキーが食べたい」と具体的なリクエストがあったので、スーパーに寄る。製菓コーナー、ほぼ全滅。あらら。買おうと思っていたチョコチップがない。しょうがないので、チョコベビーでお茶を濁すことにした。


帰宅早々クッキーの生地を仕込んで、一息つくと、疲労が急に来た。慣れないことをもろもろしたからだ。(ちなみに、自主的な隔離のため、パートナーもいません。)かろうじて最低限の家事を済ませ、いよいよ動けなくなったぼくは、そのまま眠った。普段と違って、健康的な睡眠だな。たぶん。と思った。


ぼくは働いていない。ので、一人になることが多い。こんなときは、誰かと話しに行くのが一番だけど。まだ、人と接触するのはよろしくなかったので。こんな日もたまにはいいかな。と思ったのだった。

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