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コーヒーの後のコーヒーの話。

値札を付いている夢を見た。何についているかといえば、自分に。金額も何も書かれていなかったのに、それが値札だとわかった。のは、夢でよくあること。見知らぬ街と、見知らぬ人。の間を、ただただそぞろ歩く。意味のない夢。よくも悪くもなかった。珍しく。


夢は現実の置き換えらしい。なので、昨日はそんな感じの現実を過ごしたかといえば、そうでもない。値札とか付けていないし。缶バッジは付けていたけど。(まさか、それのことじゃないだろうな。)


昨日は、行きたいところが2つあったので、休みだったパートナーをお供にはしごした。一つ目は、民藝の展示。パートナーは陶芸経験者なので、大層喜んでくれた。(主催者らしき人に、器の扱い方を褒められていた。よかったね。)専門用語がよくわかっていないぼくは、陶器の冷たさを楽しんだ。


会場内に顔見知りになったコーヒー屋さんが出店していたので、そちらもいただいた。会場の奥は彼の焙煎室(たぶん)でもあったようで、おすすめの器具が出てくる出てくる。


最終的に、ドリッパーとポットと焙煎機をお借りした。いや、さらっと言ったけど、だいぶ借りたな。次にお会いするときは、焙煎した豆をプレゼントフォーユーすることを約束した。ええ、必ず。


大量の収穫があったぼくらは、そのままコーヒー屋さん(2軒目)を訪れた。今度は、靴その他屋さんでの出店。(ちなみに、ぼくは前日も同じコーヒー屋さんのお世話になっていた。)


こちらも顔見知りなので、淹れるときの様子はじっと観察する。と思ったけど、顔見知りじゃなくても凝視しているな。各地のコーヒー屋さん。いつもすみません。不審者じゃないです。


せっかくなので、デミタスコーヒー(ものすごく濃ゆいコーヒー)に初挑戦し、ものすごく濃ゆい苦みをおいしくいただいた。ので、この一年でだいぶ味覚が変わったことを実感したのだった。飲み干すと、なぜかパートナーが驚いていた。いや、君も濃ゆいのは飲めるだろう。たぶん。


そんなこんなで、たくさんのカフェインを摂取したためか、なかなか寝付けなかったぼくだった。悪いのはぼくである。まあ、おいしいものが飲めたからいいか。


さて、今日は何をしようかしらん。自分に値札を付けた夢のことなんて忘れて。焙煎機をお借りしたので、早速挑戦しようか。ぼくは、何を目指しているのかしらん。まあ、いいじゃないの。

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