職業指導の講義を聞いた結果、どのように将来設計をすべきか?

これは職業指導の講義を全て、聴いた後に考えたものである。正直、こういう結果になってしまったが、時代柄、仕方がなかったのかもしれない・・・。

(以下)

今回のレポートは、これまでの講義を聞いて、どのように将来設計をすべきか考えたものである。まず、この講義で学んだことは、必ずしも、道は一つではないということである。そこで、私は、以下のようなことを考えた。

まず、将来に関しては、専門職と呼ばれる職業に就きたいと考えている。例えば、医者や教師だ。なぜ、そう考えたかは以下に記す。

私は大学にいる間に企業かドクターコースを経た研究員かの二択を迫られることになった。しかし、企業の方は採用基準は曖昧でしかも、実際に、研究がどこまでできるのかは非常に分からない。例え、既存のものを売って会社がもう買ったとしても、研究せずにいたわけだから、本当に新しいものを作り出せるとは考えにくい。そのため、本当の意味での進歩があるとは考えにくい。

しかも、最近はリストラやブラック企業のようなものもあり、3年3割はある意味妥当な現象なのかもしれない。リクルートやその他の就職斡旋業者などが言っていることを間に受けてもしたがない。正直のところ、企業は今不安定で、採用の人事もできる人物とは思えないのでかなり会社に行くのは気が進まない。

研究員の方は、1~5年の非正規雇用が今の状況であり、とても、ロングスパンの研究ができるとは思えない。また、非正規雇用であるため、何かがあればすぐに解雇にすることもできる。しかも、その都度、雇用の期限の終わりごとに次の就職先を見つけるということを延々と行なうことになるので、研究の効率がとても良いとは思えない。このような理由からとてもじゃないが私の考えている方針とは大きく違っているので、進むのはどうかと思う。
私が望んでいる専門職は医者と先生だ。前者であれば、病気を直しつつも、その症例から研究を行なうことが出来るかもしれない。これからの時代は医療費を国が賄えないという状況にあるので、病気を予防するための知見を研究できるかもしれない。後者は、私の下から数えたほうが早い学年順位の時の失敗談から、同じ失敗をせずに、勉強好きになってもらいたいと考えて選んだ。勉強をきちんとすることができるようになれば、将来の刃幅も開けてくるというよりも、閉塞感のあるこの日本をこじ開ける力になるのではないかと考えられる。正直のところ、近年はノンポリが増えたというよりも、2ちゃんねる上で好き勝手不満を書いているという状況になっている。しかし、それらの人すべてが、きちんと調べているわけではなく、インタネット上のイデオロギーだけが拡散しているように思える。例えば、原発事故がその一例である。このような経験から、きちんと学ぶ姿勢を身につく、イデオロギーに染まらないような学生を生み出したいと考えた。

先生になるのは、うちの学科では、工業の科目しか取れないので、科目等履修生で他の教科をとり、理科の先生になりたいと考えている。そのためには、生物などいくつかの教科を学ぶための準備が必要だと考えられる。

医者になるには、もう一度、医学部に入りなおす必要がある。高額な学費はこちらも用意できないので、国立・私立に問わず、しかるべき学部に入り直し、医学を学びたい。そのためには、基礎的な生物の知識や医学の本を読んで色々と知見を深めていきたいと考えている。これが私の選択だ。

(上記)

現在、コロナ禍になってからは必ずしも、ベストな選択にはなっていないと思われる。ただ、この頃は、博士課程を異様に欲しがる勢力が周りにはいた。それで、何か、策があるかというと、別にあるわけではなく、とにかく、博士課程に進めというようなある種の洗脳があったというのが過去だった。

では、企業に行けばいいかというと、少々、疑問な点もあった。実際、問題、研究を「表向き」やっているように見えて、実際は、まったくやっていないという感じの企業もあった。

正直、研究から完全に手を引くことが恐らく、あの状況ではベストな選択肢だったのではないかと思われる。

しばしば、物理系の教員によく見かけるが、自分の科目に進ませたいということがあるみたいだが・・・果たして、それが正しいのか?と考えたりする。

私なら、確かに、自分の教えている教科に興味を持ってくれるなら、それでいい。でも、必ずしも、その生徒のためになるかと言われると疑問だと。もしかしたら、自分の教えている教科よりも、適性の高い教科があるかもしれないし、複数の教科を組み合わせて、新たな分野ができるかもしれない。だから、まずは好き嫌いせず、全部の科目をやってみろという。好き嫌いしないことが欺瞞だと主張するものもいるが、実際は、やってなかったり、どちらかというと、教員との関係が悪かっただけで、教科の内容とは別のところに、教科が嫌いになることに繋がっただけということもあることも知っている。だから、まずは何も考えず、やってみろと。いろいろとやって、方向性が見えてきてから将来は考えろと・・・。

私ならそういうかもしれない。

とにかく、「試してみろと」。

今は、昔と違って、資料が手に入りやすくなったのだから・・・。

やっぱり、まずは、生産性や効率性を考えずに、がむしゃらにやる。やっているうちに、自分の適性とその時の社会的な要因のせめぎあいになるだろうけど、結果的に、進むべき道を自分で、周りに流されずに選択することができるようになると思っている。

結局、行動することが全てだろう。

そうすれば、詐欺師のような連中がいろいろと仕掛けてきても、いろいろと避けることができる。

こういうことができるようになるのが、職業指導の本当に重要なことなんじゃないのだろうか?

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