そういえば、こんな感じの講義があったな。

(以下)

今回の講義は、光学薄膜製造装置と真空機器に関する講義だった。

まず、ここでいう真空とは、大気圧より低い気体で満たされている特定の状態のことを指す。この真空では、大気圧と圧力差があるために、乾燥、蒸発がしやすく、酸化抑制もでき、熱伝導率も小さく、原子やイオンの移動がまっすぐ進むことができる。そのため、用途としては、フリーズドライ、真空蒸着と真空焼結などに用いられる。

電熱の三形態として、輻射電熱、電動電熱、対流電熱がある。この時に輻射電熱では、熱を光の三原色をもち知恵捉えることができる。この時に、3LCD透過方式という方法を用いる。ミラーを用い、特定の色の光を透過させ、その他の光を反射させるという方法である。この方法で色が鮮やかに表示させる。

また、光学を設計する際に重要になるのが、光の干渉と屈折率に関することである。この際に、固定端の考え方が重要になる。また、真空蒸着に関する方法には気相法、液相法、固相法という方法が挙げられるが、真空蒸着法に関しては、この中の気相法が重要になる。熱を物体に当て、電子を出し、真空中で飛ばし、基板に当て、成膜するという方法である。この時に、膜厚モニタとして水晶膜厚計を用いて、膜厚分布を調べる。この時に、cosθ則と呼ばれる法則を使う。その際に、今回の講義によると、改善が施されたようで、シュミレーションを行なってから、成膜を行うというイオンアシスト蒸着法という方法が考案されている。

この成膜方法はLEDへの光学薄膜に応用される。また、長波長でも効率よく発電できるCIGSの太陽電池にも応用される。例えば、薄膜であれは、光が斜めから照射されても効率よく発電できる。

また、会社に関しては、とにかく、配属されたところで、一生懸命仕事をし、覚悟と自身を付け、研究開発に行く必要がある。現場で勉強し、実力を付ける必要がある。

今回の講義は、非常に興味があるものであった。特に、光学設計に関しては、材料工学の性質上あまり学んだことがないが、非常に興味がもともとからある分野だった。

また、高校時代に習った干渉や固定端の話がこのような実用的なことに使えるということに非常に驚いた。どのように使うのかがわからなかったためである。私もできれば、このような会社で働いて様々な物を作り、製造メーカーの円の下の力持ちになりたいと考えている。

また、とにかく、会社の中に入って、どこかの部所で仕事をすることが重要であることがわかった。正直、研究者とかあまり初めから決めてかかって仕事を選ぶということだけはしたくはないとは考えていたが、現場で勉強をすることの大切さまでは、頭が回らなかった。是非とも、会社に入社したら、現場に出て、どのようなニーズがあるのか、どのような設計開発をすべきか、様々なことを把握して、ニーズもしくは潜在的なニーズがある製品で、社会に役に立つ製品を開発してみたいと考えるようになった。

(以上)

実際、潜在的なニーズという言葉は人々から求められてないものだという急進派の連中がいるが、そういったような連中がいる限り、この国の技術力は下がっていくだろう・・・。今のニーズが未来にも通じるとは限らないのだから。

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