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てくてくちゃれんじのすけ

2022.4月8日
さて皆さん、過ぎた4月8日は何の日だったでしょうか?

正解は…

イケメンと(私の中で)話題の釈迦のお誕生日!いわゆる灌仏会、花まつりでした。

お寺さんに行くと小さなお釈迦様の像に甘茶をかけたり、温かい甘茶を頂いたりできます。

私は通ってた保育園の近くにお寺さんがあり、保育園の行事として灌仏会の日は甘茶を貰いに行ったものです。その日以来甘いお茶が苦手になりました。

ちなみに新暦で灌仏会を行うのは日本だけらしい。
何でだろう?

教えて作治ィ!

チャンプルー文化と名高い沖縄。
琉球が王国だった頃、王家は仏教を篤く信仰していたと言います。その証拠に首里城の周囲や古くに栄えた町にはたくさんの仏教寺院があり、戦後復興できたお寺が数社あり、現在も人々の暮らしに寄り添っています。

今も首里はお寺が多いです。特に臨済宗のお寺が多い。

沖縄の宗教観で面白いのはチャンプルー文化と独自の思想故に道教や儒教、熊野信仰、神道、ユタ、ノロ……などのボーダーが曖昧なことです。

そんな沖縄の王都首里には、昔々このような行事がありました。

首里十二箇所巡り、または首里十二支巡り
いわゆる「寺まーい(テラマーイ)」です。

首里十二カ所巡りとは、首里十二支詣り、テラマーイ(寺参り)などと呼ばれる、首里にある4カ所の寺院に祀られている十二支の守り本尊を巡拝する、琉球時代からの参拝方法です。年末年始や厄年、人生の節目などに十二支の神様に日々の感謝を伝え、これからの健康や開運、御加護を祈願します。年末年始や週末は多くの地元の人たちがお供え物を持参し、伝統的な方法で祈りを捧げています。地元参拝客の妨げにならないように、感謝と願いをお祈りくしてださい。特にお寺の順番はないので、ここでは回りやすいコースをご紹介します。時間がない場合は自分の干支の寺院を優先的に回ってください。 那覇観光協会HPより引用。

ふんわり解説しちゃうと、
首里の4つのお寺にそれぞれの干支のご本尊があり、それを参拝すると良いですよ!全部廻るとさらに最高!
というもの。

今でも古い家柄や熱心な方、ユタに相談したら薦められた方や、スピリチュアルに興味のある方に人気です。
お寺に遊びに行くと必ず2組ほど、この寺まーいをしている方に出逢います。

灌仏会だし(?)寺まーいするぞ!

その様子をお伝えいたします。
尚、本来はご馳走やお線香ウチカビ(あの世のお金)などを用意するが、簡略版私式てらまーいとする。

まずは(私版)寺まーいに欠かせないものを調達します。
ゆいレール儀保駅から歩いて数分。
可愛らしい民家に潜入します。

カステラ屋さん「榮椿」さんです。

丸いコロコロした鈴カステラのようなカステラを販売しています。変わり種の冬瓜の砂糖漬け入りカステラやカステラパフェなどInstagramで可愛いと話題のお店です。

で、こちらの榮椿さん。
十二支カステラというものを販売しております。

店内にお寺4ヶ所の地図が。
シーサーもお札もあるね。

てってれーん!
十二支カステラげっとー!

はい!可愛い!

ころころカステラちゃんに、一つ一つ干支の焼印が。
私版の寺まーいとは、お寺を巡り、そのご本尊の干支のカステラを食べるってだけのお手軽仕様です。

ちなみにこの為に朝から何も食べていません。

さあ!
カステラちゃん片手にレッツてんぷる!

行ってきます!

以上、前置きでした。

〜続〜

次回、お腹いっぱいにならない。

おまけ:シーサーの子孫どもの足跡
ちょっと遊び過ぎ。チャイニーズシアターか。

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