気づかないうちに人にコントロールされている

テレビの報道で、ある言葉を何度も耳にする。
それが当たり前のように感じてしまう。

雑誌の記事で、有名人の発言を読む。
へぇ～そういうものなのか、と思ってしまう。

本当は、心の中では、受け入れたくないことなのに
無意識のうちに自分の中に入ってきて
そういうものなんだと、思い込んでしまう。
そして、やりたくないのに行動してしまうこともある。

自分では気が付かないところで
人が発言していることや、やっていることが
無意識のうちに、当たり前になってしまって
自分も発言したり、行動していることが、あるのかもしれません。

知らず知らずのうちに、このようなことが積み重なっていったら
自分の人生は、人の言うことに振り回されて生きていくとになります。

このような、自分の心に反するような人生にならないよう
自分の心の声をしっかり聴いてあげたいものです。

では、周りの声に振り回されないで
自分の声を聴くにはどうしたらよいのでしょうか。

このテレビで報道されている言葉は、自分では違う気がする・・・
あの有名人が言っていることは、自分ではこう感じるけど。

このような、日常で色々なことが流れていく中で
自分はどう感じるかを意識するようにして、しっかりキャッチします。

ちょっと嫌な感じがするといった
ネガティブな感情が湧いてきたとき

この瞬間好きだな、いい感じ〜といった
ポジティブな感情が湧いてきたとき

その感情の揺れをメモします。

いつもなら何となく流ししまって気に留めることのない感情を
しっかりキャッチするということです。

例えば、こんな感じに。

最近のちょっとしたできごと。

今、テレワークでオフィスに行くことが少なくなって
お客さんや仕事仲間と会話する時は、いつもオンライン会議。
しかも、顔を出さないことが多かったりします。
顔が見えないと、雑談しようという気持ちになりにくいです。

「今の仕事はどう？」
　「夏休みの休暇は取れそう？」

このような他愛ない会話がしにくいようです。

先日、会社の人とメールでのやりとりが面倒だったので
オンライン会議で会話しました。
相手が顔をだしていたので、わたしもすかさず顔を出します。
家ではマスクする必要がないので表情が見えます。
そうすすると、本題に入る前に、自然と雑談ができます。

移転した新しいオフィスはオシャレで開放的。
さまざまなエリアがあって、今日の仕事のスタイルに合わせて
好きな場所で仕事ができるから、いいよね～という話を聞いたり。

会話が終わってからも、心が軽やかでいられました。

ここで、自分の気持ちをノートに書きます。

「オンラインでも顔が見えれば心を軽やかにしてくれる」

そうすると
今度は、メールか電話かオンライン会議か迷ったら
オンライン会議を選ぶでしょう。

こうして
自分が喜ぶ方を選択した方がずっと幸せですね。

こんな小さなことでも
ちょっとずつ自分が喜ぶかけらを積み重ねていったら
自分の人生は、喜びで満たされていくことでしょう。

そして、人の言っていることが嫌だな〜と思ったら
その想いをノートに書く。
その気持ちをキャッチできるようになるので
遠ざけることができるようになるはずです。

自分の心の声を聴くことは、自分を豊かにするために
大切なことのひとつです。