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「うつヌケ」を読む
いま私はこんな本を読んでいます。
センシティブなことなので有料記事にしてしまったのですが、いま私は軽いうつという状態にあるそうです。
プライベートが充実しているのと、楽しい時間はしっかり楽しめているので、自分がうつだとは思いませんでした。
だけど、仕事の悩みがずっと解消しなくて、精神的に追い込まれて、気づいたらキャパシティを越えていました。
原因が仕事にあるとわかっていて、その仕事は来月には実質退職するので特に治療はしていません。原因が解消することだし、なるべく薬は使わないようにしましょうと先生と話して決めました。
だけど仕事中は頭も体も鉛のようです。いつものように働けないことがストレスになってさらに苦しみます。この状況をなんとかしたくて、過去に読んだこの本をもう一度読み始めました。
うつにはいろんな種類がある
そもそも私自身、うつとしては症状が軽いほうだそうです。重くなると「プライベートの時間は楽しめる」なんてことはなくなるとのことでした。
この本は、うつにはいろんなひとがいるという前提で書かれています。どんな方法が一番いいとは言えないけど、うつを抜けた人たちにはこんな人がいるよ、こんなパターンがあるよと紹介されています。
と同時に、どんな過程でうつになったのか、うつでどんな感覚があるのかも書かれています。
うつの話は正直周りとはしづらくて、だけどネットで調べると情報量が多くて気力が持たず、いまいち自分の状態がわからずにいました。
だけどこの本を読み進めていたら、「この症状は私もあるな」とか「ここまではまだいってないな」とか、自分のことを客観視できるような気がしてとてもいいです。
うつヌケの1つの方法
本のなかで紹介されていたうつを抜ける1つの方法。それは、自分に肯定的な言葉をかける、自分を好きになるという方法でした。
この方法は、実は身に覚えがあります。今年の年始に精神的なところから体調を崩して持ち直すまでの間、私は自分を好きになることを真剣にやりました。
私の場合はこの本とは少し違い、自分が好きなもので身の回りを埋めるという方法で自分を好きになりました。
でも、大事なのは具体的なやり方ではなくて、「自分を好きでいることがうつヌケにつながる」と認識できたこと。私にとっては重要で、少し心が晴れる感じがあります。
これに加えて、うつとは抜けてもまたくるものだと知っておく、自分のトリガーを把握しておくということも学びになりました。
一度自分を好きになって肯定感が増したはずなのに、なぜまた私は苦しんでいるのだろう。この方法ではダメだったのかな。そんなふうに落ち込んでいたので、これはこういうものなのだと知れて安心しています。
自分らしくいるために、自分を好きでいる
本を読んでいると、うつになったみなさんのきっかけは仕事にあることがほとんどです。私も例に漏れず、きっかけは仕事でした。
仕事は人生を豊かにするためにやっているはずなのに、仕事でうつになるのはつくづく辛いなと思います。
だけどきっとまた良くなると信じて、私なりの抜け方を模索していこうと思います。
私の場合、仕事中の辛さは尋常ではないですが、プライベートの時間や本業以外の時間はそれなりに過ごせていることが救いです。
目に見えないものなのでバランスの取り方は難しいけど、自分をもっと好きになって、早く抜けたいと思います。弱い自分も受けとめて、自分として生きていきたいので、こうして宣言を書いてみました。
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