#THECOACH:シャドウになりきった日
最近見つかった私のシャドウ、その名も「稼働係りさん」。
(シャドウとは、自分でもなかなか気づけない、でも確実に自分の価値観やものの見方を左右しているもの(人格)。)
「不安ちゃん」という人格が不安がることをスイスイ進めてくれる人格で、だけどスポットライトが当たることはなく、誰にも褒められないことを不満に思っている人。
だから私は、まずは褒めポイントを見つけられる人になろう。他人にも自分に対しても。そんなふうに思ったのが、つい数日前のセッションでした。
シャドウへの思いを書いてみる
いま私はTHE COACHというコーチングスクールのプロコースに通っています。
そのコースで今回やったのが、シャドウに手紙を書くということ。まずは私が書いてみて、その後シャドウになりきって聞くという体験をしました。
正直最初は、すごく嫌な気持ちがありました。
だって、シャドウというだけでとっても繊細でナイーブな存在なのに、それを他の人に聞かれたり読まれたりするなんて。ちょっと思いをさらけ出せないかもしれない。
そんなふうに思ったけど、結果的にはやっぱり杞憂でした。
シャドウになりきった私の気持ち
シャドウの私をおろしてみたら、そこには極度の緊張がありました。
最初はこの緊張が何を知らせているのかわかりませんでした。でも、次第に気づいたこと。「この感覚は身に覚えがある」。
みんなが困らないように、先に先に予測して走っていって整える。仕組みをどんどん作っていく。
これは、シャドウというよりも本体の私が好きなことです。
前職で経験したマネジメント職は、まったく強みと噛み合いませんでした。一方で、裏方でテキパキと整えることはずっと好きだった。
そんな私は、実はスポットライトが当たることが苦手でした。
裏方でありたい、みんなの環境が整えばそれでいい。急に褒めたりスポットライトを当てられたりなんかした時には、経験がないからどう振舞えばいいかわからない。
だから、注目を集めなくても大丈夫。誰か数人だけが気づいてくれたら嬉しい。
そう思っていたのだと思います。
だから、今日急に手紙なんかをもらうことになっちゃって、それを他の人にも見られてしまうなんて、私はどうすればいいのだろう。
稼働係りさんは、いまこんなふうに戸惑っているんだな。私はそうなる気持ちを知っているよ。
そんなふうに感じながら受けた今日の講座でした。
シャドウになりきった日
講座後の放課後タイムで、同期からこんな質問をもらいました。
なるほど、これはさっきのシャドウの話だな。
そう感じながら、今日なりきった「稼働係りさん」の話をしました。
稼働係りさんはシャドウだけど、この人がいるから私はここまで来れた。
感情と行動を切り離し、淡々と必要な準備を進めることができるのは、間違いなく稼働係りさんが居たおかげ。
そんなことを話していたら、「シャドウってやっぱり必要ですね」と言った同期がいました。私にはこの言葉が、なんかよかった。
シャドウとは何となく怖いもので、いつか取り除かねばならないもの。このイメージを取り払いつつも、やっぱりまだ持っていたのだと思います。
だから、稼働係りさんを手放さず、「これからもよろしくね」なんて手紙に書いた自分に違和感がありました。だけどやっぱり、置いていてもいいんだな。
今日は放課後タイムまでを含めて、シャドウを受け止められた日でした。今日もよき回だった。忘れずにいたい。
7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️