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大学生だった私に説きたい優先順位の重要さ
大学生の頃、私はたくさんの役割を持った生活をしていました。
大学生として学ぶこと、アルバイトとしての塾の講師、部活のマネージャー、生徒会のメンバー。少なくともこの4つの役割を常に持って過ごしていました。
そして、大学3年でやってくる就職活動。これだけたくさんの経験をしているし、就活なんて余裕だろう。周りにもそう思われていたと思いますし、私自身もそう思っていました。
だけど実際はまったく決まらず、内定をもらったのはたったの2社。みんなが春に就活を終えていく中、私は夏まで就活をしていました。
あの頃の私には何が足りなかったのか。それは、自分がやりたいことを明らかにして、優先順位を決めることだと気づきました。どういうことかを書いてみたいと思います。
私ができなかった優先順位づけ
大学生の頃の私は、忙しさに支配されていたと思います。
3年生は部活も生徒会も忙しさがピークだったのに前期は授業を30単位入れてみたり、アルバイトも必ず毎週入ったり、いろんなものを「いまやらなければいけない」と判断してひとりブラック企業になっていました。
社会人も8年目となったいまの私なら、就活前に優先順位づけをやっておくべきだったとわかります。でも、当時の私にそんな考えはありません。
誰か教えてくれればよかったのに……と思ってもどうしようもない。だから、これから就活を行う方にはぜひ知っておいてほしいと思います。
いまの私ならどのように就活時期を乗り越えるか
社会人8年目の私が就活をするなら何からやるか。
ここに書く優先順位とは下記の2つに大分します。すべてを述べると長くなるので、2つの軸の要点だけ書いてみます。
①就活をどんな手順で進めるか
②どんな業界に行きたいか、どんな職種の仕事をしたいか
①就活をどんな手順で進めるか
最初に行いたくて、とても重要なのが自己分析です。なぜかというと、自分の得意・不得意、好き・嫌いがハッキリしなければ、受ける会社を絞ることができないから。
いま私は約20名のマネジメント職についており、メンバーの転職相談にのることがあります。
大学生の頃、私はやりたい仕事がないことがコンプレックスでした。でも、大人になって何年か働いてみても、やっぱりやりたい仕事がないひとは正直多い。メンバーと話していてそう感じます。
そんなメンバーには必ず最初に、無料のサービスで良いので自己分析をするようにと伝えています。理由は、やりたいことがないのなら、少しでも資質が近い分野を選んでほしいから。
そうすれば企業とのミスマッチが減るので、お互いにメリットの大きい状態が作れます。
②どんな業界に行きたいか、どんな職種の仕事をしたいか
これは①の自己分析と関連しますが、自分の好き・嫌いで判断していいと感じています。
大学生の頃、私は仕事を好き・嫌いで判断してはいけないような気持ちがありました。
好きを仕事にしたら、好きなものも嫌いになってしまうような気がするので、仕事には選ばない。好きを仕事にしてもきっと稼げないから選ばない。そんなふうに勝手に判断していました。
だけど、考え方や特性が生きる業界・職種というのはそれぞれにあるのだと感じます。また、好きを仕事にすると単純に楽しくてスキルが伸びます。
私自身、新卒で始めた営業職は正直まったく向いていなかったけど、お客さんと会話することとお客さんの役に立てることは好きだったので、気に入ってくださる方はたくさんいました。
この経験をもとに、いまの私は働き方を変えようとしています。
まとめ
いまの私が大学生の私にアドバイスをするならどんなことを言うのか。下記の3つを伝えたいと思います。
①手順:就活の最初の一歩として、自己分析はみっちりやる
②軸:自己分析をもとに、好きなことで仕事を選んでいい
③時間:自分の生活に優先順位をつけて、いま自分がやることを絞る
先ほどの2つに、就活時期を過ごす時間軸を足しました。これも案外大事で、この判断をないがしろにしたらうまくいくものも崩れてしまいます。
自分の時間をうまくマネジメントしながら、自分の好きで将来を選んでいくこと。
大学生の頃の私はこれがうまくできませんでしたが、いまの私にとっても大事なことです。これからも自分をちゃんと知り、選択をしていきたいと思います。
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7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️