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コーチの私がコーチングを受けたら、一時帰国によって変化した私と出会った

月1で受けているコーチングセッション。私はライフコーチというあり方をお仕事にしているけれど、自分を調律するため、自分をもっと知るために、私も毎月セッションを受けている。

いまのコーチとのセッションは、これが7回目。次が一旦の区切りになる……ということはすっかり忘れた状態でこのセッションを受けた。

セッション中はそんなことは考えていなかったけれど、受け終わってみたらこの回数に意味があったように感じる。私は大きく変化をしてきている。

このコーチとのセッションが始まったとき、私はちょうど日本にいた。恋人との一時帰国で東京のエアビーに泊まっていて、日本に着いた数日後に体験セッションを受けた。その後高知の実家に帰り着いて、継続セッションの1回目を受けた。

そこからドイツに戻ってきても継続をして、いろんな変化を見守ってもらいながら、ここまで続いている。


私はこのコーチに、私が軽やかになることを見守ってもらっている。私が軽やかで、直観的で、感覚を大切に受け取る私になれるよう、毎回のセッションで調律してもらっている。

そんな思いで受けてきたこの半年、気づけばこの時のセッションはちょっと様子が違っていた。「直観的なところに調律してもらう」までもなく、私は自然と感覚的に話を進めていた。

そんなことが起きた、7回目のセッションの記録。


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急な一時帰国は衝撃だった

5月末〜6月のあたまにかけて、私は3週間の一時帰国をした。もともと予定していたわけではなく、なんなら数日前までは高熱と咳で体調を崩していたのに、チケットを取った40時間後にはもう飛行機の中だった。

というのは、私が3月から参加していた #自分らしいビジネスの教習所 の最終講義が東京でオフライン開催されることになり、しかも旅費を仲間たちがカンパしてくれたから。

むかしの私なら「そんなの受けとれない!」だったかもしれないけれど、ありがたく乗っからせていただき、オフラインでみなさんと会うことができた。3年かけて愛の循環を信じるようになってきた私だから、今回はこうしてみんなからの愛を受けとれたのかも。


その後は実家に帰り、ドイツに残してきた恋人とはほぼ毎日電話をして、穏やかだなぁと過ごしていたら、帰国して2週目の日曜日に連絡が入った。大学の頃の恋人が亡くなったと。

ここからしばらくの私は、正直精神的に苦しかった。もう何年も連絡も取っていない、円満に別れて未練があるわけでもない、むかしの恋人の訃報になぜこんなに揺さぶられるのかがわからなかった。当事者というほどの距離感でもないのに、こんなに揺さぶられるなんて、当事者ヅラもいい加減にしろよと内面の私が声をかける。

それに対して本体の私がどう思ったかといえば、ちょうどこのタイミングに日本にいる私は、彼を弔い、彼の家族に愛を渡すために、お葬式にいかねばならないのではと思った。なぜかここに、強い責任感を感じた。と同時に、いまの恋人と私の関係性に、彼らの体験を投影して苦しくなった。

でも、いまになって思うのは、この出来事の違う意味。この苦しい期間を母の近くで過ごす体験のために、私は日本にいたのではないかということ。

私は父とも母ともわだかまりのある期間を長く過ごした。でもそれはなんとかギリギリ、ドイツに移住する直前にほどけた。だけどそのまま私はドイツに来たから、物理的な近い距離感では、母との関係性がやり直せていない。今回の体験は、それをやり直す機会だったのかもしれない。

お葬式に行こうと思うと、母に話して聞いてもらった。母は30年分長く生きている体験をもとに意見をくれた。それで、「明日(お葬式の当日)は、みんなで美味しいごはんを食べに行こうか」と。

そんなわけで、私は式に駆けつけず、家族と台湾料理を食べた。ドイツへの出国前に初めて行った、美味しくて優しい大好きなお店で、家族との時間を過ごした。なんでもない時間が、とりわけ大切に思えた日だった。


軽やかな自分に気がついた

セッションを受けながら、すごく軽やかに話す自分に気がついた。この時はまだ時差ボケも大いに残っている時期だったのも影響したのかもしれないけれど、私は難しいことを考えず、ただ感覚のままに話していた。

これが軽やかであるという体感覚か、と思った。いつもは意識してそこに調律するようなセッションをしてもらっていたけれど、一時帰国で大きな体験をして、しかも24時間ほどの大移動をしたら、私はこんなにも変化をするのかと。

あと、蛇足かもしれないけれど、夏至を過ぎて軽やかになっているという声も聞くね。私は占星術を学び始めたばかりだし、スピリチュアルなことは好きだけど知識が少ないから、聞いた話の受け売りでしか話せないけれど、私もここのところ、すごく軽やかさを感じる。3月あたりはすんごく思考をして重たかったけれど、今はエネルギーが違う気がする。


エネルギーといえば、ドイツに帰る飛行機のなかでこんな本を読んだ。仲間がプレゼントしてくれた本で、私の人生のテーマの1つである、お金というものの捉え方がまた変わった。

どんなふうに変わったかといえば、フリーランスとして個人でお商売をしている私は、

お金をもらう→期待を裏切らないように頑張って返す

の流れでお金をとらえていた。でも、この本を読んで、

すでにエネルギーが渡せている→もう渡せているエネルギー分のお金が流れてくる→私からも次のエネルギーを返す

の流れなんだなと納得をした。これを聞いたコーチが「パラダイムシフトだね!」と言ってくれて、やっぱりこれは大きな変化なんだ!と自分で思えたことまで含めて嬉しかった。


そんなこんなで、ドイツに戻ってきた私は、すごく軽やかになっているなと思った。軽やかな私は、一時帰国の時のことを、何かにしゃべらされるような感覚で口に出していた。考えずとも、口からスラスラスラ〜っと文字が歩いて出てくるような感覚。

その話をまとめていくと、こんなキーワードが現れた。「愛」とか「つなぐ」ということ。「愛」は2020年あたりからの私のキーワードだから、目新しくはない。「つなぐ」は新しいキーワードだった。


愛をつなぐ私

一時帰国の間、いま思えば私は「つながり」を強く感じた。ビジネスを学んだ場でのこともそうだし、家族との間にも。

うちの家族は不器用だから、本当は愛なのに、愛を違う何かに見せて渡してしまうことがある。私は実家の滞在中、家族の愛を通訳するなどしていた。それによって弟たちの関係性が一歩変化したように感じた時間があったりして、私は喜びを感じた。

元恋人の訃報のことは、コーチがこんなふうに言ってくれた。「投影するというのは、繋がっているからそういうことが起きる」と。確かにそうだと思った。

そもそもそこに繋がりがなかったら、共通の友人ともほぼ縁の切れている私は、この訃報を知ることがなかった。当時の友人が私にも知らせてくれたから、この訃報が私の世界でも在ることになって、私は悲しみや苦しみを感じた。元恋人とも縁が切れているようで、何かの繋がりがあったから、私はこの体験をしたのだろうと思った。

コーチの問いかけによって、この一時帰国に名前をつけたら、「愛は受けとっている」になった。いや、そんなのいつもそうなのだけど、私がこの期間に名前をつけるとそうなってしまった。

でもやっぱり、そういう期間だったのだと思う。毎日の食事から大切なテーマまで、私は母の愛を感じたし、家族からの愛を受けとった。偶然その場に居合わせたことで、弟たちの言葉を愛として通訳をして、獅子座ですんごい言葉の強い弟も、末の弟へ愛を渡したいだけだったんだなぁと気がついた。

愛はあるし受けとってるよね。忘れそうになるけれど、大切なこと。やっぱりこの期間は、私の人生にとってすごく大きな期間だった。


▼最後にお知らせ

コーチングセッションをドイツからZoomにて提供しています!

「aimiの言葉に共感する」「aimiという人物になんだか興味が湧く」と思ってくださる方、お力になれることがあるかもしれません。

セッションの詳細はこちらをご覧ください☺️

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7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️