コーチの私がコーチングを受けたら、お金を意味のあることに使いたい私がいた
ライフコーチとして活動する私は、自身も毎月1回以上のコーチングセッションを受けています。今回は4月に受けたコーチングセッションのこと。
テーマは「未来への不安」もとい、「お金の使い方」についてです。
というのも、ここ最近お金の先行きを不安に感じることがあります。なぜかといえば、私はいまドイツに住んでいるのですが、円安がすごいのです。
例えばこれを書いている今日は、1ユーロ=151円。151円って、すっごく円の価値が下がっているんです。15年ぶりとかの水準です。
しばらく前から円が安くなっていますが、それでもつい1か月前は1ユーロ=141円とかでした。それが151円なので、7%も価値が下がっています。
未来がまたどうなっていくかわからないことを、私は不安に思っていました。そんなことを話した、この時のコーチングセッションです。
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お金への不安
セッションを受ける前、ばくぜんと「お金のことが不安」と思っていた私は、いまの収入に満足をしていないからなのかと思っていました。
前職の会社員時代は、毎月決まったお給料が入るし、同年代で見れば比較的たくさんもらっていたのだと思います。
お金的には安定していた生活から会社員を辞めてフリーランスになり、収入はやっぱり下がりました。
それでも暮らせるようにお金の計算をしてからドイツに来たものの、もしかするといまの私は収入に不安があるのかなと。
でも、今回の不安の原因は違いました。そしてもしかすると、「不安」として受けとっていた感情自体が、そもそも違う種類のものでした。
レートが悪いということ
私のお金の使い方は、価値を感じるものには十分にお金をお支払いする、お金が必要で共感する社会活動にはお金をお支払いするというものです。
具体的にいえば、まず前者を説明すると、私が好きな作家さんの商品には、なるべくたくさんのお金をお支払いしたいと思います。
後者でいえば、例えば私はプランインターナショナルに毎月定額のお金をお支払いしていたり、FIFTYS PROJECTなどのクラファンを支援しました。
こういうことには喜んでお金をお支払いしたいのだけど、「レートが悪い」ことでお金が多くかかるのは、どうも腑に落ちないのです。
なんともよくわからないところに、お金がとけて消えてしまうイメージです。誰の役にも立たないとかし方をしてしまっているようにも感じます。
お金を意味のあることに使いたい
お金を何かに使うとき、私は使う相手の方に「尊敬」や「ねぎらい」のようなものを送りたいのだと、セッションで話していて気づきました。
例えば先ほどの寄付の例でいえば、世の中には必要だけれど私にはできないことをやってくれている方には、お金を通して感謝と支援を贈りたいです。
そんなふうに、お金のやり取りで生まれる「体験」を定義している私がいます。お金とは、ただ行き来するものではないのです。
お金は意味のあることに使いたい。誰かの役に立つことに使いたい。
それなのに、レートが急激に悪化しているいま、私がドイツで暮らすようのお金を換金するたび、行き先のわからないお金が消えていきます。
そのお金でできるはずだったことを考えると、なんとも意味もなく無駄にしているような感じがします。これが私のモヤモヤの正体でした。
私らしいなと思いながら、でもこれは私の力ではどうしようもないことなのだから、モヤモヤを手放してもいいのではとも思ったりします。
変えられることと変えられないことが、世の中にはあります。変えられる部分だけが私の手のうちにあるのだから、それだけ見ればいいのではと。
頭ではわかっていても、難しいものです。せめて忘れないように、「変えられるものだけに向き合う」思考を持っていようと思います。
▼最後にお知らせ
コーチングセッションをドイツからZoomにて提供しています!
「aimiの言葉に共感する」「aimiという人物になんだか興味が湧く」と思ってくださる方、お力になれることがあるかもしれません。
セッションの詳細はこちらをご覧ください☺️
7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️