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#THECOACH:応用Aコース終了。コーチとしてありたい姿に出会った最終日。

今日、最初に書きたいことがあります。それは、私のこれからの物語の題名です。

くさい話をするなあと思った方もいるかもしれません。だけど、この気づきはすごく大事で、忘れたくないのです。いまの私が感じている熱さとか、胸がいっぱいな感情を書き残したいと思いました。

私がこれから歩む物語のタイトルは、「いま、あなたをハグしたい」です。

正直、書いている私も恥ずかしいです。私の内側にもぐってもぐって3日間向き合って、いまの私の内から湧き出るテーマがこれでした。

このタイトルの解説に、よかったら少しお付き合いください。

◆応用Aコース1・2日目の記事はこちらです☺︎


過去の私との再会

今朝の私は、過去の私と手を取り合いたいと思っていました。

だけど、私の社会人としての7年半は、正直私にとって黒歴史とか失敗のようなものが多いです。自分の仕事のできなさもだし、セクハラのような外部から加えられた経験とか、思い出したくない経験がたくさんありました。

だから、過去の私と手を取り合いたいのに、いまの私は過去の私を遠くから見つめることで精一杯。過去の私はいまの私を応援してくれるのに、いまの私は過去の私に言葉をかけることができない。そんな自分に出会いました。

これからの私を物語化する

では、この先の私はどうなのか。過去と向き合うのが辛いという気持ちは一旦脇に置いて、この先の自分を見つめてみました。

そこで出てきたタイトルが、「いま、あなたをハグしたい」という表現です。

少し話がそれますが、いまの私の仕事は女性20名の遠隔マネジメント。それも、コロナのおかげで一度も会えず、また物理的な距離もあり、東海、関西、四国に散らばったメンバーを遠隔でマネジメントしています。

そんな状況なので、メンバーとのコミュニケーションはオンライン会議のシステムや電話がメイン。個別に面談をするのも、オンライン会議システムを使います。

こうした個別面談の時、私はよく「いま目の前のメンバーをハグしたい」と思っていました。

それは「触れたい」とかいう話ではなく、「ハグによって応援したい」とか、「肯定感を伝えたい」とか、「愛を伝えたい」という気持ちの表現方法としてそうしたいという感情です。

昔海外に留学した時に、ハグの威力を知りました。日常的にハグがあることに大学生だった私は感動したし、大袈裟かもしれないけど私を全肯定してくれるもののようにも感じました。

だから、私は、目の前の誰かを全肯定したくてハグをしたい。全肯定と愛はつながっていると思っていて、ハグで愛を伝えたい。

応用A初日に書いたこちらの記事に、私のコーチとしてのビジョンは「ずっとそこにある故郷の川」と書きました。

故郷にある川は、私がいつそこに戻っても私のことを受け入れてくれる。安らぐ場所をくれる。今年の夏、10年以上ぶりに訪れた場所で実際に私が感じたことです。

川を含む風景は、そこにあるだけで私のことを受け入れてくれる。だけど、人である私は、ハグをする(ような気持ちでセッションをする)ことで、目の前の誰かに安心できる場所を提供したい。

これがこれからの私が作っていく物語で、だから「いま、あなたをハグしたい」というタイトルをつけたんだな。タイトルをつけて語るなかで、こんな感情に気付きました。

過去の私と手をとること

過去の私の話に戻ります。過去の私のなかで最もいまの私に影響しているのは、2〜3年前に営業組織のリーダー職になってからの私です。

この頃からの私は失敗続きで黒歴史の期間ではあるけど、それでもリーダーとしてずっと大事にしていることがありました。

それは、どんなメンバーのことも見捨てたくないということです。

例えば、ダイバーシティの観点で代表例に挙げられがちな女性営業マン。でもそれだけではなくて、視点を変えればマイノリティになるどんなメンバーのことも、諦めたくないと思っていました。

組織論とか経営論のような文脈に立てば、このようなメンバーはうまく諦めをつけることが得策なのかもしれません。だけど私はそれができなくて、ずっと心に引っかかっていました。

でも、これからの私は、コーチという手段を使えば、そういった方とも向き合えるかもしれない。

コーチングとは万能な手段とか魔法ではないので、期待しすぎるのはよくない。でも、過去の私が大事にしていた価値観を、いまの私は叶えられるのかもしれない。

こんな方法も、過去の自分と手を取り合っていくことなのではと今思っています。

最後に

ちょっとアツくなってしまいました。

最後に、どうしても書きたかった、かけてもらって嬉しかった言葉を書いて終わりにします。

この話を他の受講生の方としている時、「でもaimiさん、もうそれ体現されていますよ」と言われました。

私はすごくびっくりしました。だって、この価値観に私はいま初めて出会ったし、これから紡いでいく物語だと思っていたから。

だけど、この言葉をもらって、この価値観はずっと私のなかにあったんだと気づきました。そして、すでにセッションで体現し始めていたことを嬉しく思いました。

こうしてまた一段解像度の上がった私のコーチ像。大事にしつつ、アップデートしつつ、コーチとして歩みたいと思います。


7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️