見出し画像

期待値調整と自分らしい働き方

昨日、こんなことを思いました。


この半年の間に私の働き方は大きく変わっています。

今までは当たり前のように会社に勤めているだけだったけど、いまはライティングの業務委託契約を2件させてもらっていたり(と言いつつライターは少しお休み中)、私自身が通っているスクールでもお仕事をさせてもらっていたりします。

その他にも、いま学んでいることを活かせるお仕事がまた近々始まりそうで、これから準備を始める予定です。

だけどツイートにもある通り、今までの私は「周りから過度に期待されたくない人間」でした。

過度に期待されたくないから、自分ができること・やりたいことは極力言わない。任されたことだけを遂行するし、任されたことは自分でやると言ったことではないから、できなくても責任を逃れられる。

なんとなく、そんなふうに思っていたような気がします。

でも、気づいたら【期待されたくない<自分が好きなことで人生を埋めたい】に価値観が変わっていました。なぜそうなったのか、書いてみようと思います。

期待されたくない気持ち


私が周りから過度に期待されたくないと思うようになったのは、中学生の頃の経験が根底にあります。

小学生から中学生まで、私はピアノを習っていました。そもそも習い始めたのも遅いし、全然うまくなかったけど、「実はピアノを習っている」と言ってしまったことから合唱コンクールでピアノを弾くことになります。

冷静に考えればわかるのですが、私の通っていた学校には吹奏楽部だけではなくて弦楽器を扱う部活が他にあるくらい音楽が盛ん。

もちろんピアノを弾ける学生はたくさんいて、うまく弾けなかった私はとても恥ずかしい思いをしました。

この経験がきっかけになり、「自分からやると言ったことができないのは恥ずかしいことだ」「自分でやると名乗り出るのではなくて、やってほしいと言ってもらえる機会を待つことにしよう」と思うようになりました。


声をかけられる機会を待つこと


声をかけてもらえるとは、一見素敵なことのように思えます。

だけど同時に危うさもはらんでいて、「声をかけてもらえた」こと自体が自らの価値のように思えてしまい、やりたいことかどうかの判断を鈍らせてしまうと感じます。

実際私はそうで、大学生の頃の重要な選択も、社会人になってからのキャリアの選択も、「周りに声をかけてもらえたから」決めてしまいました。

「自分がそれをやりたいのか」、あるいは「それは自分にできそうか」と考える前に、「周りに声をかけてもらった=認めてもらっているからきっとやるべきなのだ」という前提が作られてしまっていたと思います。

これは必ずしもダメなことではないと思います。自分にはできないと思っていることを、周りに応援してもらえたからやってみたら実は自分に合っていた、なんてことはきっとあります。

だけど私は「周りから声をかけてもらったこと=うまくいかなくても逃げていいこと、自分に責任がないこと」のように捉えていたから、肝心なところで自分事にできなくて、失敗体験を積み上げてきてしまいました。

私がやりたいと手をあげること


そんな私がなぜ、自分がやりたいことに手をあげられるようになったのか。

それは、声をかけてもらったことをやる人生に、楽しみが見出せないと気づいたからです。

今年の2月に大きく体調を崩し、普通に働くことが難しい時期が1〜2ヶ月ありました。

この時期はフルリモートかつちょうど帰省していた時期で、環境的には最もいいはず。それなのに心も体もついてこなくて、何を改善すればいいのかわからず絶望しました。

そんなときに気づいたのが、私は好きなことを仕事にしていないから、働くこと自体に限界がきているのではないかということ。そこから一念発起して、好きなことを仕事にする挑戦をしています。

◆経緯はこちらに書きました☺︎


毎日こうしてnoteを書いたり、時間をとって自分と向き合ったりするうちに、やっと自分がやりたいことがわかってきました。

結果、ライターではなくエッセイストになることと、コーチングの提供者になることが今の私のやりたいこと。だからまずは毎日noteを書き続けるし、コーチングの提供ができるお仕事には応募してみるなどしています。

期待されたくない<自分が好きなことで人生を埋めたい


【期待されたくない<自分が好きなことで人生を埋めたい】と、価値観が変わったこと。この価値観にそって人生を動かし始めたので、少しずつ居心地のいい時間が増えています。

できることとやりたいこと、どちらで仕事を選択するのかは永遠に議論されることだと思いますが、いまの私の選択は圧倒的に後者です。

まだまだこの先何十年も仕事をするのだから、好きなことでお金をいただけるようになって、楽しく人生を進めていきたい。

そんなふうに、いまは思います。


◆よろしければこちらもどうぞ☺︎


7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️